造形的に面白い。傘の開いていないものは、イボだらけの鬼の金棒を連想させる。
それが由来でもないのだろうが、和名はシロオニタケ(白鬼茸)と呼ばれる。
テングタケ科で、毒の有無は不明。
造形的に面白い。傘の開いていないものは、イボだらけの鬼の金棒を連想させる。
それが由来でもないのだろうが、和名はシロオニタケ(白鬼茸)と呼ばれる。
テングタケ科で、毒の有無は不明。
ツチグリに似ているが、全体に白っぽくやや小さめ。
胞子が熟すると外皮が裂け、内皮の頂孔から胞子を飛ばす。
外皮はツチグリと同様、湿度に応じて開閉するので、「きのこの晴雨計」
ともよばれる。
<ヒメツチガキ科>
傘の径は1~1.5cmの小さなキノコ。落ち葉などの有機物を分解して無機物の
土に還元する「森の掃除屋」とも呼ばれる腐生菌の一種。
柄の部分は固く、指先で摘まむと針金をつまんでいるような感触がある。
傘の色には淡紅色、紫紅色、黄土色など変異が多い。水分は他のキノコ類より
少なく、乾燥させて本の頁間に挟んで押し花のようにして保存できる。
<ホウライタケ科 ホウライタケ属>
竹林などに稀に生えるスッポンタケの一種。
傘の内側、柄の上端近くから純白の網目のヴェールのような
菌網を広げる珍しいキノコだ。
このヴェールの成長の速さは植物界では随一といっていいだろう。
早朝から伸び始め、2~3時間後に完全に伸びきると、午前中には萎びて
姿を消してしまう。
かなりチャンスに恵まれないと、この姿をみることはできない。
照葉樹林の落ち葉が堆積した暗い林下に咲く、ラン科の植物で落ち葉の養分を
根に付着した共生菌を介して得る腐生植物。
葉緑素は無く全体的に白色に近い、和名は明治時代に長崎県で発見した
田代善太郎氏の名に因んで付けられたもの。
<ラン科 トラキチラン属 腐生植物>
環境省カテゴリー 準絶滅危惧種(NТ)
常緑林のやや暗い林床に生えるラン科の多年草です。
花茎は15~30cmで梅雨期の6~7月、茎の中間から先端にかけて暗紫色の
風変りな花を5~10個まばらにつきます。
花弁は唇弁と側花片2枚、萼片は背萼片と側萼片2枚という構成です。
<ラン科 クモキリソウ属 多年草>