山と自然の雑学ノート

山歩き&散歩道で出会った植物などの記録

イノモトソウ(井の許草)

2021-01-11 15:48:42 | 羊歯植物

イノモトソウは常緑の羊歯類で、比較的人家に近い山地の林縁などに見られます。

この時期の葉身は幅が広く、片縁には鋸歯のあって「栄養葉」と呼ばれています。

この栄養葉の葉裏には胞子嚢はありません。

これに対して春以降に立ち上がるものは「胞子葉」と呼ばれ、これより葉身の幅が

狭く辺縁は裏側に巻き込む形になっていて、この巻き込んだ辺縁に沿って線状に胞子嚢

が形成されています。

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ハカタシダ(博多羊歯)

2021-01-04 16:29:51 | 羊歯植物

オシダ科カナワラビ属の常緑性シダ類です。

和名の印象では九州固有種のようですが、斑入りの葉が博多帯を連想させる

ことに由来するようです。

画像のような斑入りのものは、葉が美しいことから栽培されることもありますが

希少な存在なので採取は望ましくないと思います。

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ヘラシダ(箆羊歯)

2021-01-03 16:46:51 | 羊歯植物

イワデンタ科シケシダ属で常緑の単葉シダです。

山地の水が常時流れているような崖によくみられる種類です。

 

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