竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

牛久沼の白鳥2013

2013-06-08 02:42:13 | Weblog

  龍ヶ崎の白鳥

  市内の数カ所で今年も子が生まれたが、必ずしも順調ではなかったようである。

 

  特に、近年、沼や川の水位が上がり、かなりしっかりした巣を設けないと、

巣が水に浸かってしまい、抱卵の途中で、巣のかさ上げをしている番も見られ、

結局、子が孵ることは無さそうである。

 

  また、5羽が孵ったのに、いつの間にか1羽しかいなくなっていたところもあった。

 

  そんな中で、牛久沼では、4羽の子のグループが二つと5羽の子のグループが一つ、

比較的順調に育っているようである。

 

  ここの写真は、6月上旬の5羽の子のいる家族である。生まれたのは牛久市の

城中側の芦の中らしいが、その後、水辺公園で過ごしている。

  毎日餌場に来るが、時々、主のような番の白鳥(皆はそれをボスと呼んでいる)

にいじめられて苦労しているようである。

深刻な状態にはなっていないようで、取りあえず、周りでは見守っている。

 

子は、主として母親に付いている

 

父親もグループを離れることはない。他の白鳥が来ると追い払ったりしている。

しかし、ボスのような白鳥にはかなわず、逃げている。

 

子が母親の背に乗ることもある。父親は母子を少し離れて見ていることが多い(6月7日)。

 

 

その後、雛たちは着実に成長し、6月8日には、次のようであった。

 

 鵞鳥もあっけにとられていた。

 

人々と仲良くしている。

  人々は、元気に育つことを祈って、見守っている。

 

6月17日、久しぶりに牛久沼へ行くと、子白鳥は、一回り大きくなり、元気に餌を食べたり、泳ぎ回っていた。 

  早朝、刻まれた菜の葉や、穀物を与えられ、喜んで食べていた。

  親に見守られて、元気に動いていた。

  

  子白鳥の動きは、力強くなっていた。