始めて訪れる山ですが、妻を伴い姫路市夢前にある明神山に行ってきました。
標高668m、裾を広げた美しい山容から播磨富士の別名で呼ばれますが、今回は
始めてのこともあり、オーソドックスにCコースから登りAコースを下りました。
思いのほか厳しく、岩稜を辿るスリル感いっぱいのアスレチックを楽しむ一日でした。
始めて訪れる山ですが、妻を伴い姫路市夢前にある明神山に行ってきました。
標高668m、裾を広げた美しい山容から播磨富士の別名で呼ばれますが、今回は
始めてのこともあり、オーソドックスにCコースから登りAコースを下りました。
思いのほか厳しく、岩稜を辿るスリル感いっぱいのアスレチックを楽しむ一日でした。
不安定な天気が続いた今秋ですが、10月4日から一週間の好天が期待できるという絶好のチャンス!
妻と一緒に、以前から登ってみたかった南アルプス仙丈ケ岳に出かけました。
伊那市の平地ではまだそれほど紅葉は進んでいませんでしたが、南アルプス林道バスが山岳地帯を
進むにつれてカツラ、ヤマブドウ、ナナカマド、カラマツなどの紅葉黄葉が鮮やかな色どりで目を楽しませ
てくれました。
仙丈ケ岳は南アルプスの女王と呼ばれ、日本百名山と花の百名山の両方に選ばれた美しい山で
一般に女性に人気が高いと言われています。
登山道もよく整備されているので、女性に優しい山とか何とか書いてあったような気がするのですが?
そこはやはり標高3000mを超える山、女性に優しい=老人にも優しいではないようです。
喘ぎながら登る自称マイペース派?の我等高齢者を尻目に、経験は浅くとも体力抜群の若い山ガール達は
足取りも軽くすいすいと・・・悔しいけど勝ち目はありませんよね
五合目大滝の頭付近の紅葉
六合目付近から見下ろした小仙丈尾根の風景です
紅葉したウラシマツツジ(六合目付近で撮影)
赤い実をいっぱいに付けたオオカメノキ
コケモモ、小さな実が何とも愛らしいですね
鳳凰三山を左手に眺めながら小仙丈ケ岳に向かいます
小仙丈ケ岳から見る甲斐駒ケ岳&摩利支天の雄姿、ここから見る黄葉の裾模様も実に素晴らしい
鋸岳とその奥に八ヶ岳連峰が見えています
小仙丈尾根から仙丈ケ岳頂上を望む
仙丈ケ岳頂上から見る北岳と富士山、日本の高山1位と2位のツーショットです
蓼科高原を起点として、北八ヶ岳や蓼科山方面に出かける際、登山の前日や下山後の時間を
手頃な予算でリッチに過ごしたいという方に、素敵なペンションがあるので紹介させて頂きます。
場所は北八ヶ岳ロープウェイの乗り場に隣接した、蓼科ピタラスの丘ペンション村で、ここには
数件の小さなペンションが立っていますが、そんな中のひとつ、遠くに北アルプスの峰々、白樺林の
向こうに蓼科山が一望できる貸切露天風呂を備えたハイランドリゾート・アゲイン。
露天風呂では自然につつまれた開放的な入浴が満喫できます。
料金は1泊2食付きで10,500~13,500円(今回は12,500円でした)
夕食は四季折々の素材を使った、フレンチ料理のちょっとリッチなコースディナーに、自家製の焼き立ての
パンや、フリードリンクのコーヒーや紅茶もうれしいサービスです。
北横岳へはロープウェイを利用すると約7分でピタラス山頂駅に到着し、観光客も登山者も
これを利用するのが一般的。
登山道入り口に向かう途中、”坪庭”と呼ばれる溶岩台地が目の前に広がり、日本庭園のような
風景が美しい。
登山道の入り口から約1時間で頂上直下の北横岳ヒュッテに着き、その後約10分で山頂に至る。
北横岳には南峰と北峰の2つの頂上がある。
頂上からの展望では、北西方面の蓼科山が真近に望まれ、南に目を向けると南八ヶ岳の山々が
見られるが、やはりここでも赤岳の存在感は抜群。
ここ迄なら比較的体力のない人にも易しいコースと言えるが、この後、双子池へは難コースの
大岳経由をパスして、一般コースで亀甲池に向かう場合でも、下りはかなり急傾斜で結構手ごわい。
北八ヶ岳の池巡りで最も美しいと言われる双子池。
池面に写りこんだ周囲の緑が実に美しい
そして美しい池にきっとあるはず?
