龍ヶ崎市の東のはずれの河内町との境目に、龍ヶ崎飛行場がある。ここの周りは見わたす限りの水田地帯で、近隣とのトラブルは起こりそうもなく聞いたこともない。
10人乗り前後の飛行機が5~10機程度と1kmくらいの滑走路があり、操縦訓練や遊覧飛行を行っている。
このあたりは成田空港に近く、成田に向かう航空機の旋回地点に当たっており、成田への国際航空機が上空を、ここの小型機が低空をそれぞれ飛んでいるのが見られる。
10年くらい前まで、龍ヶ崎市では上空から拡声器を使った宣伝飛行が広く行われていたが、自動車を含めて拡声器を使っての宣伝は禁じられたため、その後は宣伝飛行は無くなった。
しかし、公的な利用は禁止されていないようで、選挙の投票や公的行事への参加などの空からの呼びかけは今でも行われている。
事故のニュースはほとんど聞かないが、一度だけ、10年くらい前に自衛隊のヘリコプターと空中接触して、自宅から2kmほどの所に墜落したことがある。しばらくテレビや新聞をにぎわした。事故の翌日、現場へ行ってみたが、残骸などはわからなかった。
小型機には20年ほど前、ハワイで12人乗りのビーチクラフト機に乗ったことがある。ハワイ島、マウイ島、カウアイ島、オアフ島の4島めぐりであった。気流や風を直に感ずることができて、「飛行機に乗っている!」と実感できる楽しいものであった。
地元でも、親戚の人が来た時にでも一緒に近隣の遊覧飛行をしたいと思っているが、家族の反対にあっていまだに実現していない。
通常の市にはまれで龍ヶ崎市にあるものは、他に、牛久沼、小貝川、大学(流通経済大学)、大相撲の部屋(式秀部屋)、などである。これは、以前、式秀部屋後援会のパーテイで、当時の海老原市長がスピーチで述べた一節である。
飛行場は自宅から往復約18kmであり、この程度は自転車のカバー範囲である。昨年11月、利根川堤防を廻る約30kmのサイクリング以来の長距離である。それまで乗っていた自転車はママチャリであるが、このところパンク中のため、今回用いたのは15インチ6段変速の折りたたみ式自転車であった。
長距離向きでない小径の自転車で、このところ体調がイマイチで疲れがちであることを考えると、まあがんばった方である。