竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

白鳥の巣立ち

2011-01-30 20:39:03 | Weblog

  

  新春早々、1月3日に行った時には5羽で仲良く暮らしていた旧小貝川の白鳥一家は、1月28日に行った時には、2羽しかいなかった。その2羽は親のようであった。

  30分ほどいたが、それ以上の白鳥は来なかった。

  後で、旧小貝川全域を探して廻ったが、どこにも見当たらなかった。どうも、他へ行ったらしい。

  もっとも、また戻ってくるかも知れない。ちょうど1年前には、そこには1羽しか居ず、時々見当たらなくなっている内に、つがいの相手を連れて帰り、子供達が生まれ、にぎやかになっていた。

 

           沼の沖に居た2羽が近づいてきた。

 

          パンなどを与えると喜んで食べていた。

 

          間もなく近所の人達が来て、パンや穀物を与えていた。

 

 

          十分に食べると去っていった。

 

  子白鳥3羽は親から離れて、自立して去っていったのかも知れない。いずれかで、新しいつがいを構成し、さらに子供を増やしてくれると良いと思う。

 

  2月12日、夜間に1cmくらいの積雪のあった朝、いつもの餌場に行ってみると、白鳥は一羽も居なかった。沼に沿って探しながら、行ったところ、2kmほど離れた総合福祉センター近くに2羽が居た。他に白鳥は居ず、やはり子供達は親から離れてどこかへ行って、そこで落ち着いているのかも知れない。

  私が行った時に、一羽が急に数十メートル先まで飛んで行ったが、戻って来ると二羽で写真のように頭を突き合わせていた。なぜかはわからないが、仲睦まじそうであった。

 

  2月13日夕方、いつもの餌場に行くと、軽自動車が止まっており、2羽の白鳥が近くにきていた。いつも白鳥の面倒を見ている人で、しばらく話しをした。

  前日、福祉センター近くにいたのは子供の方で、親はあまり、この餌場を離れないようだとのことであり、最近は、巣作りを始めており、今年の子作りの準備のようである、とのことである。


筑波の里

2011-01-29 06:30:24 | Weblog

 

  龍ヶ崎市には、「つくばの里」と名付けられた工業団地がある。龍ヶ崎市中心部は筑波山から34kmほど離れており、そのような名はどうかと思われるが、、筑波山は身近な山であり、中間に遮るものもないので、そう呼ぶのも不自然ではない。

  わが家も、家の守り神は筑波山神社であるとして、新しい車を購入すると、必ずそこへ御祓いをして貰いに行くことにしている。

  茨城県でツクバという形容詞が広く使われるようになったのは、、ツクバ研究学園都市ができ、科学万博が開かれて、ツクバの名が全国的に有名になってからであり、「つくばみらい市」、「つくばの里工業団地」などのように使われ、また自動車のナンバープレートにも「つくば」が使われるようになった。

  龍ヶ崎市からも、筑波山はよく見えるが、場所により見え方が違い、台地に起伏があるので、見えない所も多い。筑波山を入れた良い写真を撮るには、場所を選ぶ必要がある。

  近隣を廻って、筑波山の見え方を比較してみた。

 

       白鳥」が泳ぐ牛久沼の南東コーナーからは筑波山は頂上部分だけが見える。 

 

        水辺公園から200mほど堤上の道を西方へ行くと、全容が見える。

 

      文巻橋からは、小貝川上流方向に筑波山が見える。

 

    JR常磐線からは、文巻橋の上に筑波山が見える。                                    浮世絵にありそうな光景であるが、橋の形や乗り物が違う。

 

   水管橋と高須橋の中間の堤上から見た筑波山の前には佐貫の住宅街が重なる。

 

  高須橋から見ると筑波山は堤上にあり、住宅などは見えないのですっきりしている。

 

   旧小貝川近くの堤上からは、小貝川の対岸の堤上に見える。

 

   大留の田園からは、住宅の上に見える。

 

   道仙田からは、田園地帯の先の家並みと丘陵地の上に見える。

 

   龍ヶ崎の最高点のタツノコ山頂上からは、筑波山は八原小学校の上に見える。

 

  龍ヶ崎市の南西の田園からは、市街地上に筑波山が見える。

 

           龍ヶ崎の市街地中心部越しに見た筑波山

  

  筑波山は、南方から見ると、左の男体山と右の女体山が左右に二つの耳のように見え、安定した様相である。西方の筑西市から見ると、耳が一つに重なり、急峻に見える。

  こう見ると、「龍ヶ崎市は筑波山のふもとにある」というのは、自然である。

 

 


富士への日没2011

2011-01-23 18:24:20 | Weblog

  

