地球全体が、コロナウイルス騒ぎに揺れる2020年、ここ日本の
茨城県龍ヶ崎市牛久沼で今年も白鳥の子供たちが誕生した。
生まれたのは牛久沼の下流の水辺公園脇の入り江で、4月28、29日
ころである。
私が、行ったのは4月30日で、数人が上からのぞき込んでいた。
この季節、水田に水を送るために水位を上げてあり、巣の上部
まで水に浸かり、危うく卵が水没しなくて済んだようである。
雛は、鶏の雛によく似ているが、多少大きいくらいである。
翌日あたりから、巣の周りを親について泳ぐようになった。
雛たちは、巣の周りにいるが、徐々に活動範囲を広げる。
親のあとを追って泳ぐ。
3,4日後には、広い湖面にも出て親と一緒に100,~200m
泳いで行く。
水辺公園の浅瀬になったところで、人々が与える、パンくずや
野菜、草などを食べる。
人々のすぐそばまで来るが、近づき過ぎないよう、親が見張って
いて、人を威嚇することがある。
時々水から上がり、草地で寛いだり、柔らかい草を食んだりする。
親が草を食んでいるとき、子は草の上で寛いでいる。
それが済むと、親子一緒に水辺に戻って行く。
水の上をすいすいと泳ぐ。
上のデッキから、パンなどを投げてやると、皆で食べる。
人々は、優しく見守ったり、写真に撮ったりしている。
皆は、無事、元気に育つことを願っている。
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