山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

ミトー(メコン川河口)

2012-02-22 18:04:31 | Weblog

ミトーはホーチミン市から車で2時間ほどのメコン川の河口にある街でメコン川クルーズの

基点にもなっています。ここからモーター付きのクルーズ船で中州のタイソン島に上陸し、そして

手漕ぎの小さな船に乗り換え、両側にニッパヤシやマングローブの生い茂るミニジャングルを

奥へと進みます。

島にはマンゴーやバナナなどを栽培する農家や養蜂農家があり、フルーツや蜂蜜の試食が楽しめます。





























ジャックフルーツ
果物としては世界最大かも知れません。大人の頭ほどあり、果肉は繊維質でパイナップルのような味がします。
形はドリアンによく似ていますが、それほど臭みはありません。












 

ウォーターアップル
果肉は白くシャリシャリした食感があります。少し酸味がありますが味は淡白なため
塩水か砂糖水に漬けながら食べます。












 

ここでは養蜂も盛んで、ニホンミツバチに比べると体が一回り小さいミツバチが使われています。
お勧めは生ローヤルゼリー30gX6本入りのセット、純粋蜂蜜1本を付けて50us$と格安。

 



 

 

 

 

 

養蜂農家に飼われているペットのニシキヘビちゃんです。こんなことをして記念写真が撮れます。





























再びミトーに戻ってオープンハウスでの昼食、川風があって涼しく快適です。ピンクのアオザイがよく似合う
このお姉さんはこの店の看板娘?










 


 

グレートボールオブライス
ボーリングの玉位に膨らました餅を丸揚げにしたものです。最初はどうして食べるのか迷いましたが
店の人がハサミで小さく切ってくれました。ビールとよく合います。






























エレファントフィッシュ(象耳魚)の丸揚げ
ライスペーパーに魚の身と生野菜を一緒に包んで生春巻きとし、ヌクマム(魚醤)を漬けて食べます。

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

統一会堂(旧大統領官邸)

2012-02-19 18:06:06 | Weblog

アメリカの支持を受けていた南ベトナム政権時代の大統領官邸を博物館にしたもの。

1975年4月30日、南ベトナム解放民族戦線の戦車が正面から突入し占拠、南ベトナム政権側

の無条件降伏によって30年に渡るベトナム戦争が終結した歴史の舞台でもあります。

内部には内閣会議室や地下司令部など100以上の部屋があり、一部が当時のままの状態

で一般に公開されています。









 

 



正門を破っての突入に使われた中国製T-54戦車、前庭に展示されています。















大統領執務室




































 









脱出のために米軍が用意したヘリコプター実際には使われず、ズオン・バン・ミン大統領は執務室にとどまった














民族衣装アオザイを着た学生さん。スリムな体形のベトナム女性にはアオザイがよく似合います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

サイゴン大教会(ホーチミン市)

