竜の郷あれこれ

龍ヶ崎市と周辺の名勝、観光地、行事、身の回りのことなどを写真と文書により紹介します。「気まぐれ写真日記」もご覧下さい。

その後の白鳥

2016-07-30 02:10:56 | 市の鳥・白鳥

  牛久沼では、白鳥の親子をめぐり、いろいろな変化があった。

  白鳥は、子供を設けた親は、なぜか非常に強くなる。強いから子供をつくることができるのか、

子供をつくったつがいの功績を認めて、他の白鳥たちが子のいる白鳥家族のいいなりになるのか、

わからないが、とにかく、子のいる親は強くなり、親子のいるところへ近づこうとする白鳥を、徹底

的に追い払う。一羽で、十羽以上の成鳥の白鳥を追い払う。

  そのため、餌のもらえる水辺公園には、子のいる白鳥の一家族だけになり、他は、数百メートル

離れた草陰などにひっそりとしている。

  そのため、通常は、白鳥、鵞鳥、鴨などでにぎやかな水辺公園が、白鳥の一家族だけになり、

ひっそりとしている。

  水辺公園の白鳥家族

 

  水辺で休む

 

  ある時は、草原まで来て、草を啄んでいる。

 

  しかし、7月29日行ってみると、沢山の白鳥が、水辺公園付近に来ていた。

 

  餌をやる人が来ると、そこへ集まってきていた。

 

  水辺公園は、以前の賑わいを取り戻していた。

 

  その中に、子供のいる家族はいなかった。その家族は、柵で囲まれた一角に隔離されていた。

 

  その中で、餌をもらっていたが、大きな鯉と餌の取り合いになっていた。

 

  白鳥家族が隔離されたので、他の白鳥が水辺公園に来られるようになったようである。

 

  本当は、すべての白鳥が一緒に仲良くすればいいが、そうもいかないようである。

  子のいる親が弱いと、子がいじめられて、元気に育てられなくなるし、逆に強すぎる

と、これまでのように、他の白鳥が追い払われてしまう。

 

  追い払われて、水辺公園に戻れないのが、水門の下流に五羽いる。沼から追われ、堰

から下へ逃げたが、堰が1mくらいの高さで、泳いでは戻れない。

 

  根古屋川には、子が一羽の家族が睦まじく暮らしている。

 

  旧小貝川では、最初、5羽いた子が、4羽になり、3羽になったが、7月末頃、3羽が元気にいた。

アサザの間の水路を通って、一家でやってきた。

 

  その後、8月4日に行った時には、親子5羽がいたが、7日に行ってみると、親が1羽いなくなって

いた。どうしたのかわからなかったが、近くの事務所の人に聞いたが、いなくなったのは知っていたが、

どうしていなくなったのかは、知らなかった。

  次の写真は、親が1羽になった家族の写真である。心なしか、元気がなさそうに見えた。

 

  白鳥は、家族愛が強く、常に家族全体で行動する。いなくなったということは、通常は、何らかの

原因で亡くなったと考えられる。

  成鳥は、ある程度強いので、他の動物にやられることは少ない。一番、考えられるのは、放置され

た釣り糸が絡んで動きがとれなくなることである。

  旧小貝川には、市の内外から多くの釣り人が来るので、その可能性は高い。

  死体が見つかったとは聞いていないので、そうかどうかはわからない。

  しかし、実に残念である。

  その後、9月2日に行ってみると、白鳥家族は、すこしずつ離れていたが、親2羽、子3羽がいた。

以前、親のうち1羽が見当たらなかったのは、どうも亡くなったわけではなかったらしい。よかった。

 

  さらに、8月9日、牛久沼へ行ってみると、柵の中へ隔離されていた、両親と5羽の子の白鳥のうち

2羽の子白鳥がいなくなっていた他の動物に攻撃されることのない安全な場所であり、全部、元気に成

鳥になると思われていた。

          水辺公園の柵の中の白鳥一家 : 子は3羽になっていた

 

  状況から見ると、人が捕まえていずれかへもっていってしまった、と考えるのが、最も考えやすい

ことである。白鳥は人になついており、パンや菜などを与えると手の届くところまできて食べる。

捕まえようとすると容易に捕まえられる。また、いなくなったのは雌雄のようである。

  実態はわからないが、他には考えにくい。

  また、沼の水門を出たところの水路にいた成鳥の5羽のうち4羽がいなくなっていた。水門に段差が

あり、沼へは戻りにくいので、下流の小貝川まで行って見たが、見当たらなかった。これもわかりにくい。

  その後、水門下には不明と思われた4羽らしい白鳥がいた。下流から戻ったらしい。

  


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