竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

夏の牛久沼夕景

2015-08-25 18:39:40 | 夕景

  今年は、関東地方では、猛暑日の連続が記録的であった。

  ここ茨城県南部では、猛暑の目安の35度以上の日は、1,2日程度で

あったが、35度に迫る日は多かった。

  一般に、猛暑や雷や突風の発生も、内陸部や山沿い地方の方が多く、

龍ヶ崎が本格的な雷雨に見舞われたのは、8月4日のみで、今年の夏は、

これ以上は無くて終わりそうである。

  夏の夕方、雲が面白そうな時、何度か牛久沼に出かけた。

  8月6日、西の空に黒い雲が出て、地平線の雲の隙間が赤く染まっていた。

     積乱雲のような黒い雲であったが、こちらには来ず、埼玉や群馬、栃木方面

     では、雷雨になっているようだった。

 

 

     黒い雲の隙間から明るい赤い空が見え、水に映ってきれいだった。

 

   8月10日の夕方も、面白そうな空が期待できそうであった。

   途中の田園地帯では、薄い雲がたなびき、秋の気配が感じられた。

 

  牛久沼では空の模様が映り込んできれいであった。

 

  日が雲の向こうに沈むと、積乱雲の頭部が赤く染まった。

 

  やがて空も水も赤く染まり、華やかな光景が繰り広げられた。

  

   少々、暑さに参ったが、たいした被害もなく、秋に近づいているようだ。

 

 

 

 

 

 


佐貫駅改称

2015-08-04 15:13:13 | 市政

  最近、JR佐貫駅を、龍ヶ崎市駅のような、市の名前が付いた駅名に改称しようという動きがある。

  これについて市内では賛否両論がわき起こっているようである。

 

  私は、32年前の1983年、つくば市(当時はその一部の谷田部町)から、龍ヶ崎

ニュータウンに越してきた者です。

  当時、龍ヶ崎市の知名度は、県内でも少し離れるとあまり高くはなく、同僚に

移住先をいうと、どのような所か説明を求められた。

  多少、知っている人でも、龍ヶ崎というと、「佐貫駅」から関東鉄道で行った

先にある所ですね、といわれる。 どうも龍ヶ崎市には、JR線が通っていなくて、

JR線から離れた所にあると思っている人が結構いたようだった。

  また、東京やそれ以遠で、龍ヶ崎という名前は聞いたことがあるが、場所まで

は知らない人が多かった。

  これでは、龍ヶ崎に行きたいとか、そこに住みたい、勤めたいと思う人は、

かなり限られる。

 

  また、牛久沼は、全域が龍ヶ崎市に属し龍ヶ崎市にとって重要な名所である。

  しかし、市外の人には、牛久市に属すると思いこんでいる人も多いようである。 

  私も、移入前、勤め先の忘年会を牛久沼畔で開こうとして、そこの料亭の住所が龍ヶ崎市で

あることを初めて知った。

  これには、龍ヶ崎市がJR線の東方にあるとの先入観念があり、そこから線路の反対側に

ある牛久沼全体が龍ヶ崎市に属すとは考えにくいことと、牛久市の名が牛久沼を持つ場所

として付けられていると思い込んでいる、ためと思われる。

  牛久沼も、最寄り駅が龍ヶ崎に因む名であると、龍ヶ崎市に属することが、わかりやすくなる。 

 

  龍ヶ崎市という名に使われている「龍」は架空の動物ではあるが、日本や中国では、

めでたい動物と考えられている。

  移住先を選ぶとき、選択肢の一つだった土浦市の「烏山」より「龍ヶ崎」の方が、

いい名である、と考えたことも龍ヶ崎ニュータウンを選択する理由の一つとなった。

  また、大相撲のしこ名として使われる動物の名前で、圧倒的に多いのが、龍である。

これは、龍が勇猛で、強くなって天に昇るなどといわれ、出世して横綱を目指す力士に好ま

れているためと考えられる。

 

  従って、龍ヶ崎市をアピールするには、市の名の価値を最大限に生かし、JR駅を、市の

最重要な玄関と位置づけ、龍ヶ崎という名を駅名に加えることは大きな効果があると考えられる。

 

  改称に要する3億3千万円は、貴重な財源ではあるが、これは市の年間予算に対して1%くらいであり、

改称すれば長期にわたり効果が持続し、10年間で負担すると考えると、年間予算の0.1%程度となる。

  改称によって市が発展すれば、近い将来、十分に取り戻せると考えられる。市の発展のためには、

ある程度の先行投資は必要である。 

  歴史と愛着のある「佐貫駅」ですが、それに執着していては、周辺の市に負けない発展を図ることはできない。

  龍ヶ崎市を発展させるには、多くの人に龍ヶ崎市を知って貰うことが大事です。常磐線が東京駅、

品川駅まで通じた現在、龍ヶ崎の名の付いた駅を誕生させることは、龍ヶ崎市を知って貰うのに大いに役立つ

と考えられます。

  なお、これまで佐貫駅周辺には、ロータリーの他は、市の玄関に相応しいような施設などが

ほとんど無く、市民にとって便利とは言えず、また他から来た人の第一印象も良かったとは言え

ない。駅名改称とともに駅周辺の見直しや再開発などを検討して貰いたいと思います。

 

  全市が一体となり協力し合って、市の発展を考えるべきです。

 

     早朝、駅ホームで一番列車を待つ人々

 

 

     年末には、東口駅前広場にイルミネーションが輝く

 

     駅西口には牛久沼への案内板がある

 

  牛久沼には、市の鳥の白鳥が30羽程度住んでおり、市民を楽しませている。

 

  毎年、4,5月頃、白鳥の雛が10羽程度生まれ、愛嬌を振りまいている。

 

   水辺公園には、お花畑や蓮池があり、朝から散歩の人などが訪れる。

 

      蓮池には、美しい古代蓮が咲いている。

 

  市の発展を心から願っており、そのためには、駅名の改称と駅周辺の再検討は

重要と考えています。