竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

待たれる誕生

2011-04-15 19:03:10 | Weblog

  

  旧小貝川に住みついている白鳥夫婦に、少なくとも半月以上にわたって、抱卵の様子が見られるので、今年も子供の誕生が期待されている。

  2月頃までは、2羽が給餌場に一緒に居ることが多かった。

  3月16日に行くと、沼の中央付近に居たようで、口笛を吹くと一羽だけ泳いで来たが、間もなく、もう一羽が飛んできた。どうも別々に行動をしていたようで、そのようなことはそれまでなかった。

  まず一羽が来た。

  後からもう一羽が飛んできた。

 

  合流すると、2羽で与えた草やパンを食べていた。

 

 3月31日に行くと、一羽は枯れた葦の中に巣を作ってじっとしていた。

  もう一羽は、給餌場にいた。

 

 4月14日に、そろそろ卵が孵って、子供が生まれているだろうかと、行ってみたが、状況は半月前と、変わりはなかった。 

 一羽は、水に囲まれた葦の上に座り、首を伸ばして周囲の枯れた葦を引き寄せ、巣を増強しているようであった。 餌を与えたくても岸から10m以上離れているので、できなかった。これは、食事をどうしているのかわからなかった。

  もう一羽は、前回同様給餌場にいて、餌を与えると食べていた。1年近く前、足にルアー針をかけた時に網で捕まえてはずしたことがあり、その後警戒心が強くなっていたが、今は、そのときの警戒心も冷めて、人が指で挟んだパンを直接嘴で取って食べたりしている。

   これはオスのようであるが、自分だけ食べていて、抱卵しているメスに餌を運んだりしているようには見えなかった。またメスを手助けするようにも見えない。前年は、巣と給餌場が近かったが、今年は数百メートルは離れているので、別々に行動している。

   夫婦が協力しないと、蛇や烏に襲われることがあるので心配になる。また、釣り船が、巣の付近でも釣り糸を垂れるのでこれも心配の種である。

 

  4月21日に行った時にも、事態は変わっていなかった。メスは巣にじっとしていた。座りながら枯れた葦を集めているので、巣の周りが以前よりかなり高くなっていた。卵がころげ落ちる心配はなさそうであった。オスは相変わらず給餌場の近くにいて、人が来ると、近づいて餌を貰っていた。

 

 

 



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