竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

般若院

2009-03-26 18:11:35 | Weblog
  龍ヶ崎市の金剛山観仏寺般若院は978年に創建され、長い歴史と由緒ある寺院であるが、一般の人にとって最も注目されるのは、境内にある枝垂れ桜である。

  樹齢400年になるエドヒガン桜で、県の天然記念物になっている。一般に、エドヒガンは染井吉野より1週間くらい早く咲くが、郊外より早く咲く都心の染井吉野と同じ頃、般若院では咲く。

  都心の花見が報道されるようになったので、3月26日般若院へ行ってみた。少し早めで6~7分咲きという感じであった。  

  それでも、青空の下、爽やかな風が吹き、多くのカメラマンが来ていた。

  木の周りは、根を保護するためあまり根に近づけないように、綱が張ってあるが、今年はその範囲をさらに拡げてあった。これは、最近、樹勢が衰え気味で、しっかりと保護する必要があることが明らかになったためと思われる。


  般若院 ・ 参道の門を通して見た本堂



  本堂裏側の中庭にある樹齢400年の枝垂れ桜












    この日、多くのカメラマンが来ていた



春の龍ヶ崎線

2009-03-22 18:25:51 | Weblog
  新聞に、広々した菜の花畑の向こうを一輌編成の鉄道の客車が走っていく写真が載っており、のどかな雰囲気が感じられた。

  こういう写真なら、近くの関鉄龍ヶ崎線でも撮れそうに思い、3月21日朝、沿線に出かけてみた。

  一輌編成の鉄道の客車はちゃんと走っていたので、花の咲いている所を沿線でさがしたが、都合の良い、広々とした菜の花畑を見つけることはできなかった。

  小さな一群の水仙と、菜の花がそれぞれあったので、構図を工夫してみたが、なかなかうまくいかなかった。何とか撮ったのが次のようである。


鉄道沿線の水仙と傍を行く龍ヶ崎線客車





菜の花畑の傍を行く客車






 

早朝の小貝川付近

2009-03-19 14:36:03 | Weblog
  
  3月15日の早朝、月が出て空気も澄んでいたので、小貝川まで行ってみた。

  満月を4、5日過ぎた頃の月が西の空にあり、梅の花も咲いていた。田園地帯の日の出と穏やかな小貝川の流れを見て、帰ってきた。

  特別に目を引く物は何もなかったが、爽やかな朝の空気を吸い、黎明から日が降り注ぐ明るい朝までの景色の変化を眺めることができた。


日の出前の月 5:30am

現在、月の周りを、2007年9月に
わが国が打ち上げた探査衛星「かぐや」が廻っており、
鮮明な映像などのデータを送り続けている




梅の花の向こうに月が






大木の向こうに月




赤味がさし始めた東の空




小貝川沿いの田園地帯




市街地方面より日の出 5:50am

右端鉄塔のあるビルは東京電力支店ビル、その左は市庁舎ビル




水田には早くも水が




小貝川と堤防を越える水管橋



二度目の雪

2009-03-06 04:07:20 | Weblog
  
  3月4日未明、茨城県南地方には、今年二度目の雪が降り、1~2センチ積もった。

  しかし、この程度では、「一面すっぽり雪に覆われて」などという状態ではないので、あまり多くを期待できなかった。それでも折角降った雪に期待して、カメラをぶら下げて近隣を廻ってみた。

  今冬、一番望んだのは、雪のある牛久沼を撮ることであったが、牛久沼周辺は、近隣の他の公園に比べてなぜか雪が少ない。草原でも草と雪が斑状にある。どうがんばっても雪景色とはいえない。

  二つの地点で、降り方に差は無いと思われる。丘陵地の近隣に比べて牛久沼の方が標高が15mほど低いが、それも原因とは思えない。

  多分、水は比熱が大きく、牛久沼周辺は温かさを保っているので、大きな沼の周りの方が雪が溶けやすいのかも知れない。



蛇沼公園


  多くはないが、平らな所には一面に雪が積もっている。


蛇沼




牛久沼

白鳥




マガモ


  マガモは、沼の堤防に上がり、草の根元に集まって眠っているようであった。鮮やかな色のはいずれも雄で、地味な黄土色系の雌が見当たらない。雄の中に一羽だけいる真っ白な一羽は何かよくわからない。
  どうも白いのはアヒルのようであり、アヒルはマガモが家禽化されたもので、両者は同類であるから、一緒にいても不思議はないらしい。
  寒くて面倒なのか、1~2m位まで近づいてもじっとしていた。



名刹 金龍寺

門と本堂



鐘楼から見た本堂



境内のふきのとう




山茶花




竹林





  朝、6時半~8時頃であったが、どんよりとした曇り空で光り輝く光景などは見られなかった。