竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

今年はだめかも

2011-04-30 21:41:02 | Weblog

  

  ここ1月ほど、白鳥の子が生まれることを、楽しみに待っていたが、今年は、どうもうまくいかなかったようである。

  4月30日、温めていた卵が孵る頃ではと思い、パンを一包み持って旧小貝川へ行った。

  白鳥は、いつもいるところから3kmくらいの福祉センター近くの沼にいた。昨年、孵った子だろうかと思ったが、そうではなかった。

  口笛を吹くと近くに来た。パンを人の手から直接、嘴で取って食べた。これは、以前からいる親の白鳥がやっていた行動で、子はそれほど慣れてはいなかった。

  そこで、いつもの餌場へ行くと、白鳥は一羽も居なかった。また抱卵していると思われた葦の浮島は、増水して水浸しのようであり、そこにも白鳥はいなかった。

  増水で水中に卵を失い、夫婦で、福祉センターの方へ移動して来たようである。

  まだ時季が早いので、もう一度、卵を産んで温めることを期待したいが、今年はだめかもしれない。

  しっかりした地面に巣を作れば、水にやられることは無いが、犬、蛇、烏などに狙われやすい。そのような点で安全な水上では、今回のようなことになる。いずれにも良い場所はなかなか無い。

 

  白鳥達がやってきた

 

  近づいてきた 

 

手前がオスで、向こうがメス、オスの方が人に慣れている 

 

 

  連休の始まりで、旧小貝川には、大勢釣り人が来ていた、沼に残される釣り糸や釣り針が増えそうで、心配である。

  龍ヶ崎市には、牛久沼に沢山の白鳥がおり、他に、牛久沼に流れ込む川にいたり、小貝川に出ているものもいる。それらのところでも、新しい誕生が期待できる。  

 

 

 

 

 


八重桜並木

2011-04-27 21:01:53 | Weblog

 

  桜並木として多いのは、染井吉野であるが、近くの小柴には、八重桜並木があり、なかなか見事であり、今、見頃を迎えている。

  ここで紹介するのは、4月26日の朝の桜並木通りの様子である。

 

 

 

  花も一輪ごとに、重厚で立派である。

 

   桜とつつじの競演も素晴らしい。

 

  桜の向こうに、田園地帯、住宅が見える。

 

 

  ここの桜は、まだ若いが、他とは異なり、特徴のある並木で、名所の一つに成長しつつある。八重桜を最後に今年の花見シーズンは終わる。

  5月2日、八重桜は峠を越えつつあるが、下の水田には水が入り、桜も水に映って、初夏の装いに変わりつつある。

  

  木はまだ若いが、毎年、着実に成長している。

 

 

 

 

 

 


蛇沼

2011-04-24 11:48:35 | Weblog

  

  龍ヶ崎ニュータウンの北部、北竜台地区に蛇沼という幅100m、長さ500m位の沼がある。何となく気味の悪い名前であるが、未だそこで蛇を見たことはない。しかし、「まむしに注意」などという立て札を見ると、冬眠期を除いては、草むらには入らないようにしている。

  自然公園としての状態を保とうとしているようで、できる限り人工的なことはしないようにしているようだ。

  そのため、岸には笹がそのまま残り、人が沼を見るのはその笹越しである。沼の写真を撮りたくても水辺からは撮れない。

  岸辺に沿って散歩道でもあったらと思うが、そのようにする気配は全くない。

 

  日の出後、少し靄のかかった頃に通りかかると、水面で鴨が戯れていた。

 

  

 

  

 

 

  また、雨上がりの朝、通りかかると、雨に洗われた新緑が、輝いて見えた。

 

 

 

  沼からは、一本の小川が流れ出し、谷津と呼ばれる湿地帯を作っている。

 

  私は、気持ちの良い朝は、愛犬とともにこのあたりを散歩している。

 

 

 

 

 

 

 


待たれる誕生

2011-04-15 19:03:10 | Weblog

  