  茨城県南部では、1月中旬~下旬に富士に沈む太陽を見ることができる。牛久沼からは、15~16日頃であるが、今年は曇っていて見られなかった。

  次は、20~22日頃、小貝川にかかる高須橋の下流側あたりからである。

 

  20日夕刻、10人くらいの人々がカメラをセットしたり、談笑していた。  

 

  この日は、日が左裾に沈み、頂上への日没には1~2日早そうであった。  

  

  雲がかかっていたが、富士のシルエットは現れた。  

 

  21日には、やはり10人近くが待っていた。 

  この日は、富士は現れず、日は雲に沈んだ。

 

  22日には、来た人は前日より少なめであった。 

  この日も富士は現れなかった。 たまたま、対岸の堤で夕焼けを見る人がいた。

 

  23日は、全体的に薄雲が出ており、インターネットの富士山近くからのライブカメラでも、富士山が見えなかったので、高須橋まで行くことはやめた。 恐らく富士山は見えなかったと思う。

  今年は、1月上旬は見通しが良かったが、富士への日没が絡む中旬から下旬にかけて、晴れてはいたが、薄雲が出ることが多かった。 

  結局、今年は、高須橋からは良い写真が撮れなかった。小貝川、さらには利根川に沿って下流まで堤上を移動すれば、チャンスはまだあると思うが、今年は止めにして、来年に期待することにした。

  いつも良い写真を撮る知り合いの口癖は、「無駄を厭っていては、チャンスも逃してしまう。無駄と思われる時にも、可能性が少しでもあったら行ってみよう」、というのがあった。できるだけ、そうしたいと思うが、今回は空振り続きであった。

 

 

 


新年の白鳥

2011-01-04 14:25:28 | Weblog

  

  1月3日早朝、小貝川へ日の出を見に行ったついでに、白鳥の様子を見に、旧小貝川に寄った。

  いつもの餌場には、人も白鳥も居なかった。バンという黒い小形の水鳥がいるだけだった。

  そこで、長い沼の途中の餌場から1kmほどの橋へ行ってみると、遠くに白い点が2、3見えた。白鳥に違いないと思い、口笛を吹き続けた。

  やはりそれは白鳥で、やがてこちらへ泳いでやってきた。新年も白鳥達が元気でいることがわかり安心したが、何もあげるものが無かったので、周辺の緑の柔らかそうな草を千切って投げてやると、食べていた。

  白鳥の成鳥5羽に十分な餌を与えることは、なかなか大変である。パン1斤でも足りそうにない。近隣の人達も穀類やパンくず、野菜を刻んだものなどを、与えているが、どうも最近お腹を空かせているようだ。

  これでは、どこかもっと待遇の良さそうなところへ行ってしまうのではないかと心配である。

 

いつもの餌場側から見ると、沼には白鳥が見当たらなかった。

  

中間の橋から見ると、遠くに白鳥らしいものが見えた。 

  

 

口笛を吹くと、遠くにいた3羽が飛んできて、手前の2羽と合流した。

 

その後、徐々にこちらへ泳いできた。

 

空の雲が映る水面を来た。移動する時は1列になるようだ。

 

やがて橋の下まで来た。

 

草を千切ってやると喜んで食べていた。

  

  この家族は、結束が堅く、いつも一緒に行動している。人が近づきすぎると喉を鳴らして威嚇する。周辺を見張るなど、互いに協力して安全を確保しているようである。

  一年半くらい前には、ここには子白鳥が1羽しかいなかった。それが成鳥となり、昨年4月頃、どこからか相手を連れてきてつがいとなり、子供達が生まれた。

  もう子供達もほとんど成鳥になったので、今年はまた家族が増えそうで楽しみである。

 

 


初日の出2010

2011-01-02 10:14:24 | Weblog

  

  2011年の初日の出を迎えるため、早朝、龍ヶ崎市の最高峰のたつのこ山へ行った。

  6時20分頃、山の麓に到着したが、山頂のあたりには、すでに数十人の人影があり、その後も続々と人がつめかけ、周辺から頂上を目指した。

  その後、だんだん東の空が赤くなり、6時48分、雲の間から太陽が現れた。

 

着いた時、たつのこ山の上部にはすでに数十人が居た

 

 

山の上空には三日月が残っていた

 

日の出間近の頂上では東方を見る人々が大勢になった

 

日の出前の東の空

 

6時48分、太陽の一部が現れた 

 

陽光が強さを増した

 

陽光を浴びた人々

 

その後、徐々に帰途につく人々が下山して行った。

 

 

好天の中、初日の出を拝むことができて、爽やかな気持ちで、新年に臨む気構えができた。