ここ20~30年、あらゆる分野で厳しい競争が繰り広げられている。
昔は、地道に頑張っていれば、いつまでもその仕事を続けていられた。
しかし、最近は、需給関係のバランスがよくて、うまくいっているところへ
も、別の会社が参入してくる。
身近では、スーパーマーケットやレストランなどが、目につく。
おいしいレストランがあり、近隣の人たちに愛されていても、さらに
安いか、おいしいところがオープンすると、客を奪われてしまい、いずれ
閉店に追い込まれる。
それは、小さな店に限らず、日本を代表するようなデパートや大型店
でも同様である。
近隣でも、閉店した店舗がシャッターを下ろしたままになっているのが
目につく。新しくオープンしても、しばらくするうちに、別の店になって
いることがある。
これでは、新しいことに挑戦しようとする人が少なくなり、社会の活気が
失われることが心配される。
最近、龍ケ崎ニュータウンの近くの貸店舗に、海鮮丼の店がオープン
した。40種の海鮮丼があり、すべてテイクアウトである。
早速、食べてみたが、なかなかよかった。これなら時々、昼食にいいな、
と思った。しかし、それほど客が来ているようには見えなかった。
それが、先日の昼頃、店先に長い列ができていた。なかなか人気があった
んだ、と思った。
家に帰って新聞の織り込み広告を見ると、オープニングイベントとして、
2日間だけ、定価の60%で提供しており、それを知った人たちが来ているよう
であった。このイベントにより、その店をよく知ってもらえれば、客も定着す
るので、いいように思われた。
路上には車の列ができていた
店の前に人の行列ができていた
開店前からできた長い列
海鮮丼の一例:サーモンハラスいくら丼とエビカニ丼
なかなかおいしかった。時々たべてもよいと思われた。
せっかく便利な近隣に開かれたので、いつまでも長続きすればいいと思う。
その後、時々、昼食時に買ってきて食べていたが、2017年12月、閉ま
っていることが多くなり心配していたが、ある時以来、ずっと閉じており、
どうも閉店したらしい。誠に残念である。