竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

般若院の桜

2008-03-27 21:13:08 | Weblog
  龍ヶ崎市には桜の名所は数多くあるが、そのうち最も有名で立派なのは、般若院の枝垂れ桜である。

  樹齢は400年、樹高約10m、目通り幹囲約5m、枝張り東西約15m、南北約22mであり、県指定の天然記念物である。

  種類はエドヒガンであり、一般に染井吉野より数日早く開花する。3月27日現在、上野では染井吉野が満開になり、龍ヶ崎市の同種のものはそれより通常数日遅れる。それらを考えると、般若院の桜は今が見頃ではないかと思い、出かけた。

  花は5~6分咲で、風もなくて白雲浮かぶ快晴で、平日で人出も少なくて静かで、最高のお花見日和であった。













  携帯電話、コンパクトデジカメ、高級カメラなど、それぞれのカメラに納める人が多かった。桜を撮る人、全体的に撮る人、花をアップで撮る人、子供を桜の前で撮る母親など様々であった。





  カメラも持たず、木のまわりを移動しながら眺めるだけで2時間くらいもそこで過ごしている人がいた。話しかけてきたが、南は石垣島から北は北海道まで、全国各地の特徴のある桜のほとんどを見ているそうである。紀行文を書く人か、マスコミ関係の人かと思ったが、そうではないそうで、それ以上は聞かなかった。