にんげんの志

2012年12月19日 | Weblog


▼今朝(12月19日水曜の朝)の朝刊テレビ番組欄でお気づきの方もいらっしゃるでしょう。
 きょうの関西テレビの報道番組「スーパーニュース・アンカー」のぼくのささやかな持ちコーナー「青山のニュースDEズバリ」に、次期首相の安倍晋三さんがナマ参加(出演)します。

 安倍さんは今、側近議員らに「テレビ番組への出演をすべて控える。政権発足の準備に専念したい」と指示していて、そのなかの、まことに異例な「アンカー」への参加(出演)です。
 これは関西テレビによる交渉の結果ではありません。関テレと他のすべてのテレビ局との今後の関係のためにも、それはあえて明言しておきます。
 ぼくが直接、安倍さんと電話で交渉しました。

 それは、ひとつには拉致事件への取り組みが、政権交代が確実になったあとも一切、語られていないからです。
 安倍さんにそれを聞きますと、「語りたいが、記者が誰も質問すらしない」という答えでした。
 ぼくが総選挙の開票当日に参加(出演)した関西テレビの選挙特番では、安倍さんと直接、掛け合いをする機会がありませんでしたから、きょう19日水曜のぼくのコーナーでナマの掛け合い、やり取りをしたいと、ぼくから安倍さんに提案していました。


▼正直、安倍さんがOKするかどうか、強く期待はしましたが、確信はなかったです。
 しかし安倍さんは、NHKや、東京の民放キー局(全国放送のテレビ局)への参加(出演)を今のところ、すべて断っているさなかに、一地方局である関テレに出てくれることを決断し、電話でそれをぼくに伝えてくれました。
 きょうは東京の安倍さんと、大阪の関テレ報道スタジオのぼくとを、ナマで繋ぎます。

 アンカーはいつも、たとえば拉致被害者の有本恵子ちゃんのご両親も、いつも熱心に視てくださっています。
 また、安倍さんのこの行動が、北朝鮮や中国、アメリカへの正しいメッセージにもなります。

 ぼくは、電話の向こうの安倍さんに、にんげんの志というものの大切さを感じました。



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