竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

どんど焼き

2008-01-15 10:26:34 | Weblog
  広辞苑によると「どんど焼き」とは、小正月(1月15日)に行う火祭りとのことで、門松、竹、しめ縄などを集めて焼く行事である。全国的に行われているようである。

  私の住む団地では、夏祭り、運動会とともに毎年の恒例行事として定着している。夏祭りや運動会は子供や若者の割合が高いが、それらに比べてどんど焼きには年配の人も結構参加していると感じられた。

  大がかりな焚き火をするので安全のため広いスペースが必要であり、小学校の校庭が会場として使われた。

  1月13日、初雪が心配されたが、前日の雨も雪になることなく夜の間に上がり、陽光も戻り、風があって少々寒いが実施には差し支えなかった。
 

国際的 : 御神酒を竹を熱して温め、竹の杯で飲む



豚汁、おにぎり、ジュースなどを配布






どんど焼き






どんど焼きの最後は餅焼き





龍の郷の凧揚げ

2008-01-12 15:41:12 | Weblog
  
  2008年(平成20年)1月6日(日)、のどかな好天であり、正月らしい光景を求めて、小貝川運動公園へ行くと、大勢の人が出ており、凧揚げをしていた。






  どうも凧揚げの愛好グループの人のようである。1~2メートルくらいの結構大きな凧である。堤防上の3~4メートル/秒くらいの風により、ほどよく上がっていた。

  凧には、墨で大きく「龍」と書いてあるものが多く、最大のものには龍ヶ崎市の紋章が描いてあった。



 
  龍は、飛躍して天に昇るといわれ、凧に書く文字としても、龍ヶ崎を表す文字としてもふさわしく、凧揚げは龍ヶ崎市をアピールするのにふさわしいと思われる。

  隣の取手市では、以前より大がかりな凧揚げ大会を利根川河川敷で毎年1月の中旬(今年は14日)に開いている。そちらには電線のない広いスペースがあり、凧揚げには申し分ない。なおそこでは、8月に大がかりな花火大会も開いていて、地の利を生かしている。

  龍ヶ崎では、それほど広い会場の確保は難しいと思われるので、大規模な凧揚げ大会は難しいが、趣向をこらせばそれなりのイベントにはなりうると思われる。

女化神社

2008-01-07 06:19:22 | Weblog
  わが家に最も身近な初詣先は、女化神社であり、好天の1月3日、シロを連れて歩いて初詣に行った。わが家から1.5km位である。

  龍ヶ崎市に属しているが、まわりは牛久市で、いわば飛び地にある。なぜ飛び地になっているのか知らないが、由緒ある神社がわが市に属していることは嬉しい。

  立派な本殿に続く正面に300mくらいの鳥居10ヵ所のある参道がある。参拝者の多い時には長い列ができ、参道が人で埋まることがある。参道には欅、まわりには、梅、桜、檜、杉、松、アジサイなどが植えられており、季節毎に楽しめる。



 

  この神社は、狐の恩返しの伝説の舞台である。猟師の鉄砲から救われた狐がきれいな女に化けて訪れて、助けてくれた男と一緒になって3人の子供をもうけ、互いに幸せな日々を送っていたが、昼寝をした時に尻尾を出して正体を知られることとなり、3人の子供と「みどり子の母はと問はば女化の原になくなく臥すと答へよ」という歌を残して去った、という。

  1993年に、伝説に基づいてオペラ「女化物語」を専門家に創作してもらい、専門のソリストを招き、地元のコーラスグループがコーラスを担当してオペラを龍ヶ崎文化会館で上演したことがある。上々のできで、文化都市として自信を深めたようである。

  しかし、その後はそのオペラが上演されたという話は聞かない。地元のコーラスグループはオペラの中のコーラスは自分たちのものとして自由に使えると考えていたようであるが、著作権に関わるとのことで、それをクリアーして演奏しようとはしていない。せっかくの伝説と良い作品が広く知られるに至らないのは残念である。

  神社では、初午、春祭り、秋祭りなどが行われ、初詣や、お花見などでも多くの人が訪れ、地元の人には親しみのある神社である。

初詣の参拝の人の行列



神社本殿