竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

龍ぼん祭

2009-08-23 11:31:15 | Weblog
  
  「龍ぼん祭」が、8月22日(土)午後4時~9時、龍ヶ崎文化会館駐車場で開かれた。なお、「龍ぼん祭」とは、「龍ヶ崎盆踊り祭り」を短くした名前である。

  市内では、これまで各地区毎の盆踊りは開かれていたようであるが、市をあげての盆踊り大会は、今回が初めてのようである。

  会場の中央に櫓が組まれ、周りに飲食物の露店、子供向けの売店、模擬店、休息のためのテント、本部席、等々が設置されていた。

  午後4時から、ハワイアンバンド演奏とフラダンス、女性バンド演奏、龍神太鼓演奏などが行われた。

  午後6時半頃から櫓を取り巻いて盆踊りが繰り広げられた。

  龍ヶ崎の地元の踊りの「龍ヶ崎錦」、「RYUとぴあ音頭」、「龍ヶ崎かっぱ踊り」、その他、「炭坑節」、「東京音頭」、「南の島のカメハメハ」なども踊られ、大いに盛り上がった。


龍ヶ崎文化会館前の会場




ハワイアンバンドでスタート










女性バンドの演奏




龍神太鼓演奏




子供達に太鼓演奏指導




子供達の太鼓演奏




この鏡餅の重さはどの位?

推定値を投票し、あたると景品が出る




串田市長の挨拶




会場全景




盆踊り風景












  今回の龍ぼん祭は、演奏や踊りに力を入れている人達の協力もあって、一応の成功を見たように思うが、「市を上げて」とか「一般の人も加わって」というには間がある。

  広く市内全域から大勢の人を集めるには、交通、駐車場などの問題もあり、なかなか難しい。

  第2回以降をどのようにするか、検討を要する問題である。





小貝川へ沈む太陽

2009-08-15 09:57:29 | Weblog
  
  8月14日、久しぶりに一日中晴れて、空気も澄んでいたので夕方の小貝川に行った。爽やかな風も吹いており、堤の上には、何人も散歩に来ていた。

  西の空の地平線近くには、縞模様の雲があり、太陽は、濃いところで隠れ、薄いところで現れてを繰り返しながら、徐々に高度を下げていた。

  最後は雲に隠れて日没となると思っていたが、雲に隠れることなく堤レベルの建造物のシルエットに到達し、消えて行った。

  水面が広がった小貝川の水面レベルに近い堤に沈んでいくように見え、遠目には小貝川に日が沈んでいるようであった。


この日は、筑波山も鮮明に見えていた




爽やかで、堤に散歩に来ている人が多かった




川の下流方面の空には薄い雲が流れていた




西の空、太陽も少しずつ低くなってきた




雲に隠れたり現れたりしながら高度を下げる




太陽が再び現れた




この時期、魚、多分ハクレンギョ、が時々跳ねる



日没間近か




6時26分、太陽は消えた




その後、夕焼け空はしばらく明るかった




  関連記事が、「気まぐれ写真日記」にもあります。


しらさぎの里

2009-08-14 02:50:41 | Weblog
  
  龍ヶ崎市の西を流れる小貝川の中州に「しらさぎの里」というしらさぎの集団営巣地がある。しらさぎは水田に1羽、2羽と来ているので見慣れているし、しらさぎの里についても知っていたが、沢山のしらさぎが集まっているのは見たことがなかった。

  先日、友人のブログで、そこに夕方、沢山のしらさぎが集まって来ることを知ったので、8月13日の夕方、行ってみた。

  中州に灌木が連なっているが、人々が散歩する堤防から離れた側の小貝川の流れの近くの木々に、沢山のしらさぎが留まっており、多くは静かに枝に掴まっているが、落ち着かないのが時々羽ばたいて周りを飛んだりしていた。

