イノモトソウは常緑の羊歯類で、比較的人家に近い山地の林縁などに見られます。
この時期の葉身は幅が広く、片縁には鋸歯のあって「栄養葉」と呼ばれています。
この栄養葉の葉裏には胞子嚢はありません。
これに対して春以降に立ち上がるものは「胞子葉」と呼ばれ、これより葉身の幅が
狭く辺縁は裏側に巻き込む形になっていて、この巻き込んだ辺縁に沿って線状に胞子嚢
が形成されています。
イノモトソウは常緑の羊歯類で、比較的人家に近い山地の林縁などに見られます。
この時期の葉身は幅が広く、片縁には鋸歯のあって「栄養葉」と呼ばれています。
この栄養葉の葉裏には胞子嚢はありません。
これに対して春以降に立ち上がるものは「胞子葉」と呼ばれ、これより葉身の幅が
狭く辺縁は裏側に巻き込む形になっていて、この巻き込んだ辺縁に沿って線状に胞子嚢
が形成されています。
オシダ科カナワラビ属の常緑性シダ類です。
和名の印象では九州固有種のようですが、斑入りの葉が博多帯を連想させる
ことに由来するようです。
画像のような斑入りのものは、葉が美しいことから栽培されることもありますが
希少な存在なので採取は望ましくないと思います。