竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

成田山新勝寺

2007-02-12 17:25:06 | Weblog

  成田山新勝寺は、わが国でも有数の名刹であり、わが龍ヶ崎市から車で45分位で行けるので折りに触れて訪れている。

  成田には、新勝寺とともにわが国の表玄関の国際空港と多数のホテルがあり、それらのいずれかに行ったり、いくつかを抱き合わせで行ったりする。

  今回、2月11日は、親戚から来客があったので上記の3ヵ所をハシゴするつもりで行ったが、風向きが飛行機の離発着を眺めるにはふさわしくなく、新勝寺参拝とホテルでの食事だけとした。

  新勝寺は、1060年余の歴史を有する本尊を不動明王とする真言宗の寺である。新年の初詣の人出は、明治神宮に次いで全国第二位であり、年中、多くの参拝者が訪れる。

  約一週間前に行われた節分には、横綱朝青龍やNHK大河ドラマ出演の芸能人らが来て豆まきをし、大混雑をしたようであり、その様子がテレビで放映されていた。

  今回は祝日であるが特別な行事は無く、混雑しないと思われた。しかし、11時前頃、成田市に入った時には寺近くの駐車場に行く道は1km位前からほとんど止まっており、そこから寺までに約1時間を要した。

  境内は、それほどは混雑していなかったが、いつもより人出は多かった。一つには境内の梅園で梅祭りが始まったことにもよるようである。早咲きの梅は咲き始めていたが、まだ1~2分程度であった。

  航空機の離発着を見るには、さくらの山公園が最適であるが、航空機を間近に見ることができるのは航空機が北西から進入する場合であり、そのためには風向きが南方からでなければならず、北風の多い冬季にはそのような機会は限られてしまい、今回はそのような面から不適当であった。

  成田空港には、唯一の4000m滑走路と、2200mの暫定滑走路があるだけで、空港としての機能を十分に備えておらず、日本の主空港としては極めて物足りない状態である。そのため、当初予定していた国際・国内航路のハブとしての役割もほとんどあきらめているように思える。成田に着いても国内線に乗り換えるには、2時間以上かけて羽田まで行かねばならず、逆の場合も同様である。

  成田には、ヒルトン、マロウドインターナショナル、ワシントン、成田ビュー、全日空、日航、日航ウインズ、ホリデイイン、東急などの国際級のホテルが多数あるが、予定したほどの乗降客に達しないためか、利用率はあまり高くなさそうである。

  それぞれのホテルには、和洋中などのレストランがあり、雰囲気や従業員のマナーが良くて快適な食事が楽しめるので、ドライブがてら出かけることが多い。