竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

桜の季節2016

2016-03-31 16:58:17 | 

  今年も桜の季節がやって来た。

  龍ヶ崎市で桜と言えば、まず、般若院の樹齢400年のエドヒガンんの枝垂れ桜であり、

その他にも、沢山の名所がある。

  3月31日、昼頃、般若院へ行ってみると、平日というのに、境内、参道、周辺の

路上には沢山の車が来ていた。本堂裏の桜の木の周囲には沢山の人々が来て、眺めたり

写真を撮ったりしていた。

   般若院 : 参道にも車が

 

          枝垂れ桜が満開

 

     青空を背景にした桜の木

 

     木の周りには大勢の人が

 

     本堂のガラス戸に桜が映り込んでいた

 

  他の名所としては、愛国学園高校の校庭に樹齢70年以上の染井吉野の大木が70本以上ある。

2010年までは龍ヶ崎市の「桜祭り」は愛国学園で行われていたが、前の道が崩れて危険になって、

その後は、龍が岡公園(たつのこ山)で開かれるようになった。

  龍が岡公園の桜は、まだ若いが、舞台もあり、催し物を行うには便利なようである。

  その他、小中学校や高校、大学などの校庭、公園などには沢山の桜木があり、3月末から4月

上旬は、市内のいたるところで桜が見られる。これらのほぼ全ては染井吉野である。

 

   愛国学園高校の校庭の桜

          3月31日、まだ2、3分咲き

 

     木々の向こうに校舎

 

     校庭の巨木

 

  4月3日、曇って暗かった空が明るくなったので、11時頃、再び行ってみた。

 

        大勢の人が来ていた。

 

 

       犬を連れてのんびり見て廻る人達もいた。

 

          写真撮影の人もかなりいた。

 

   4月4日近くの公園は、2、3分咲きのようである。

          松葉小学校周辺

 

          歳時記の道:まだこれから

 

    入学式の前日、4月5日の松葉小学校

         庭で遊ぶ子供達

 

       元気よく、ジャングルジムで

 

     大通りから見た小学校の桜

 

     4月6日朝の愛国学園

       巨木が朝日で映えていた。

 

      多少散っていたが、まだ花は多い。

 

      北竜台公園にも桜と芝生があり、桜は若いが、訪れる人は多い。

 

     若柴公園の桜もかなり大きくなった。

 

      4月9日午後女化稲荷神社へ行ってみると、

        家族連れが大勢来ていた。いろいろな花があった。

 

    また周辺の里山には山桜もあり、染井吉野より1週間程度遅れて咲き出す。 

   他に、市内の小柴~平台の道路の両脇に八重桜の並木があり、4月中旬から下旬にかけて

満開になる。

 

 


初午

2016-03-14 06:42:37 | 行事

  龍ヶ崎市の北方、牛久市の中に龍ヶ崎市の飛び地の女化(オナバケ)

があり、そこに女化稲荷神社、通称、女化神社がある。

  三が日は初詣で賑わうが、旧暦最初の午の日、今年は3月13日、初午

として賑わった。

  午の日は、農耕の神の祭りということで、農耕に関係のある店などが

多く出ているようであった。

  あいにくの寒い曇りの日であったが、境内にはいたるところに

露店が出て、多くの人が訪れていた。

 

     途中にいくつもの鳥居がある長い参道

 

 

  縁起物のダルマなどの店があった

 

     参道沿いにもいろいろな店があった

 

     主として農家の人と見られる人などが参拝に来ていた

 

   境内の大木の根元には、鉢植えの花や、苗木、花の苗などが売られていた

 

     木々の間も店の売り場になっていた

 

     農業の祭りということで農機具なども売られていた

 

  午の日ということで、飾られた馬も登場するところもあるようであるが、

ここにはいなかった。馬がいる農家はほとんどいないと思われる。

 

  昔からの伝統行事の様子を見ることができた。


ヨシ焼き

2016-03-07 01:44:51 | Weblog

  最近、牛久沼の南岸一帯にヨシ(葦)が繁り、そのまま手入れも行われていない

ようで、人の背丈より高く、そこを突っ切って進むのはほとんど不可能で、背の低い

ジャングルのようである。

 

  牛久沼は、川の上流や東南の水辺公園を除いては、沼の水辺に葦があり、 

そこを通って水面に出ることはほとんど不可能である。

  1月頃、水辺から写真を撮ろうとして、30mほどの距離を、ヨシを踏み倒しながら、

通り道を作り、水辺まで進もうとしたが、途中で諦めた。容易ではなかった。

 

  また、見通しの悪いことを利用して、方々に廃棄物が捨てられている。

  それらの場所の地主が誰なのかは知らない。しかし放置されているようであり、好ま

しい状態ではない。犯罪も起こりうるし、失火などで火災が人家に及ぶ恐れもある。

 

  そのような観点から、毎年春先にヨシ焼きを行うのがよいと思われる。

  牛久沼周辺でも、稲荷川、東谷田川河口付近では、初春の1~2月頃、行っているよ

うである。くわしいことは知らないが、ちゃんと消防体勢を整えてやっているようである。

  水辺公園から西谷田川河口付近の水辺については、やったこともあるようであるが、

ここ2,3年は行われていない。

  双葉団地の北側と堤の間にも広い葦の原の一帯がある。多分、放置された休耕田が

そのようになったものと思われる。人家に近いので、そのままヨシ焼きを行うのは難しい

と思われるが、そのまま放置しておくのもよいとはいえない。

 

  渡良瀬川が利根川に流れ込む手前の渡良瀬遊水池一帯では、毎年3月中旬にヨシ焼き

を行っており、春の風物詩として多くの人が訪れているようである。

  また、秋吉台のカルスト台地1500haの山焼きは毎年2月下旬に盛大に行われる

ようである。

  牛久沼でも、秋吉台や渡良瀬遊水池ほどではないが、初春の行事として、ヨシ焼き

をやってはどうかと思う。

  ヨシ焼きは、ヨシに寄生する害虫の駆除並びに野火による周辺家屋への類焼防止、また

環境の保全等にも役立つので、ぜひ実施して貰いたいと思う。

 

  このようなことは、自然の破壊につながり、好ましくないと考える人もいるようであるが、

自然をいい状態に保つには、放置ではだめで、適当な手入れが必要で、ヨシ焼きはその一つ

と考えられる。

          双葉団地と牛久沼南側の堤の間の葦の原

 

          西谷田川河口付近の牛久沼水辺一帯の原

          灌木地帯の西側に400mくらいに渡り続く

 

       一面の葦原・対岸に見えるのは泊崎とそこにある太子堂

 

          堤の脇には、方々に放棄物が散乱している。

 

  最近、西谷田川河口付近の堤の田園側で葦原が焼かれたようである。計画的に行われた

ものか、失火によるものかは確認していない。消防車も出動したらしい。

 

       部分的ではあるが、少しさっぱりしたようにも思われる。

 

  今後、牛久沼の風物詩の一つとして、ヨシ焼きを実施して貰いたいと思っている