茨城県南部では雪が降ることはまれで、例年、2,3回で、それもせいぜい1,2cmの積雪のことがほとんどである。
しかし今季は、なぜか雪が多く、2月18日までに8回で、多くは舞って薄く積もる程度であるが、2月2日には、一面の雪になるくらい降ったし、昨日の18日にも2、3cm程度は積もった。
そこで、昨日午前9時頃牛久沼へ行ってみた。雪の牛久沼を見たかったからである。熱容量の大きな多量の水があって少し気温が高いせいか、他に比べて沼周辺の雪は少ない。昨日も周りの草に埋もれて、一面の雪というわけにはいかなかった。
東南部にある白鳥の給餌場へ行ってみると、わずかに雪が舞う中に、沢山の鳥がいた、白鳥、鵞鳥、真鴨、小鴨、川鵜などで、それぞれ群を作っていた。
白鳥もいつもより多く、30羽程度いた。よくみると、沼に住みついている見慣れたコブハクチョウの他に、ちょっと違うのが含まれていた。冬に北方から渡って来たものである。
嘴の色やそのパターンから、オオハクチョウかコハクチョウのようであるが、両者は大きさを除いてよく似ているので区別が難しい。コハクチョウと言っている人がいたので、ここではコハクチョウと呼ぶことにする。
コハクチョウは、そろそろ北の国へ帰ることになるだろう。
いつもより多く白鳥がいた
よく見ると嘴が違うのが混じっている
コブハクチョウ
嘴の先が橙で付け根が黒く、額が盛り上がっている
コハクチョウ
嘴の先が黒く付け根が黄色
灰色がかっているのは若鳥
野鳥図鑑によると、体長は、コブハクチョウが152cm、オオハクチョウが140cm、コハクチョウが120cmのようである。また、オオハクチョウとコハクチョウは嘴先端の黒の形が違うらしい。しかし、遠目には判別するのは難しい。
オオハクチョウが一番大きいと思っていたが、そうではないらしい。
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