龍ヶ崎ニュータウンの北部、北竜台地区に蛇沼という幅100m、長さ500m位の沼がある。何となく気味の悪い名前であるが、未だそこで蛇を見たことはない。しかし、「まむしに注意」などという立て札を見ると、冬眠期を除いては、草むらには入らないようにしている。
自然公園としての状態を保とうとしているようで、できる限り人工的なことはしないようにしているようだ。
そのため、岸には笹がそのまま残り、人が沼を見るのはその笹越しである。沼の写真を撮りたくても水辺からは撮れない。
岸辺に沿って散歩道でもあったらと思うが、そのようにする気配は全くない。
日の出後、少し靄のかかった頃に通りかかると、水面で鴨が戯れていた。
また、雨上がりの朝、通りかかると、雨に洗われた新緑が、輝いて見えた。
沼からは、一本の小川が流れ出し、谷津と呼ばれる湿地帯を作っている。
私は、気持ちの良い朝は、愛犬とともにこのあたりを散歩している。