茨城県南部は、いつもは、毎年、2,3回、数センチ降るだけである。
しかし、今年は、2月中旬までに5回ほど降り、うち一回、2月8~9日は、
30センチ近い大雪となった。
もっとも同じ頃、関東地方の山沿い地方ではさらに大雪となり、
山梨県では1メートル、群馬県や長野県ではさらに多く積もり、高速道路や、
一般道路では、動けなくなった車が数百台に渡り連なったり、大渋滞を起こし、
復旧までに数日を要した。
また、数日間にわたり停電をした地域があり、暖房や食料品などの調達も
ままならず、非常に不便な生活に陥ったようである。
2月9日の近隣の朝の様子を撮ってみた。
道の雪が踏み固められる前に雪かきが始められていた。
バスは来ず、チェーンや雪タイヤを装備している人は少なく、歩いて移動するのにも、歩道の雪は、
深いため、車道の轍に沿って歩く人が多く見られた。
たまに車が来ると、歩行者は、そのときだけ轍から退いたりしていた。
犬も雪を喜んでいたが、足が入って困っていた。
近くの若柴公園の様子:
朝
日中
降雪後、3日経った12日でも一面の雪は残り、牛久沼の水辺公園も真っ白であった。
牛久沼周辺は、水の比熱が大きくて他より暖かく、わずかな雪はすぐに溶けてしまい、
沼の雪景色を見ることは少ないが、今回は、いつまでも残っていた。
ユリカモメも沢山来ていた。
近くの用水も雪景色であった。
日陰の雪は10日以上残っていた。