竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

秋のシラサギ

2010-09-22 19:00:50 | Weblog
   
  
  シラサギは結構警戒心が強く、20、30m先からでもカメラを向けると飛び立ってしまう。しかし、田の中にいる時にすぐ近くを自転車や自動車で通り過ぎてもそのまま餌を探し続ける。自分に何かを向けられることに警戒しているようである。

  一方、田の中で仕事をするコンバインやトラクターなどには、かなり警戒心を緩めているようで、それらの周りに集まっている。稲を刈ったり、土を掘り返すと、昆虫や虫などが出てくるので、それを待っているようである。

  それでも通常集まるのは、数羽~10羽くらいがせいぜいであるが、9月21日、龍ヶ崎市川原代の田園地帯では、一つのトラクターの周りに30羽以上が集まっており、なかなか壮観だった。その時は、作業をしているのがそこだけだったので、その一ヵ所に全て集まっていたようである。


広い田園の中で




シラサギが整列してトラクターを迎えている。




時々、飛んでそれぞれの位置を変える。

 


掘り返されたところで虫などを探していた。





日頃警戒される人も、こんな時は無警戒で歓迎されている。面白いものだ。




  シラサギは夜は、小貝川の中州にある営巣地「しらさぎの里」に戻っていくものと思っていた。

  10月2日夕方、行ってみると営巣地にはほとんどシラサギは居ず、白鳥のいる旧小貝川の沼地に沢山いた。どうもそこで夜を過ごしているのではと思われた。
  

50,60羽のシラサギがくつろいでいた。



時々、何かに驚いて舞い上がっていた。



  夜はともかく、冬はシラサギを見ることがほとんどないように思う。多くは留鳥のようで、どこかへ去るわけではなさそうであるが、・・・。
    








若者達の夏

2010-09-21 03:29:42 | Weblog
  
  今年は猛暑日が連日続き、歴史的な記録になったが、暑さ対策グッズが売れた半面、熱中症になる人が急増したり、農作物が大きな被害を受けた。

  ようやく、朝夕、秋の気配が感じられるようになった9月15日、龍ヶ崎大橋から牛久沼へ出てみた。

  海水パンツの若者が、10人くらい、沼に面した草原を一斉に走ったり、一呼吸置いてまた次の運動をしたりしていた。また、沼の水面でも同じくらいの人が何かをしていた。

  グループのリーダーらしい人に聞いてみると、流通経済大学のライフセービングクラブの学生達であった。海の無い龍ヶ崎でと思ったが、近くの海水浴場や伊豆七島に出向いて活動しているそうである。

  牛久沼には、釣り人が大勢来るし、風の強い日には、ウインドサーフインの人も見かけるが、このようなグループには初めて会った。



疾走する人々




水面にも人が




腕立て伏せや腹筋運動も

なかなか力強い




水面上をボードに乗って疾走




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溺れている人をいち早く救助するための訓練のようだ。



  今年は、海水浴に関しては、そろそろシーズンオフであるが、来年までのトレーニングをどうするかも大事であろう。

  一生懸命練習に励む姿は、日本の将来を担う若者に期待を持たせ、周りの人達を元気づける。