2012-02-17 22:33:59 | Weblog

2日間アンコール遺跡を巡った翌日はベトナム南部の大都市ホーチミンに向かいました。

ここは南ベトナム政権時代はサイゴンと呼ばれていて、ベトナム戦争終結後はホーチミンと

名前を変え、目覚ましい発展を続けるベトナム経済の中心地で、街全体の雰囲気は明るく

活気に満ちています。

画像はホーチミン市内の観光スポットの一つ、サイゴン大教会(聖母マリア教会)です。

19世紀に建てられた2つの尖塔からなる赤レンガ造りの美しい教会で、普段は閉鎖されて

いますが、ミサの午後は一般に公開されているそうです。

この日はテト(旧正月)の最終日でしたが、この教会で結婚式を挙げる2組のカップルの

幸せそうな姿が見られました。

サイゴン大教会



















































































コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アプサラダンス

2012-02-12 23:00:37 | Weblog

シェリムアップでの2日目の夜はレストランで古典舞踊「アプサラダンス」を鑑賞しながらの

夕食になりました。

このアプサラダンスは9世紀ごろから宮廷で舞われていたもので、アプサラスは天使・天女 を

意味しています。物語は「ラーマーヤナ物語」などヒンドゥ教系の紀元前古代インドの伝承文学

を題材にしたものが中心となっています。

1975年から4年間、カンボジアを支配したポルポト政権が知識人や文化人を大量に虐殺する

なかで、アプサラダンスの先生や踊り子達もその9割が殺されてしまったそうです。

これによって伝統が途絶えるかと思われましたが、残された数人の踊り子や演奏家によって

伝統は受け継がれました。今では多くの芸術家が育ち、新しい創作舞踊なども加わり、少しづつ復活

を遂げています。 

しかし、ポルポト政権がカンボジアの人達に与えた災厄と苦しみは聞けば聞くほどに

計りしれないものがあります。

アプサラダンス














アプサラダンス














アプサラダンス













カンボジア風どじょう掬い?
アプサラダンス

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ホー・チ・ミン廟

2012-02-04 17:22:53 | Weblog

ハノイ観光で最初に訪れるのが、このホー・チ・ミン廟。

フランスの植民地統治時代からベトナム戦争までのベトナム革命を指導した

初代ベトナム民主共和国主席ホー・チ・ミンの遺体が安置されています。

午前中は内部を見学できますが私語や撮影は勿論のこと、半ズボン、ミニスカート、

サングラスの着用が禁止され、カメラや大きな手荷物は入り口で預けることになります。

 

 



 

 






生前、自らが個人崇拝の対象になることを嫌ったホー・チ・ミンの遺書には、遺体は

火葬にして、北部、中部、南部に分割して埋葬すること。戦勝後は農業合作社の税金を

1年間免除することなどが書かれてありましたが、当初、公開された遺書はこの部分を

削除して発表されました。

個人崇拝に繋がる墓や霊廟の建設を望まなかった彼の意向は霊廟建設で完全に無視された

形ですが、死後20年に当たる1989年、ベトナム共産党政治局は削除部分を含む全文を公開

するにあたって、全人民、特に生前に会うことができなかった南部の人民のために遺体の保存を

決定したことを説明しています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

テト(ベトナムの正月)のハノイ街角風景

2012-02-03 19:45:34 | Weblog

東南アジアの社会主義国ベトナムの首都ハノイに着いたのは1月25日の午後2時です。

テト(旧正月)の最中なので、さぞかし人出も多く賑やかな雰囲気だろうと思っていましたが、

意外と街の中心部は落ち着いていていました。

ガイドの人の話ではベトナムの人たちは、正月を家でのんびり過ごす人が多いとのこと、

繁華街の店もほとんどはシャッターを降ろして休んでいます。

それに引き換え、街で姿の目立つのは春節(中国の旧正月)を利用してやって来た中国人の

観光客の多いこと・・・















朝夕は市民の憩いの場となるホアンキエム湖畔、金色のオブジェは蓮の花を表しています。



















 

 

 




 

13世紀に元の侵攻を撃退したチャン・ホン・ダオ将軍が祀られている玉山祠へ続く太鼓橋

 

 






 




ハノイ名物の人力タクシー「シクロ」、単車の多い街中の観光にはこれが最適かも






























観光客に人気のある水上人形劇の劇場、ここでも飛び交っているのは中国語、勿論、日本人や韓国人の
観光客もいますが、民族性の違い?中国人は大きな声でよく喋るので、すぐそれと判ります。















李朝時代の1049年に建立された仏教寺院内の楼閣「一柱寺」、名前の通り一本の太い柱の上に建てられた
珍しい建物、蓮の花を模しているそうです。














楼閣内に祭られている観音像、最近に作られたものらしく、光背にはLEDが使われています。















ほとんどの飲食店は閉まっていますが歩道上の屋台は正月休みを楽しむ若者達で賑わっています。
戦争を知らない世代にとってベトナム戦争はもはや遠い過去の歴史なのかも知れません。
街で見る若者達の姿からは、嘗て多くの社会主義国で見られたような陰鬱な雰囲気は感じられません。












 

ベトナム風お好み焼き?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする