竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

牛久大仏サイクリング

2008-02-20 16:49:19 | Weblog
  2月19日、連日続いていた北風がなりを潜め、割合暖かいので、久しぶりに自転車で牛久大仏へ行ってきた。

  起伏のある台地を上がり下がりするコースを行くので結構体力がいる。しかしこのところ自信が無いので、通常の自転車の代わりに電動自転車を用いた。

  少し回り道をしたので約26kmであった。大仏を取り囲むようなコースをとったので、大仏の見え方が徐々に変わり、表情の変化を楽しめた。いずれでも林の上ににょっきりと姿を見せていた。

  大仏は陽光に照らされたり風に曝されているので、表面が少し変色したり荒れているように見えた。しかし120mの高さがあるので、容易に清掃や手入れを行うことはできないと想像された。

  約3時間かけて無事帰宅した。

  50万ボルトの送電線や鉄塔が写っている写真がある。カットしようかと思ったが、大仏の高さがわかるので残した。

  大仏は、圏央道の牛久阿見や阿見東インターから近いので、遠方からも直接来ることができるので、これから来訪者が増えると思われる。


果樹園の向こうに大仏が見える


  大仏のある地点は成田へ向かう国際線の飛行コースの湾曲点に近く、大仏の近くを通る飛行機の写真を撮ることができる。

  
正面から間近に見た大仏


境内に咲いていた梅


大仏と梅


杉林越えに見える大仏


夏の陽光のもとでは大仏はこのようにもっと穏やかに見える。

(これは前年6月頃撮影)



今季2度目の雪

2008-02-04 09:25:11 | Weblog
  
  1月16日に続いて、2月3日、茨城県南部では今季2度目の降雪があった。毎冬せいぜい1,2回しか雪が降らないので、今季は最後の雪かも知れない。

  夜半から降り、朝には1cmくらい積もっており、湿っぽい雪がなお降り続いていたが、溶ける方が速く、積もった雪は減りつつあった。しかし、一日中曇っていて、気温もそれほど上がらなかったので、翌日も雪は残っていた。

  次の写真は朝7~8時頃、近隣の散歩をしつつ撮ったものです。雪が溶けて景色が変わる前にと、曇り空のもとで撮ったもので、どんよりした感じになってしまいましたが、この日はずっと曇っており、陽光に輝く雪景色は見られませんでした。


  龍ヶ崎ニュータウンの雪景色




  田園地帯の雪景色


  若柴公園にて








  節分の日であり、たまには朝青龍、白鵬の両横綱、NHK大河ドラマの出演者などが来る成田山新勝寺へ行きたかったが、みぞれの中で待つ気にはなれないのであきらめた。

  新勝寺では4万人くらいの観衆を集めて豆まきは予定通り外で行われ、テレビでその模様が放送されていた。

  浅草寺や横浜の総持寺など、いくつかの寺では、建物の内部で豆まきが行われたようである。

  追記  この年、2月9日にもう一度雪が舞ったが、積もることはなく、それを最後に春を迎えた。雪については平均的な年であったと言えよう。


冬の小貝川

2008-02-04 09:21:50 | Weblog
  小貝川は栃木県の那須に源を発し、茨城県西部を南下して、約137kmの長さをもち、利根町で利根川と合流して太平洋に向かっている。

  昔、氾濫する度に流路が変わり、ほぼ平行する鬼怒川と合流したり、分離改修した歴史がある。利根川は以前は東京湾に流れ込んでいたが、江戸を水害から守るため、流路を東に変え、鬼怒川、小貝川などを合流して太平洋に流れ込むようになった。

  小貝川は、流域に降った雨により氾濫することもあるが、利根川からの逆流により、堤防が決壊して氾濫することもある。1981年8月の高須橋上流左岸の決壊はこの逆流によるものであり、龍ヶ崎市が広範囲にわたり浸水した。

  あれから27年、堤防も補強され、事故もなく時が過ぎている。堤防上には巡回・保守用自動車道兼サイクリングロードが造られ、周辺地域を守ると共に、住民に楽しみの場を提供している。
 
  2月1日、2日、龍ヶ崎市の西側の高須橋に行ってみた。関東地方は乾季にあたり、水量はかなり少ない。夏季には満々と水が流れる川の中に、今は砂州ができている。そこの水溜まりには氷が張っていた。

砂州上の氷


高須橋
 

高須橋と筑波山


上流方面


下流方面


ガス橋



旧小貝川

2008-02-02 18:21:09 | Weblog

  龍ヶ崎市の南西部に、高須町、大留町を現在の小貝川と囲む形で、昔の小貝川の名残の長い濠がある。

  80年ほど前、曲がりくねった川を曲線状に改修した際、川だったところが本流から切り離されて濠として残ったものである。幅は10~20m位で長さは3kmくらいある。濠に特別な名前は付いていないようで地図にも載っていない。

  自然の大河はくねくねと湾曲する性質がある。平野を流れる湾曲した川は、内側が浅く、外側が深くなって、湾曲がますます進む傾向がある。

  わが国では、多くの河川は改修されて湾曲部が除かれて直線に近づけられている。手つかずの広大なシベリアを上空から見ると、左右交互に湾曲する楕円状の流路の連続した川が見える。湾曲がさらに進むと、根元が繋がり、ドーナツや三日月の形の濠が独立して残ることもある。

  龍ヶ崎の旧小貝川の濠は、改修によって生まれた濠であり、それに沿って水田や林、集落がある。

  濠の一部に、川に沿って高さ10m位の木が10本ほど並んでいる写真向きな光景があり、前年の5月に撮影したことがあった。同じ所の葉の落ちた冬の静かな光景を撮りたいと思い、2月1日の早朝行ってみた。

  しかし、それらの木々はいつの間にか伐採されており、場所を間違えたかと思った。持ち主にはそれなりの理由があったのであろうが、美しい光景を失い、残念であった。

2008年2月2日の風景



  





  

 
2007年5月における同じ場所の風景