竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

四歳になったシロ

2007-05-30 21:13:04 | Weblog
  
  シロは今年の2月で四歳になった。このくらいになると落ち着きが出て、それまでの元気な頃が懐かしい、などと聞いていたが、相変わらずやんちゃで、マイペースの生活を送っている。

  番犬の役をしようなどという気は全くない。食事をしているか散歩をしている時以外はいつも寝ている。門扉をがちゃがちゃさせながら開けても、せいぜい目を開く程度で、それ以上のことはしない。恐らく1日の24時間の内、22時間くらいは寝ているかも知れない。
  
  それでも玄関の前で、大きな体で寝ていれば、空き巣は敬遠することと思われるので、結果的に番犬としての役割をしているともいえる。

  5月始めに、長野までの往復約600kmのドライブに同道したし、5月下旬の日本ロマンチック街道のうち、沼田から金精峠を経て日光までを含む454kmのドライブにも同道した。

  シロは、わが家へ来て以来、ドライブ中に気持ちが悪くなったことは一度もない。車に乗る時はいつも後部座席を独占している。座っているか長々と腹這いになっているかのいずれかである。また、声も出さないし運転席に乗り出してくることもない。総合的に見て、非常に行儀の良い同乗者である。

  行った先で、シロと散歩をしていると、「可愛いですね」と声をかけてくれる人が多い。交流のきっかけを与えてくれるいい外交官でもある。

  人が三人乗る時に、一人が後部座席に乗ると、シロは窮屈に感じるらしく、腹這いになったり、丸く寝たりすることはなく、ずっと座っている。それを見ると、どうも三人乗りの時にシロを同乗させにくい。

  今年、初めから3ヶ月、耳をこじらせて動物病院通いをしていたが、ほとんど改善が見られず、思い切って病院を変えたところ、1週間くらいですっかり直ってしまった。前の病院も評判も悪くはなく、ずっと世話になっていたが、わからないものである。

  このところ体調はよく、下痢をすることもなく、ずっと31kgであった体重が33kgくらいになっている。頻繁に動物病院へ通っていた頃はそのたびに計量していたが、それがなくなると体重をチェックする機会がなくて、少し肥満にしてしまった(自宅でシロを抱きながらヘルスメーターに上がるのも大変だから)。

ばら

2007-05-15 04:06:17 | Weblog
  
  今は一年中で最も快適な季節のようだ。暑からず寒からず、爽やかな風も吹いてくる。見渡す限り新緑に満ちている。次々と花も咲いており、一つ一つが盛りを過ぎても、多種にわたるため絶えることがない。

  特に、ばらは、一年の中でこの季節が最も良いようである。

  あまり手入れの良くないわが家の庭にも、ピンクのクイーンエリザベス、白のパスカリなどが咲いている。

  深紅のブルクンド、黄色いピースは、植え付け後1~2年は花を咲かせるがそのうちに枯れて無くなってしまった。どうも肥料のやり方が適当でないようだ。種類によってもかなり差があり、同じ条件でも、パスカリは6年になるが、太く大きくなっている。

  わが家のばらはわずかでも、近隣を見わたせば相当の種類があり、散歩しながら楽しめる。大きなバラ園にはたくさん花があるが、限られていても日常が楽しめる方がいい。家庭によく取り入れられるのは、バラはそれほど大きくならずに立派な花を咲かすためであろうか。

  最近わが国でも、大きな庭園のバラ園が充実してきており、大きなフラワーパークや花のある庭園が整備されており、それぞれ多くの人を引きつけているようである。

  時々、そのような所に思いつくままに行ってみているが、論ずるほどよく見たり調べたり、秩序だっては行っていない。

  これまで行った中で、記憶はおぼろになってしまったが、30年ほど前に行ったロンドンのキューガーデンが大きくて立派だったような気がする。
  
  その他、宮殿や公園にも立派なばら園はあったような気はするが、建物やまわりの印象の方が強いせいか、記憶にはさだかではない。  

牡丹

2007-05-01 15:37:07 | Weblog
   
  古来、美人の形容に、「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」というものがあり、また中国では、唐代以来、牡丹は花の王と呼ばれるなど、牡丹は気品のある花といわれてきた。

  新聞によると、近くの「つくば牡丹園」では牡丹が満開を迎えているというので、4月30日に行ってみた。6haの敷地に530種、9千株の牡丹が植えられ、全国一の規模とのことである。

  種類により開花時期にずれがあるが、今年は暖冬で開花が早まり、ゴールデンウイークを前にして全体的にはピークを少し過ぎた感じがある。

  牡丹は、同じところにいつまでも植えておくと、地力が衰えるので、移植や土壌の入れ替えが必要である。その牡丹園も開園20年程度になり、ここ2~3年は、新しい土地への移植などを進めている。そのため現在は、新しい姿へ移行する過渡期にある。

  わが家でも、20年来、立派な白い花を咲き続けた「白神」という名の牡丹の花も、これまで一度も大がかりな土壌の改善などを行わなかったせいか、今年はついに蕾すら付けることなく、枝先を枯らして木全体がひとまわり小さくなってしまった。手入れをしなければと思う。

  現在わが家では、「八千代椿」というピンクの花だけが見事に咲いている。

笠間

2007-05-01 12:39:40 | Weblog
   
  笠間市は、茨城県のほぼ中央にあり、笠間焼き、笠間稲荷神社、日動美術館、佐白山ツツジ公園などで知られている。

  陶器の焼き物に関しては230年くらいの歴史があり、関東地方では小さな山を越えて約17km離れた栃木県の益子町よりも古い歴史を誇っている。

  しかしながら、浜田庄司らの国際的な名工を輩出した益子に知名度では抜かれているようである。

  しかし笠間も、地元並びに県の振興策が実を結び、窯元も100を越え、伝統を受け継ぎながら個性をより重じ、独創性と質の高さを求める方向へ移行しつつある。

  近年笠間では、春のゴールデンウイークには陶炎祭(ひまつりと読む)という笠間焼のまつりが笠間芸術の森公園で催され、今年は190の店舗が出店してテント村を形成し、ゴールデンウイーク中の人出では茨城県で最多の24万人を集めると予想されている。

  4月29日(日、昭和の日)、自宅を9時前に出て常磐道を通り、現地に10時頃に着いた時には、会場周辺の駐車場はほぼ満車に近づいていた。近くの笠間中学の校庭の臨時駐車場に何とか駐車して、500m位歩いて会場へ行った。

  最近は、それぞれの店が創意を生かして作った陶器を多く展示しており、値段も高めのものが多くなった。そのため、徳用品をあさるというよりも、気に入ったものだけを少なめに買う傾向があるようである。

  
  その後で、近くの佐白山ツツジ公園で開かれているツツジ祭りに行った。小高い山の頂上部分が公園になっており、種類によって開花状況は異なるが、かなり楽しめる段階になっていた。

  快晴で、周辺の山々も見え、気持ちがよい風が吹き、山腹のツツジを楽しむことができた。