竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

のうぜんかずら

2007-06-28 17:38:06 | Weblog

  今年は、数年ぶりにわが家ののうぜんかずらが沢山花を付けそうである。6月28日現在、写真のような状態で、結構花を付けている。

  昨年は、蕾は沢山付けたが、咲く前にばらばら落ちて、かろうじて残ったのが咲いたのは8月になってからであった。今年も心配したが、良さそうな出だしである。

  のうぜんかずらは蔓のような幹で、独立して立つのは難しいので、支持が必要である。

  わが家では、6m位に延びた一位の木が門の脇にあるので、そこへ導いて、巻き付けてある。多少、一位にとって迷惑な感じがするが、一位も元気に延びている。

  花は地上3m位から上に咲いているので、遠くからもよく見えて目立つ。わが家の庭も少しは華やかになった。

  以前、ハワイでハイビスカスの花を沢山見て、南国の雰囲気を感じた。のうぜんかずらも小ぶりながら花は似ており、沢山のオレンジ色の花をつけるので南国的な雰囲気を作る。

  しかし、のうぜんかずらはノウゼンカズラ科、ハイビスカスはアオイ科であり、種類は異なる。ハイビスカスと同種なのは、芙蓉とかムクゲなどのアオイ科の植物である。

  


牛久沼の白鳥

2007-06-27 12:48:34 | Weblog
  
  現在、牛久沼には数十羽のこぶ白鳥が定住している。沼の流出口の近くに給餌場があり、多くはその辺りにいるが、沼の他の地点へ移動したり、支流を遡ったり、小貝川まで下ったりしているものも見られる。

  以前、稲荷川の途中で白鳥の親子を見かけたことがあるが、この度は北東の牛久市からの支流の根古屋川に親子を見かけた。

  半月ほど前、川の中程にある巣の親の隣に子がおり、親はまだ抱卵中のようであったので、子はさらに増えていることを期待していたが、6月24日通りかかった際に見ると、やはり子は1羽で、親も抱卵はしていなかった。

  今は2羽の親に連れられて泳いでいるが、元気に育ってくれることを願っている。
  
  これに関しては7月5日の朝日新聞朝刊の茨城版に悲しいニュースが載った。場所は異なるが、今春生まれた8羽の幼鳥が殺されたというものである。
  
  保護のため一箇所に集められてネットで囲っていたそうであるが、犬がネットの穴から侵入したとみられているが、何者かがネットを破ってけしかけた可能性があるとのことである。ひどいことをする人がいるものである。

  ここに紹介している幼鳥もあるいは、集められて被害にあっているかも知れない。写真を撮ったのは6月24日であり、襲われたのは7月4日頃であり、その懸念を否定できない。もしそうであれば誠に残念である。

  後に、毎朝白鳥に給餌をしている人に聞いてみると、根古屋川の幼鳥はアオダイショウにやられたといっていた。そのような天敵もいるものかと思った。生存競争は厳しい。

  牛久沼には一時70数羽が住みついていたことがあるが、現在は30羽程度とのことである。
  

まてばしい

2007-06-23 18:45:54 | Weblog
  
  6月20~21日と房総半島一周ドライブに行った。房総半島の南部に行ったのは5回以下程度で、近い割にあまり行っていない。最後に行ったのは10年以上前で、記憶に定かでない。渋滞箇所を通らずに行けるので、今回の目的地になった。

  行ってみると、房総半島には高い山は無いが、半島全体が小高い山や丘陵地からなっているようで、むしろ平地は少ない。

  そのような山は、現在、黄色あるいは黄緑色に覆われており、新緑のようである。そのような色の元になっている樹木は、車道からも間近に見ることができて、ブナの一種のようである。

  その辺りの人に聞いても定かでなく、「とうじ」という人はいたが、知らない名であり、後で調べても広辞苑などにも無い。

  そのような山の様子が印象に強かったので、いろいろ調べたがわからず、館山市の観光協会に電話をして聞いてみた。

  「とうじ」とも言っていたが、よく聞くと「まてばしい」とのことである。この時期のそのような光景は、他では記憶にないが、帰ってから周辺を気を付けて見ると、同じと思われる木があり、やはりこの時期、花粉をつけていた。

  「まてばしい」は、かなり繁殖力が強く、また以前、海水に入れて、海苔を付着させて育てるのに使っていたそうであるので、千葉県では植林をして育てていたので他より目立つのかも知れない。

6月の花々

2007-06-12 18:53:00 | Weblog
  
  6月の中旬に差しかかったこの時期、次々と花が咲き、落ちたり枯れたりしていくが、交代が豊富なので、いつも沢山の花を見ることができる。

  今年はまだ、都合により、水郷潮来や佐原には出向いていないが、少しぐらいなら近隣でも花菖蒲を見ることができる。

コーラス

2007-06-11 16:05:26 | Weblog
  
  生活にある程度余裕が出てくると、余暇を楽しんだり、趣味を生かそうとする。あるいはボランテイア活動に参加する人もいる。

  グループを作り、活動をともにする。学んだり、楽しんだり、友達を作ったりといろいろ良い面が多い。

  公民館、集会所などに集まることが多く、少子化で余裕のできた小中学校の一部や複合的なショッピングセンターなども場所を提供している。内容は、絵画、写真、手芸、囲碁・将棋、ダンス、コーラス、楽器演奏、生け花、太極拳、エアロビクス、等々実に多彩である。

  そのような中で、比較的多くの人を集め、定常的にかつ長期的に活動しているのがコーラスグループである。

  今から25年ほど前、筑波研究学園都市に移転した頃には、グループ数も少なく、筑波大学を発表拠点にして近隣のコーラスグループが発表会を開いても、周辺の各市町村からはそれぞれ1~2団体程度しか参加しなかった。

  その後、各地に新しいグループが結成され、それらをまとめるための交流協議会も作られて、「ムジカフエスタ in つくば」に発展した。本年6月10日につくば市のノバホールで定期発表会が開かれ、37団体が参加して、日頃の練習の成果を発表しあい、交流を深めあった。

  つくば市からは多めに、周辺の市からは各5団体程度、30~40kmの遠方からも1~2団体参加するという具合である。

  わが龍ヶ崎市からも、5団体が参加したが、市内で行う発表会には、さらに気軽に多くの団体が参加している。文化都市のバロメータの一つでもある。

  自分たちで楽しみながら、その楽しみを聴衆に分かち合う。このような機会は結構なことである。

  写真は、これまでに発表会を行った会場のうちのいくつかを紹介している。いずれもここ25年位以内に建設されたものであり、方々に立派な施設ができたと思う。