竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

撞舞2010

2010-07-28 11:05:16 | Weblog
 
  龍ヶ崎市で最も知られているイベントの一つの「撞舞(つくまい)」が、今年は7月25日(日)の夕方、根町において行われた。

  今年は、7月3日に撞舞に関する講演会も行われ、ある程度の予備知識を持って、当日を迎えることができた。

  舞男は、昨年同様、谷本さんと大石さんの二人で、薄暮の空の下、大勢の観衆の見守る中、14mの撞柱の上で儀式、演技は順調に進められ、6時45分頃、無事終了した。


撞舞に関する講演会
7月3日、鈴木、岡沢両氏により、歴史民俗資料館にて

歴史と伝統に裏付けられて継承されていることを知る。




佐貫駅前には撞舞の幟が掲げられていた。





撞舞当日の根町

まず、おかめ、ひょっとこの出るお囃子が演奏された。




勇壮な龍神太鼓

中山市長も熱演




壇上での儀式や準備も整った。




舞男達は柱を登り始めた。




途中での演技




円座に上がると、弓で四方に矢を射る。




円座上で仰向けになり、扇を使う。




円座上の逆立ち




綱を滑り降り、途中で綱を使った演技をする。

その後、綱を円座まで登る。




撞柱を逆さまに下る。

撞舞は無事終了




神馬を追う儀式

 


  

その後、雨乞いの儀式が通じたのか、雨が降り始めた。



  今回、近くのビルの屋上からアップで撞舞を撮影することができた。しかし、そのようなことは初めてで、そのような際の撮り方を考えていなかったので、その機会をうまく生かせなかった。

  撞舞のスリリングな感じを表現するためには、これまでのように地上から撮った方が良いのではとも思われた。









夏祭り2010

2010-07-25 03:53:42 | Weblog
  
  龍ヶ崎ニュータウン恒例の夏祭りは、最初の入居以来、毎年、欠かさず行われ、今年は29回目を迎え、松葉小学校の校庭で行われた。

  この間、いろいろな変動を経て、今日に至っているが、高齢化や少子化も進み、このような行事の姿も徐々に変わってきた。

  それでも、子供達や若い人達は楽しみにしているようで、沢山の人々が、集まって来た。


開催案内のポスターは1ヶ月以上前から




会場の正門




まず、子供御輿が盛り上げた。




元気に、わっしょい!




いろいろな模擬店が出ていた。




金魚すくいは、なかなか人気がある。




可愛い着物で




友達と会場巡り




人気店には長い列が




わたあめも人気がある。




勇壮な龍神太鼓で盛り上げる。







日が落ちて、盆踊りが始まった。




壇上では、踊りの名手が、







周囲には2~3重の輪ができた。





  このところ、一週間ほど連日の猛暑で、参っていたところであるが、この日は午後から夜半にかけて、にわか雨も懸念されていた。幸い、降ることもなく無事に終了した。







別所のハス田

2010-07-18 16:16:53 | Weblog
  
  7月18日、今年、初めて別所町へ行った。昨年8月に行った時、ハスがちょうど満開で、今年はそれに比べるとまだ早めなので、どうかと思ったが、少し早めに思えたが、ほぼ満開で、沢山の花が咲いていた。

  水田地帯の中に遠目にも華やかな花のある田がいくつか見えて来る。その一つに行った。

















ここも、知る人ぞ知るハスの名所である。

 