  しらさぎは、コウノトリの仲間で、少し小ぶりであるが、鶴のようにも見える見栄えの良い鳥である。なかでもアオサギはそれらの中でも大きくて立派である。


小貝川の堤防の向こうに光線を放つ夕陽が




水管橋の向こうに夕陽が沈もうとしている




しらさぎの里は、水管橋上流の中州にある




木々にしらさぎが集っている






孤独を好むものもいる




アオサギはしらさぎとは混じらないようだ




  この日、少しもやっているようで、すっきりとした夕暮れではなかったが、しらさぎの里が確認できて良かった。


  しらさぎを知るようになったのは、30年ほど前に、茨城に来てからだ。少年時代までを過ごした故郷の長野では、農村に住んでいたが、ついぞ見なかった。その後過ごした横浜市の市街地と東京都の住宅地では周りに水田などはなく、やはり見かけなかった。

  茨城県では都市部は田園に囲まれている。茨城に来て初めてしらさぎを見た時は、鶴かと思った。それまで身近にいた大きな野鳥は、鳩、烏、雉くらいなものであった。

  しらさぎは、白鳥と共に龍ヶ崎市における身近な友である。

地平線の見える郷

2009-08-12 14:10:47 | Weblog
  
  龍ヶ崎は、住人の構成から見ると東京のベットタウンといえるが、土地の全体的用途からは田園都市といった方がよさそうである。

  故郷の長野の親戚の人が来た時に、最も驚くのは、広々とした田園風景である。長野の山奥から出てくれば、当たり前と思うかも知れないが、長野にも10×20~30km程度の平地はいくつかある。しかし、それらは四方が山で囲まれている。

  茨城県の南部には丘陵とか里山というものはあるが、山らしい山は筑波山を除いては無いので、見わたす限り平地である。

  5~6km位先まで続く田園地帯では、地平線上の向こうの物ははっきりと見えないので、その先に何もない地平線のように見える。龍ヶ崎はそんな田園(ほとんどが水田)に囲まれたところである。

  台風9号が南方を通り過ぎた翌日の8月12日早朝、市内のサイクリングをした。小貝川の堤防上のサイクリングロードを下流方向に進み、旧小貝川の周りを廻って、田園地帯を通って帰宅した。

  まだ、日射も少なくて、気温も比較的低く、むしろ爽やかに感じられるサイクリングであった。


広々した田園地帯




高須橋




朝夕、堤防上を散歩する人は多い




小貝川下流方面 豊田堰が見える




旧小貝川 大留あたり 小貝川堤防のすぐ脇




生後3~4ヶ月の白鳥の子が、一羽だけでいる



羽には産毛が多いが、大きさは成鳥に近い



  掲示によると、、親と一羽の子は、釣り糸が絡まり死んでしまったそうで、今は一羽だけが残っている。「投げ釣りをしないように」との注意書きがあるが、この日は盆休みに入った人達が大勢来て釣りをしていた。
  残った白鳥は、他の動物などから身を守ることはできそうなくらい大きくなっているが、今後、親と同様に、釣り糸に絡まる恐れは十分にある。
  人なつっこくて、指先から食べ物をそのまま食べるほどで、可愛いが、警戒する時は、息を吹いてシッーと音を出して威嚇したりもする。

  釣りに夢中の人は、立て札の注意書きにも白鳥にも気がつかないほどである。しかし、盆休みを楽しみにして来ている人に注意したり、釣りを止めさせることはできそうもないし、徹底する仁は24時間張り付いていなければならない。

  できれば、、もっと安全そうで仲間も大勢いる牛久沼に越していけばいいが、それも難しそうだ。



旧小貝川のなかほどの沖須橋付近

朝日が差し始め、池やまわりの木々、稲穂が輝いている




一面のアサザ まだ咲き始めで、花は少ない




田園の畦道 面白い形の木が連なっている




田園地帯を走る関鉄龍ヶ崎線




市の玄関 佐貫駅方面に続く田園
ここも広々している