台風が東方沖を通過して晴れ上がった10月27日の午後、シロを連れて近くの公民館前を通ると、道に水が流れ出ている。
源を見ると、歩道の真ん中にある直径1mくらいの鉄の蓋が浮き上がり、その周りから水が吹き出ていた。水はきれいで上水が漏れ出ているようであった。
まだ、誰も来ていないので自宅へ帰り、管轄している茨城県南水道企業団へ電話しようとしたが、番号が見当たらず、市役所へ電話して、手配を頼んだ。もっともその頃、公民館からも連絡をしていたとのことであった。
その後、2時間ほどして、そこを通りがかると水は止まっていた。元栓を締めるなどの対策を施したものと思われる。
大きな事件の少ない近隣において、一つの小さな出来事であった。
歩道の中央から水が流れ出ていた
鉄蓋が浮き上がり周りから水が出ていた
水は車道へ流れ落ちていた
車道へ出た水は道の端を辿り、下水道に流れ落ちていた
東京などでも、道路下の水道管が破裂して水が吹き出すことがあったが、その時は、道路が川のようになり、周辺が洪水のようになったことを思い出す。おそらくそれは幹線の水道管を壊したためと思われるが、今回の水の流出は、圧力の低い支流からのもので、それほど大事ではなかったと思われる。
後日、今回の出来事について、最後まで見届けた人に聞いたところ、水は上水になる前段階の水で、配水場への途中であり、弁が緩んで出たが、締め直して止まったとのことであった。