牛久沼水辺公園のハス

2010-07-17 10:38:33 | Weblog
  
  7月17日朝、青空に流れる白雲に誘われて、牛久沼へ行った。岸辺の水面の遠くから見ると、水辺公園に人々が集まって何かしているのが見えた。

  龍ヶ崎市内の写真クラブの人々が、ハスの花の撮影会をしていた。

  数年前に市内の人が、ご自分のハス田から苗を分けて植えた後、面倒を見る人々の尽力があって、株が増え、花が沢山咲くようになり、今が盛りのようであった。


朝の牛久沼




人々が集まっていた。
ハスの写真を撮っていた。




花がいくつも咲いていた。




花を近くから撮ることもできる。




いろいろな角度から撮影




つぼみのものもある。





開いた花も美しい。




花びらも花托も美しい。




花に蜂が来ていた<。/P>



ここは、牛久沼の白鳥たちのいる直ぐ近くであり、
それほど広くはないが、行きやすい場所である。
白鳥やお花畑とともに、ハスも人に注目される存在になった。




梅雨の合間の牛久沼

2010-07-15 03:57:26 | Weblog
 
  九州や西日本では、豪雨が続き、大きな被害が出ているようだが、関東地方では、梅雨も終わりに近づき、雨の間に晴れ間が多く見られるようになってきた。

  7月14日の午後5時頃、青空に夏の白い雲が浮かんでいたので、久しぶりに牛久沼へ行ってみた。風が強く、波が立っていたが、このような時を待って、ウインドサーフインを楽しむ人が、あちこちに見られた。


光る牛久沼




水辺公園の蓮も咲き始めた

 


強い風でウインドサーフインを楽しむ人々







龍ヶ崎大橋から見た牛久沼


龍ヶ崎大橋は、車で来た時の龍ヶ崎市の表玄関である。
市街地から国道6号線に向けて林の中を抜けて開けた時、
橋から見る広々とした牛久沼は、息をのむ素晴らしさである。



梅雨明けは、もうじきのようである。





蜜蜂の引っ越し

2010-07-03 16:26:56 | Weblog
  
  7月3日、早朝、庭の木の剪定をしていると、月桂樹の枝の下に黒い風船のような物がぶら下がり、柔らかそうで、時々、弾力的に形が変わっているように見える。

  よく見ると、どうも蜂の塊のようである。それがわかると、血の気が引くような気がした。

  それまでその木の上方の枝を高枝ハサミで数本切り落としたところで、もし、うっかり、その塊を枝や葉と思って、ハサミをその塊に入れていたら、とんでもないことになっていた、と思われたからである。

  大きさから判断すると、スズメバチではなさそうであるが、菜の花に来ている小さな蜜蜂よりは、少し大きそうに見える。

  真下から見上げると、1mくらい離れているが、楕円体のようで直径20~25cm、長さが30cmくらいある。それが全て蜂の上に蜂が掴まってそのように大きな塊になっている。自重で伸びたり縮んだりしているようである。

  どうも不思議な物を見ているようだ。生命の神秘を感じる。


月桂樹の密集した枝の下に何かが



昆虫の集団のようだ



蜂だ



蜜蜂だ



  どう処置したものか迷ったが、近隣の人に聞いてみると、そのような蜂が来た家があり、数日でどこかへ行ってしまうそうであり、見守ることにした。

  蜜蜂は、女王蜂を中心にして数万匹で一つの集団を形成しているが、新しい女王蜂が誕生すると、それまでの女王は、集団の3分の1くらいを引き連れて、その巣を離れ、新しい住処を求めで移動するようである。

  移動の途中で、暫定的に今回のような蜂の塊をつくり、新居が決まると移動していく。今回も、蜂の多くは塊を形成しているが、周りを飛び交っている蜂も結構いる。それらは偵察隊となって新しい住処を探しているのかも知れない。

  それにしてもこれはどこから来たのかという疑問がある。いずれかの養蜂家の蜂密収集用の蜂が逃げてきたのか、あるいは、近くの里山や林に居た野生の蜂であろうか? ここは住宅団地の中であり、住宅地に野生の蜜蜂の集団がいるものであろうか。

  どのようになるか注目したい。

  なお、「蜂団子」なるものがあり、このような蜂の塊を指すのかと思ったが、そうではなく、蜜蜂がスズメバチに襲われた時、沢山の蜜蜂がスズメバチを包んで、高温でスズメバチを殺してしまうが、そのために造られる蜂の塊を指すようである。

   
  
  翌朝、未だ暗い4時半頃、蜂はどうしているか気になって、見に行くと、蜂は一匹残らずいなくなっていた。前日、日暮れ頃見た時はちゃんと蜂の塊があったので、夜、まだ暗い内にどこかへ移って行ったとしか考えられない。

翌朝の同じ場所 ・ もう何も居ない



  元々、いつ来たのかはっきりしないが、気がついたのは3日の早朝であり、居なくなっていたのは次の朝であるから、丸一日くらい滞在していたのかも知れない。

  いつまでも居られても困るが、半分愛着がわいていたので、居なくなって少し寂しいような気もした。