ギンヤンマは都市部の池沼や河川でも、比較的よく見られるヤンマ科のトンボです。
普段は広い縄張り内の水面を、ほとんど休むことなく高速でパトロールしているので、飛翔状態でこれを
撮るしかないのですが、それには、かなり優れた動態視力や根気、それに高度な撮影技術を必要とします。
残念ながら、その何れにも恵まれない私に、撮影のチャンスが訪れるのはこの産卵時。
ギンヤンマは、水面に出た水生植物などに止まって、雌雄連結または雌が単独で植物の組織内に
産卵する習性があります。
画像はスイレンの葉に連結状態で止まって産卵しているペア。
さて、ギンヤンマと呼ばれるネーミングの根拠となる銀色ですが、体の何処にあるのでしょうかね?
こちらの画像は花を中心に撮りましたが、よく見ると花に止まるアオモンイトトンボが見えています
蓼科高原を起点として、北八ヶ岳や蓼科山方面に出かける際、登山の前日や下山後の時間を
手頃な予算でリッチに過ごしたいという方に、素敵なペンションがあるので紹介させて頂きます。
場所は北八ヶ岳ロープウェイの乗り場に隣接した、蓼科ピタラスの丘ペンション村で、ここには
数件の小さなペンションが立っていますが、そんな中のひとつ、遠くに北アルプスの峰々、白樺林の
向こうに蓼科山が一望できる貸切露天風呂を備えたハイランドリゾート・アゲイン。
露天風呂では自然につつまれた開放的な入浴が満喫できます。
料金は1泊2食付きで10,500~13,500円(今回は12,500円でした)
夕食は四季折々の素材を使った、フレンチ料理のちょっとリッチなコースディナーに、自家製の焼き立ての
パンや、フリードリンクのコーヒーや紅茶もうれしいサービスです。
樹林に囲まれた優しい山容のピークが連なる北八ヶ岳は、地面が深い緑色の苔に覆われた
静かな針葉樹の原生林を、ゆっくり時間をかけて歩く山です。
この時期には、足元に視線を落とすと、こんな可愛い花も目を楽しませてくれます。
コバノイチヤクソウ <ツツジ科 イチヤクソウ属> 常緑多年草
以前はイチヤクソウ科に分類されていたそうですが、現在一般的に使われているAPG分類体形では
イチヤクソウ科はツツジ科に含まれ、ツツジ目ツツジ科シャクジョウソウ亜科イチヤクソウ属となるそうです。
近似種のイチヤクソウは、和名からも想像できるように、利尿や体のむくみに効く漢方薬として使われ
草汁は虫さされなどの炎症を鎮める効果があるそうです。
北横岳へはロープウェイを利用すると約7分でピタラス山頂駅に到着し、観光客も登山者も
これを利用するのが一般的。
登山道入り口に向かう途中、”坪庭”と呼ばれる溶岩台地が目の前に広がり、日本庭園のような
風景が美しい。
登山道の入り口から約1時間で頂上直下の北横岳ヒュッテに着き、その後約10分で山頂に至る。
北横岳には南峰と北峰の2つの頂上がある。
頂上からの展望では、北西方面の蓼科山が真近に望まれ、南に目を向けると南八ヶ岳の山々が
見られるが、やはりここでも赤岳の存在感は抜群。
ここ迄なら比較的体力のない人にも易しいコースと言えるが、この後、双子池へは難コースの
大岳経由をパスして、一般コースで亀甲池に向かう場合でも、下りはかなり急傾斜で結構手ごわい。
北八ヶ岳の池巡りで最も美しいと言われる双子池。
池面に写りこんだ周囲の緑が実に美しい
そして美しい池にきっとあるはず?
悲しい恋の物語、やはりここにも・・・
昔、臼田近くの名主の息子与七郎と作男の娘お染は恋仲であったが、
これを知った名主はお染親子を村から追い出し、別に与七郎の結婚話を進めた
ちょうどその頃カラ雨の為大飢饉となり、村人達の間で双子竜神に人身御供を捧げることになった
買ってでるものもなく相変わらず飢饉は続いた。
これを知った与七郎はある夜、恋しいお染の名を呼びながら雄池に身を投じた。
それを聞いたお染も与七郎を慕って双子池に身を投げたが、間違って雌池を選んだ。
カラ雨は終わり、それ以降、双子池は年に一度増水して二つの池がつながるようになったが、
これは与七郎とお染の強い愛のきずなの為であると云う。(双子池ヒュッテHPより抜粋)
双子池(雄池)↓
双子池(雌池)↓