山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

カイツブリ(鳰)

2014-01-20 22:44:02 | Weblog

琵琶湖は古典文学で「鳰の湖(におのうみ)」と呼ばれることがあります。

この「鳰」というのは、現在の和名で言うところのカイツブリのことだそうです。

関西のような温暖な地域では1年中見られる留鳥ですが、水鳥の観察シーズンである冬期には

カモ類の群れに混じって行動するので見る機会も多くなります。

水に潜って小魚やエビなどを捕えますが、潜水時間は比較的長く、潜った場所から

かなり離れた場所に浮あがります。

雌雄の羽色は同色で、繁殖期の行動を見ないかぎり見分けはできません。

カイツブリ<カイツブリ目 カイツブリ科>  留鳥

カイツブリ

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

カワセミ(翡翠)

2014-01-06 17:46:45 | Weblog

背中がコバルトブルー、腹面が明るいオレンジ色の美しい鳥

この鳥が撮りたくて野鳥撮影を始めたという人もかなりいらっしゃるのではないでしょうか。

比較的、都市部でも見ることのできる野鳥で、川筋を飛び交うものは警戒心が強くて

撮影チャンスは少ないものの、都市公園内の池などに住むものはかなり人慣れしていて

私のように、野鳥撮影用としては、200-500mmの望遠ズーム程度のレンズしか持っていない

ような人にも撮影は可能です。

画像の個体は枚方市の山田池で撮ったものですが、距離にして8~10㍍ほどのところに

10名ほどのギャラリーがカメラを構えているのを気にもせず、得意のダイビングショーを

繰り返していました。

カワセミ<ブッポウソウ目 カワセミ科>  留鳥または漂鳥 

カワセミ(オス)















カワセミ(オス)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ジョビ娘

2014-01-03 11:58:19 | Weblog

元日の朝、陽光の僅かな温もりの中に一羽のジョウビタキを見た

雄に比べて少し地味な羽色、何処となく優しい表情や可愛い仕草を見ると

この子はどうやら女の子のようだ

中国の東北部やロシアから数千キロの長旅で日本にやって来る冬鳥・・・

冬の日本海を渡るこの小さな渡り鳥の逞しさがふと頭をよぎった。

ジョウビタキ<スズメ目 ツグミ科>  冬鳥

和名は「常鶲」で、カッカッという鳴き声が火打石を打つ音に似ていることに由来する。

画像の個体は♀で、♂は下面のオレンジ色が鮮やかなことと、頭頂部が白っぽいところが

異なる点。滞在中は単独で過ごすが、春の渡りの時期、日本海側ではつがいになっている

ものが見られる。

ジョウビタキ















ジョウビタキ















ジョウビタキ

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする