ススキなどの根に寄生するハマウツボ科の一年草。
花の形が西洋人の使う煙管に似ていることからの命名ですが、南蛮という言葉の
響きには何ともレトロチックな趣が感じられます。
万葉集では思い草の名で登場します。
「道の辺の尾花が下の思ひ草 いまさらさらに何をかおもはむ」
ススキなどの根に寄生するハマウツボ科の一年草。
花の形が西洋人の使う煙管に似ていることからの命名ですが、南蛮という言葉の
響きには何ともレトロチックな趣が感じられます。
万葉集では思い草の名で登場します。
「道の辺の尾花が下の思ひ草 いまさらさらに何をかおもはむ」
現在、環境省のレッドリストにはありませんが、16の都道府県で絶滅危惧種に選定される
希少な種類のバッタです。(京都府カテゴリー絶滅危惧種Ⅱ)
主な特徴は複眼にある6本の縦筋と、前胸上面に和名の由来となった両側に淡黄色の
縁取りのある黒い大きな斑紋です。
所謂「原っぱ」と呼ばれるイネ科植物の疎に生えるような空き地で普通に見られたバッタ
だったと思われますが、そういった空き地が土木開発による土壌や植生の変化によって
棲息環境が失われ、本種の急激な減少に繋がったと思われます。
キオビミズメイガ
ツトガ科/ミズメイガ亜科
前翅長は20~24mm、本種は体長と比べてかなり長い脚が特徴。
ミズメイガ亜科の蛾は幼虫期を淡水中で過ごし、水中の蘚類を食草としています。
これは蛾の仲間としては珍しい生態と言えます。
シロモンノメイガ
ツトガ科/ノメイガ亜科
前翅長は10mm程、黒地に水玉模様のかなりお洒落な雰囲気を持った小さな蛾です。
農地周辺の草地などで見かけますが、どちらかと言えば山地に多いようです。
幼虫の食草は特定されていません。