  旧小貝川に住みついている白鳥夫婦に、少なくとも半月以上にわたって、抱卵の様子が見られるので、今年も子供の誕生が期待されている。

  2月頃までは、2羽が給餌場に一緒に居ることが多かった。

  3月16日に行くと、沼の中央付近に居たようで、口笛を吹くと一羽だけ泳いで来たが、間もなく、もう一羽が飛んできた。どうも別々に行動をしていたようで、そのようなことはそれまでなかった。

  まず一羽が来た。

  後からもう一羽が飛んできた。

 

  合流すると、2羽で与えた草やパンを食べていた。

 

 3月31日に行くと、一羽は枯れた葦の中に巣を作ってじっとしていた。

  もう一羽は、給餌場にいた。

 

 4月14日に、そろそろ卵が孵って、子供が生まれているだろうかと、行ってみたが、状況は半月前と、変わりはなかった。 

 一羽は、水に囲まれた葦の上に座り、首を伸ばして周囲の枯れた葦を引き寄せ、巣を増強しているようであった。 餌を与えたくても岸から10m以上離れているので、できなかった。これは、食事をどうしているのかわからなかった。

  もう一羽は、前回同様給餌場にいて、餌を与えると食べていた。1年近く前、足にルアー針をかけた時に網で捕まえてはずしたことがあり、その後警戒心が強くなっていたが、今は、そのときの警戒心も冷めて、人が指で挟んだパンを直接嘴で取って食べたりしている。

   これはオスのようであるが、自分だけ食べていて、抱卵しているメスに餌を運んだりしているようには見えなかった。またメスを手助けするようにも見えない。前年は、巣と給餌場が近かったが、今年は数百メートルは離れているので、別々に行動している。

   夫婦が協力しないと、蛇や烏に襲われることがあるので心配になる。また、釣り船が、巣の付近でも釣り糸を垂れるのでこれも心配の種である。

 

  4月21日に行った時にも、事態は変わっていなかった。メスは巣にじっとしていた。座りながら枯れた葦を集めているので、巣の周りが以前よりかなり高くなっていた。卵がころげ落ちる心配はなさそうであった。オスは相変わらず給餌場の近くにいて、人が来ると、近づいて餌を貰っていた。

 

 

 


近隣の桜

2011-04-14 05:20:58 | Weblog

  

  近隣には学校や公園がいくつかアリ、それぞれ桜が咲いている。これらは、4月10日から13日にかけての桜の写真である。

愛国学園の桜、4月10日  写真グループの人達が来ていた

 

若柴公園

      日の出前

  

 

日の出後

 

松葉小学校の堤と下の遊歩道

桜のトンネル

 

大羽谷津

  

 

若柴公園の夜    4月13日

 

 

 

  桜は、それぞれいいもんだ。

 

 

 

 

 

 

 


般若院の桜

2011-04-07 10:00:48 | Weblog

  

  龍ヶ崎市の般若院の桜の大木は樹齢400年ほどになり、茨城県はもとより、全国的に見ても名木である。

  今年は、開花が遅れていたが、近くを通りかかった人が、満開のようだというので、4月7日、日の出前頃から、行ってみた。

  桜の花はまさに満開であった。午前5時頃到着したが、周囲に人は居ず、静寂に包まれていた。

  近年、樹勢が衰えているようで、昨年は花の数も少ないように感じていたが、今年は、かなり勢いを取り戻し、花も沢山付けているようだった。

 

   早朝の枝垂れ桜

 

 

                       幹も補強されている  

 

 

                             桜木の全景

 

                        今年は、花の密度が濃いようだ

 

         いろいろな枝が出て、花のスクリーンのようであった

 

  

                 寺の大屋根に負けないような大枝に、沢山の花が付いていた

 

 

  途中で現れた人が、桜木に近い一角に折りたたみ椅子をセットして座り、四角い箱を開けて、桜を見ながら何かしているようだった。写生でもしているのかと思ったが、よく見ると、寿司の弁当のようなものを食べながら、桜を観賞しているようであった。食べ終わると、去って行った。

  こんな花見も悪くはないな、と思った。 

 

  般若院の桜は、エドヒガン桜であり、多くの桜の中では早咲きの部類に属するが、これから、染井吉野、八重桜と順次咲き、4月下旬まで、桜を楽しめるものと期待している。