山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

リョクショウグサレキン(緑青腐菌)

2021-10-20 15:24:23 | 菌類(きのこ)

林床の倒木や折れた枯れ枝に発生する腐朽菌の一種です。

菌糸が緑青色の色素を持ち、菌糸の伸びた腐朽材も緑青に染まります。

子実体(きのこ)の傘の径は大きいもので約2mm程度。

色素は染物に利用されることもあります。

<子嚢菌 ビョウタケ目 ビョウタケ科>

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キイボカサタケ(黄疣傘茸)

2021-10-07 11:21:01 | 菌類(きのこ)

円錐形の傘のてっぺんが、疣のように突き出た華奢なきのこです。

近似種にシロイボカサタケ、アカイボカサタケなどがありますが、

色の違い以外はほとんど同じ。有毒と言われています。

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カバイロツルタケ(樺色鶴茸)

2021-10-05 16:57:54 | 菌類(きのこ)

テングタケ科のツルタケの変種ですが、一般にこちらの方がよく

見かけます。一応、可食とされていますが、生食では中毒します。

傘のサイズの割には長い柄を持ち、鶴の立ち姿を連想させるのが

和名の由来。

 

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ナンバンギセル(南蛮煙管)

2021-10-03 17:29:38 | 双子葉合弁花

一年草の寄生植物で、ススキやミョウガなどの単子葉植物の根に

寄生します。全体に無毛で茎は地上に出ず、鱗片状の葉のわきから

15~20cmの花柄を直立させて、先端に淡紫色で大型の花を横向きに

付けます。和名はキセルに似た花の形によるものです。

「道の辺の雄花が下の思ひ草 いまさらさらに何をか思はむ(万葉集)

古くは「思い草」と呼ばれていたようですね。

<ハマウツボ科 ナンバンギセル属 一年草>

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