悲しい恋の物語、やはりここにも・・・
昔、臼田近くの名主の息子与七郎と作男の娘お染は恋仲であったが、
これを知った名主はお染親子を村から追い出し、別に与七郎の結婚話を進めた
ちょうどその頃カラ雨の為大飢饉となり、村人達の間で双子竜神に人身御供を捧げることになった
買ってでるものもなく相変わらず飢饉は続いた。
これを知った与七郎はある夜、恋しいお染の名を呼びながら雄池に身を投じた。
それを聞いたお染も与七郎を慕って双子池に身を投げたが、間違って雌池を選んだ。
カラ雨は終わり、それ以降、双子池は年に一度増水して二つの池がつながるようになったが、
これは与七郎とお染の強い愛のきずなの為であると云う。(双子池ヒュッテHPより抜粋)
双子池(雄池)↓
双子池(雌池)↓
私にとって久しぶりの山行になりますが、2年前に一度登った奥秩父の甲武信岳です。
今回は、見ごろを迎えた十文字峠のアズマシャクナゲを見るのが目的で出かけました。
幸い、十文字峠のアズマシャクナゲは丁度見頃で、美しい花を存分に見ることができました。
出発地点の毛木平駐車場付近の雑木林に咲き乱れるコナシ(別名ズミ)の純白の清楚な花は
とても素敵で、華やかなシャクナゲの花とはまた別な感動を与えてくれました。
前日は白樺湖畔の白樺湖ビューホテル泊まり。
登山ベースとしてホテルを利用するのはちょっと贅沢かと思いましたが・・・・
この白樺湖ビューホテル、1泊2食付きで何と”大人おひとり様¥7800”という超格安ホテル。
その上、夕食はバイキングスタイルでお酒、焼酎、ビールは飲み放題、勿論、全て込み。
辛党には堪えきれないシステム。無料のカラオケルームまであります。
決して「安かろう悪かろう」ではありません。
今時の山小屋でも¥8000位は常識なのに、これには正直驚きました。
部屋はバス&トイレ付きで山小屋とは比較にならない清潔さ、なにしろホテルですからね(笑)
蓼科や北八ケ岳の登山ベースとして絶好の宿泊スポットだと思います。
さて、今回は楽に登れて眺めが良い山という妻のリクエストで、蓼科山に登ることにしました。
駐車場のすぐ横にあった立派な白樺の樹が美しい黄葉を見せています。
7合目登山口の蓼科神社鳥居、ここを潜って登りはじめます。
暫くは明るい林の中の緩やかな登りが続きます。
ナナカマドも美しく紅葉して、ちょうど今が見頃でしょうか
このあたりから進むにしたがって少しずつ傾斜が増していきます。
いよいよ本格的な登りにさしかかります
足元ではゴゼンタチバナが可愛い実を付けています。
こちらはシラタマノキ、実は食べるとほのかな甘みがあり、後にサロメチール?のような香りが残ります。
小一時間登ったところの将軍平に建つ蓼科山荘、ウッドデッキは利用客専用で、それ以外は有料らしい
因みに、コーヒー&ケーキのセット¥800等をオーダーすれば無料で利用できます。
蓼科山荘を過ぎると蓼科山はすぐ目前に聳えていますが、実はここからが
このコースの核心部で、蓼科山頂ヒュッテまで約30分、岩のゴロゴロした急登が続きます。
登っている背後の樹林が途切れて視界が開けるこのあたり、振り返ると中腹の紅葉風景が実に素晴らしい
ほどなく蓼科山頂ヒュッテに到着です。ここから頂上までは、溶岩が累々とした火口縁を南に5~6分進むと
