某年金生活者のぼやき

まだまだお迎えが来そうに無い

閏年は何故Leap yearか

2012-01-11 01:06:33 | ぼやき
 オリンピック開催の年はうるう年。今年がそうだ。閏年は英語でleap year,2月29日はleap day.ここまではどなたもご存知。だが、何故 leapなの? 何故、跳んだり踊ったりする年、跳んだり踊ったりする日なの?と聞かれたら少し困りませんか?
 辞書類には語源が書いてあります。「閏年には二月以後の祭りがみな通常の年より1日遅れになるので、1日跳ぶ年という意味で跳ぶ年と呼んだのであろう(中世から)」てなぐあい。しかしこれではあまりにもまとも過ぎて面白くない。私がイギリスの英語の教室で聞いた説明の方がはるかに面白い。
 昔々、エリザベス女王(一世)の時代。戦乱が続き、男が少なくなって女があぶれることが多かった。相手を得られない女性たちの嘆きに痛く同情した女王様が画期的なお触れを出した。「慎み深いイングランドの女性は、自ら進んで男性に愛を告白することなど出来ないが、2月29日は特別な1日であるから、この日だけは女性から男性に愛を告白してよろしい。これぞという男性をこの日は堂々と口説き落とすがよい」と。女性たちは喜んだ。4年に一度めぐってくる此の年になると女性たちは跳びあがって喜び、それで閏年はleap year, 2月29日はleap dayと言われるようになった、と。ヴァレンタインのチョコレートも殆どもらった事のない私には縁のない話だが、こういうわけで4年ごとに楽しい思いをする人もいたことだろう。
 そういえばヴァレンタインの日、というのも女性が男性に思いを打ち明けることのできる貴重な一日。日本ではチョコレート屋さんの稼ぎ時だが、ロンドンなどではカードが文房具屋で目立つ。女性があれに愛の告白を書いて出すのだろう。一度ももらった事がないのは寂しいものだ。ヴァレンタイン・デイの起こりは前に書いたから省略しよう。ただ、ヴァレンタイン・デイにもリープ・デイにも戦争の為に若い男女が引き離されてしまうということが、ことの起こりになっていることだけは確認しておこう(リープ・デイの説明があまり確かではないとはいえ)。 

 
 

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