竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

撞舞(つくまい)

2009-07-27 06:39:43 | Weblog
  7月26日、龍ヶ崎市における一年間を通しての代表的な行事である撞舞が行われた。幸い昨年と打って変わっての好天に恵まれ、行事も滞りなく進められた。


龍ヶ崎市の玄関 ・ 佐貫駅前には幟



  関東三大奇祭の一つで、個人技による割合静かな祭りである。雨乞いや豊作祈願の行事で、高さ14mの撞柱の上に、雨蛙の扮装をした舞男が命綱も付けずに登り、そこから四方に弓を放ったり、いろいろな妙技を披露する。

  今年も昨年に続いて、谷本仁さんと大石浩司さんの二人が舞男を演じた。撞舞は、主役の舞男が居なければ始まらないので、二人もいることは非常に心強いことである。


撞舞を待つ舞台と人々
6時半頃 ・ 日が暮れてから始まる




待ちわびた中、壇上に役者が勢揃い




舞男が柱を登る






途中で逆さになって滑り降りたりする





また、いろいろな曲芸を見せる





円座に登り、四方に矢を射る 
これが撞舞の一番重要な神事





円座上でいろいろな妙技を披露




逆立ち




斜めの綱を手放しで滑り降りる




綱に逆さにぶら下がって




再び上に向かって綱を登る




日も暮れてきた





二人は逆さで柱を滑り降りて、撞舞は終わる ・ 7時頃





提灯が点いた通り





 それに続いて、馬追い、獅子の疾走などがあり、近くにあった御仮屋からの御輿の八坂神社への帰還などがあって、本日の行事は終わる。

馬追い




獅子の行進

数百メートルの通りを3往復する




 

夏祭り

2009-07-26 11:34:52 | Weblog
  
  龍ヶ崎ニュータウンの夏祭りも、ニュータウン発足当時から、毎年回を重ねて、今年で28回目となった。

  内容的には、ここ数年、大きな違いはないが、現状にマッチした形でほぼ定着していると考えられる。


夏祭りのポスター



会場の松葉小学校の入り口門



若い女性は浴衣で



まず、子供御輿でスタート



いろいろな模擬店など

金魚掬い



玉釣り



流通経済大学の吹奏楽演奏



若者好みの選曲で



夜になって、盆踊り



壇上では踊りのベテランが



周りでは、親も子も、初心者も




  18の住民による模擬店が出て、子供達も買ったり、食べたりして喜んでいた。

  キッズダンス、力強い大人のダンス、龍神太鼓演奏、盆踊り、お楽しみ抽選会など、8時半頃まで行われた。
 

白鳥と鯉

2009-07-15 09:56:31 | Weblog
  
  その後の白鳥の子の育ち具合を見るため、7月14日昼頃、牛久沼へ行った。親2羽と子2羽、親2羽と子3羽、の2家族がそれぞれの仕切りの中で、餌を食べたり、のんびり泳いだり、筏に上ってくつろいだりしていた。いずれも元気そうで安心した。

  そのうちに、白鳥が、水上に浮いている餌箱の中からパンくずなどを食べようとすると、数匹の大きな魚がひしめいたり、水上に体を乗り出したりしているのが見えた。

  不思議に思ってよく見ていると、白鳥は口に含んだ餌をそのまま飲み込むのではなく、水に嘴を入れて、餌を水に溶かしてから飲み込むらしい。その時に餌が嘴から水中に漏れ出すので、それを鯉が取り合いをしているようである。

  鯉も漏れた分だけでなく、漏れ出す元の白鳥の嘴まで突っかかってくるので、白鳥と鯉の餌の取り合いのように見える。鯉も30~40cmもありそうで、子白鳥よりも大きいが、子白鳥も負けないようにがんばっている。


白鳥は、餌箱から親子それぞれが餌を嘴でくわえる




白鳥が餌を水に溶いて飲み込む時、
鯉はひしめきながら白鳥のおこぼれを奪い合う




大きな鯉が白鳥の嘴に食い下がることもある




子白鳥は自分より大きい鯉にも負けじとがんばる




子白鳥は逃げたりせず応戦している、たくましい




  互いに相手をやっつけるのが目的ではなく、より多くを食べようとしているだけであるから争いも食べる時だけである。

  鯉も自分達だけでは箱から餌を直接食べることはできないので、白鳥が取り出すのを邪魔することはなく、むしろ、それを待っているようである。

  なかなか、面白い光景であった。
  
  



今年のほおずき市

2009-07-10 20:17:39 | Weblog
  
  今年もまた鬼灯市(ほおずき市)の7月10日がやってきたので、朝、龍泉寺(またの呼び名を、龍ヶ崎観音)へ行った。

  7月10日に観音菩薩にお参りをすると四万六千日、日参したと同じごりやくにあずかれるというので、古来より大勢の人が参拝に来るが、ほおずき市は、その日に観音堂において開かれる行事である。

  また龍ヶ崎観音は、安産など、女性にご利益があるとして、この日も来ていたのは主として女性であり、参拝したり、ほおずきを買っていた。

  昨年も行ったが、あまり良い写真が撮れなかったので、再挑戦のつもりであった。しかし、今日は朝方、強風が吹きまくっており、その後に用があって、朝9時半頃には帰らないといけないので、条件は昨年より悪く、写真もさらに不出来であった。

  朝は、曇っていて強風で、ほおずき市への来客の出足も遅れ勝ちで、良い場面には遇わなかった。



龍ヶ崎観音の正門





龍泉寺にふさわしい龍の噴水の水場





毎年ここでは睡蓮が咲いている





まず、本堂への参拝









ほおずき市





昨年はぶら下げて展示していたが、強風で今日はまだ









  この日、徐々に天候は持ち直し、午後には30度前後に気温も上った。今年は、梅雨にふさわしい天候が続き、晴れ間を見ることは少なかったが、そろそろ、本格的な夏の暑さもやってきそうな気配がしてきた。