竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

白鳥

2008-10-25 20:44:55 | Weblog
  白鳥は、龍ヶ崎市の「市の鳥」である。これまで何度か牛久沼の白鳥については書いた。先日、その白鳥について、「ほおー」と思われることがあったので、取り上げることにした。

  牛久沼の白鳥は、こぶ白鳥で定住性であり、渡り鳥のようによそへ行くことは少ない。皇居のお濠から分けて貰ったのが最初である。

  たいていは、牛久沼の下流への水門近くの給餌場の近くにおり、少し離れた処へ行っても、給餌の時刻には戻って来るようである。

  それでも、あるペアや家族は、給餌場から離れた支流の上流に住みついたり、下流の小貝川に下っていることもある。以前、5kmくらい下流の利根川との合流点近くで見かけたこともある。

  ここ数ヶ月、牛久沼から出た小貝川で、両親と子であろうか、3羽ずれが度々見受けられた。排水機場あたりの比較的流れの遅い処に定着しているようであった。

  そのような場合、川の本流に乗ってしまうと、下ったり上ったりしているが、少しずつ下流に流されて行っているようである。

  それが、10月18日、牛久沼から2kmくらい下ったところにある高須橋近くにその3羽がいた。水中に首を突っ込んで水草などを探して食べているようであった。1時間くらいの間に200メートルほど下ってきていた。水かきで泳いでもなかなか上流へは戻れないようであった。

  この様子では、いずれはずっと下流まで行ってしまうように思われた。

  牛久沼の白鳥は多い時には70羽くらいまでになったそうであるが、現在は20~30羽くらいである。

  減った理由の一つは、どこかに出たまま戻らないものがあるためと思われた。そこで、今回の3羽もいずれはそうなると思われた。

  そう思いつつ、堤防上を自転車で、川の上流方向に帰る途中、背後から鳥の羽ばたく音が聞こえ、川面すれすれに飛んでいく大きな鳥が見えた。先ほどの白鳥のようであった。  

  あわててカメラを構えたが、ちゃんとセットできず、やっと一枚撮れただけであった。

  そこで、いつもはのんびりと水面を泳いでいる白鳥も、ちゃんと飛べることを思い出した。白鳥は牛久沼方面に飛んで行くように見えた。

  白鳥が飛ぶのを見たのは、私の長い人生で、これが最初である。飛べることをすっかり忘れていた。  


ふだんは流れの遅いところでのんびりと泳いでいる。


その日も川の中で、杭や岩に着いた藻などを探しているようだった。
 

川の水面近くを飛んで行く白鳥が、画面の中央付近に、白く見える。
 

上の写真の白鳥をアップして見ると、次のようであった。



追記:

  後日、牛久沼で、毎日ビデオカメラを持って白鳥などの観察に来ている人に会った。その人によると、毎日、給餌の時間頃になると、他へ行っていた白鳥が飛んできて水面に着水するのが見られるそうである。

  ああ、時々牛久沼へ行くことはあるが、私はそのようなところを一回も見たことがなく、上記のような文章になってしまった。

  さらにその後、12月16日朝7時頃、白鳥が飛んできて給餌場近くに着水するのが見られた。白鳥が飛ぶのはそう珍しくないようである。

  さらにその後、12月22日、聞くところによると、しばらく前、、千葉県本埜村へ飛来してきている渡りの白鳥が50~100羽前後、一週間ほどにわたり毎朝、小貝川の高須橋上流付近に飛んできていたそうである。








たつのこ祭り

2008-10-07 06:05:18 | Weblog
  
  10月5日、たつのこ山のある龍ヶ岡公園でたつのこ祭りがあるというので行ってみた。たつのこ祭りは初めてである。

  これまでそこへ行ったのは、特に何もない早朝とか、日中であり、せいぜい10人程度に会うくらいであるが、この日は1000人オーダーの人が来ているようであった。

  舞台では、太鼓の演奏とか、踊り、キャラクターショー、などが次々に行われていた。周りの草原には30~40くらいの露店などがあり、また、いろいろなゲームが行われていた。たつのこ山には沢山の人が登っていた。

  昔からの祭りには神社の御輿などの宗教的な面もあるが、ここではそのようなことはなく、子供達にとっては、秋晴れの休日で、楽しい一日のようであった。


たつのこ山


石段は自然の観覧席


斜面も眺めが良くて見物には最高


山頂から見た龍ヶ岡公園と周辺の景観


舞台では子供の太鼓演奏


踊りと芝生観覧席の人々