龍ヶ崎市の般若院の桜の大木は樹齢400年ほどになり、茨城県はもとより、全国的に見ても名木である。
今年は、開花が遅れていたが、近くを通りかかった人が、満開のようだというので、4月7日、日の出前頃から、行ってみた。
桜の花はまさに満開であった。午前5時頃到着したが、周囲に人は居ず、静寂に包まれていた。
近年、樹勢が衰えているようで、昨年は花の数も少ないように感じていたが、今年は、かなり勢いを取り戻し、花も沢山付けているようだった。
早朝の枝垂れ桜
幹も補強されている
桜木の全景
今年は、花の密度が濃いようだ
いろいろな枝が出て、花のスクリーンのようであった
寺の大屋根に負けないような大枝に、沢山の花が付いていた
途中で現れた人が、桜木に近い一角に折りたたみ椅子をセットして座り、四角い箱を開けて、桜を見ながら何かしているようだった。写生でもしているのかと思ったが、よく見ると、寿司の弁当のようなものを食べながら、桜を観賞しているようであった。食べ終わると、去って行った。
こんな花見も悪くはないな、と思った。
般若院の桜は、エドヒガン桜であり、多くの桜の中では早咲きの部類に属するが、これから、染井吉野、八重桜と順次咲き、4月下旬まで、桜を楽しめるものと期待している。
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