山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

シロオニタケ(白鬼茸)

2021-07-20 16:41:12 | 菌類(きのこ)

造形的に面白い。傘の開いていないものは、イボだらけの鬼の金棒を連想させる。

それが由来でもないのだろうが、和名はシロオニタケ(白鬼茸)と呼ばれる。

テングタケ科で、毒の有無は不明。

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フクロツチガキ(袋土柿)

2021-07-17 16:42:09 | 菌類(きのこ)

ツチグリに似ているが、全体に白っぽくやや小さめ。

胞子が熟すると外皮が裂け、内皮の頂孔から胞子を飛ばす。

外皮はツチグリと同様、湿度に応じて開閉するので、「きのこの晴雨計」

ともよばれる。

<ヒメツチガキ科>

 

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ハナオチバタケ(花落ち葉茸)

2021-07-15 14:31:38 | 菌類(きのこ)

傘の径は1~1.5cmの小さなキノコ。落ち葉などの有機物を分解して無機物の

土に還元する「森の掃除屋」とも呼ばれる腐生菌の一種。

柄の部分は固く、指先で摘まむと針金をつまんでいるような感触がある。

傘の色には淡紅色、紫紅色、黄土色など変異が多い。水分は他のキノコ類より

少なく、乾燥させて本の頁間に挟んで押し花のようにして保存できる。

<ホウライタケ科 ホウライタケ属>

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アミガサタケ(編笠茸)

2021-07-13 16:36:59 | 菌類(きのこ)

竹林などに稀に生えるスッポンタケの一種。

傘の内側、柄の上端近くから純白の網目のヴェールのような

菌網を広げる珍しいキノコだ。

このヴェールの成長の速さは植物界では随一といっていいだろう。

早朝から伸び始め、2~3時間後に完全に伸びきると、午前中には萎びて

姿を消してしまう。

かなりチャンスに恵まれないと、この姿をみることはできない。

 

 

 

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タシロラン(田代蘭)

2021-07-10 14:29:59 | 単子葉類

照葉樹林の落ち葉が堆積した暗い林下に咲く、ラン科の植物で落ち葉の養分を

根に付着した共生菌を介して得る腐生植物。

葉緑素は無く全体的に白色に近い、和名は明治時代に長崎県で発見した

田代善太郎氏の名に因んで付けられたもの。

<ラン科 トラキチラン属 腐生植物>

環境省カテゴリー 準絶滅危惧種(NТ)

 

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コクラン(黒蘭)

2021-07-05 16:50:42 | 単子葉類

常緑林のやや暗い林床に生えるラン科の多年草です。

花茎は15~30cmで梅雨期の6~7月、茎の中間から先端にかけて暗紫色の

風変りな花を5~10個まばらにつきます。

花弁は唇弁と側花片2枚、萼片は背萼片と側萼片2枚という構成です。

<ラン科 クモキリソウ属 多年草>

 

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