蓼科山の頂上標柱と三角点標柱があります。
直下から見上げる頂上はこんな感じです
頂上に到着しました。
見渡す限りゴロゴロした溶岩でいっぱいの頂上は、ちょっとしたグラウンドほどの広さ
ここで、恒例の儀式?”三角点タッチ”
鉄パイプ製の鳥居はちょっと興ざめですが蓼科神社奥の院の祠です。
円錐形の独立した山容だけに眺めは抜群!この日は北東方向の浅間山はガスって見えませんでしたが、
北西方向の霧ヶ峰やその奥の槍ヶ岳をはじめ、北アルプスの峰々が眺望できました。
中央は槍と穂高を結ぶ大キレットあたりでしょうか
宝剣岳登頂後は、中岳を通って木曽駒ケ岳を目指しますが、登山道は広く傾斜も緩やで、これといった
危険個所もなく、歩きやすいコースです。
登山道の脇には、千畳敷カールでは見られなかった、背丈の低い植物の花が色々観察できます。
コケモモ<ツツジ科 スノキ属> 常緑小低木
和名は「苔桃」で、苔は地面を覆うという意味で、蘚苔類の苔ではありません。背は低いものの
ツツジ科の樹木で、ブルーベリーの近縁種です。花は秋には赤い実になり、食べられます。
ゴマノハグサ科 シオガマギク属> 多年草
和名は葉が4枚輪生することから付けられたようですが、必ず4枚ということでもなさそうです。
ミヤマアキノキリンソウ<キク科 アキノキリンソウ属> 多年草
和名は「深山秋の麒麟草」で、アキノキリンソウの高山型近縁種です。黄色が鮮やかなことから
コガネギク(黄金菊)とも呼ばれます。
ヒメウスユキソウ<キク科 ウスユキソウ属> 多年草
ヨーロッパアルプスに咲く、エーデルワイスの近縁種で、中央アルプス固有種のウスユキソウです。
ウスユキソウの仲間では最も小さい種類ですが、形の上ではエーデルワイスに一番良く似ています。
ヒメウスユキソウ(同上)
コマクサ<ケシ科 コマクサ属> 多年草
花の形が馬の顔に似ているところから和名は「駒草」です。少し大袈裟ですが、高山植物の女王
などと呼ばれています。
」
イワツメグサ<ナデシコ科 ハコベ属> 多年草
高山に生えるハコベの仲間です。一見、10弁花に見えていますが、2深裂した5弁花です。
1.5cmほどの小さな花ながら、群生する姿は見事です。
タカネツメクサ<ナデシコ科 タカネツメクサ属> 多年草
これも、1.5cm程の小さな花、集まって咲いている姿が何とも可愛らしいです
ゴゼンタチバナ<ミズキ科 ゴゼンタチバナ属> 多年草
ミズキ科の草本で、稜線上では主にハイマツの根元に小さな群落を作っています。4枚の白い花弁のように
見えているのは総苞弁で、花そのものは小さくてあまり目立ちません。
ウサギギク<キク科 ウサギギク属> 多年草
北方系のキク科植物で、千島やアリューシャンの草原にも咲いているそうですが、適度な湿り気が
必要らしく、砂礫などの乾燥した部分には生えず、他の植物の群落に入ることで水分を確保しているようです。
草丈のわりには大輪の花を咲かせ、明るい黄色の花は稜線では目立っています。
木曽駒ケ岳は山岳信仰の山、霧の中を降りてくる白い道衣姿の人達とすれ違いました。
頂上に着きました。残念ながらガスで展望はありません。
頂上には二つの駒ケ岳神社があります。
此方は木曽側にある「木曽駒ケ岳神社」です。
此方は伊那側に建つ「伊那駒ケ岳神社」です