Our World Time

来た、来た、来たぁ

2014年04月30日 | Weblog
▼どんどん「参加します」の書き込みが増えてきました。
 こんなのも来ました。

~ここから引用~

では、私も 2014-04-30 15:06:43 子安 香

 この度は、ニューヨークから参加させていただきます。青山繁晴さんのみならず、私が最もカッコいい日本人女性と思っている千春博士にもお会いできるのは、大陸横断の甲斐があるというものです!
 ニューヨークにも青山さんをお呼びして講演会をしていただける日を願い、また志を同じくする日本人の東海岸方面の足場になればよいと、「日本まほろば支援の会」というものを立ち上げました。本当に5/18日を楽しみにしています!

~引用ここまで。原文のまま~

▼まずタイトルがいいですよねぇ。「では、私も」。
 助けが必要ですというエントリーをアップした甲斐があります。
「青山さんから助けという言葉を初めて聞いた」という書き込みも頂いているのですが、確かに。
 だってね、ふつうの主婦のかたがたが立ち上げた、反日工作を跳ね返す「日本を思う在米日本人の会」に存続してほしいですから。
 このかたも、ニューヨークで「日本まほろば支援の会」を立ち上げたそうです。
 海外にいる邦人が、ほんとうに奮闘されています。
 応援しないわけにいきません。
 ニューヨークからも、講演会場のあるサンノゼは、たっぷり遠いです。
 感謝しています。
(✴会の立ち上げを含めて、お名前をそのまま出した方がいいと判断しました。問題があれば、すぐに書き込んでくださいね)


▼みんなが集まってくださる講演会は、5月18日にカリフォルニア州の美しい街サンノゼで「日本を思う在米日本人の会」の主催で開かれます。

 青山繁晴 講演会 2014 in San Jose
「その時が来る 祖国は甦る」

 講演の公式HPはここです。
 申し込みの専用ページはここです。

これも来ましたぁ!

2014年04月30日 | Weblog
~引用です~

私たちも。 2014-04-30 09:23:19 Puggy

 去年に続けて、私と友人もカナダから参加させていただきます。
 金曜日にここを出ますから夕食会も参加させて頂く予定です!
 去年一度だけかと思っていましたまさかまさかの今年もいらっしゃるということで私たちにとっては(青山さんと会える機会がまず無い海外在住者にとって)夢のような企画です。
 楽しみにしています♪
 これを楽しみに毎日仕事&家事育児に励んでいます。

~ここまで引用。原文のまま~ (✴ハンドルネームをそのまま出して良い感じがしたので、そうしています。問題があればすぐに書き込んでくださいね)

…いやぁ、うれしいです。


★5月18日にアメリカ・カリフォルニア州の美しい街サンノゼで開かれるのは…

 青山繁晴 講演会 2014 in San Jose
「その時が来る 祖国は甦る」

 講演の公式HPはここです。
 申し込みの専用ページはここです。

うれしい書き込みもありました。

2014年04月30日 | Weblog
▼卑劣な反日工作に立ち向かう「日本を思う在米日本人の会」が5月18日にアメリカ西海岸の美しい街サンノゼで開く、不肖ぼくの講演会…

 青山繁晴 講演会 2014 in San Jose
「その時が来る 祖国は甦る」

…について、このままでは開催に危機もあります、どうぞここに集まってください、参加してくださいという急ぎのエントリーをアップしました。
「行きたいけど、行けない」という書き込みが多くくるのを予想していましたが、その通りになっています。
 それは無理のないことで、「行きたい」という志をいただくだけでも、励まされます。

▼しかし、こんな書き込みもいただきました。

~以下、引用~
I am going to participate this event from Fort Lauderdale, FL. Through the youtube, I have been watching your videos (channel Sakura etc). I work for a major airline company, I often visit Japan and other countries. I look forward to meeting you soon.
Ganbatte Kudasai.
P.S. I would like to join your dinner meeting, but I cannot afford this time.
~引用ここまで。原文のまま~

 日本人でも英文で書き込みをいただくことはあります。パソコンなどの設定がそうなっているのでしょう。このかたは、日本人なのか外国人なのかは分かりません。「よく日本や他の国を訪ねる」と書いてありますから。
 しかし「参加する」と明言されています。うれしいです。(ハンドルネームが記してありましたが、書き込み公開を事前にお知らせしていませんから、伏せておきます)

 訳す必要はないと思いますが、ざっと訳しておきますと、「フロリダ州のフォート・ローダーデイル市から参加します。ユーチューブで、あなたのビデオはチャンネル桜など、見続けてきました。私は大手の航空会社で働いていて、日本や他の国によく行きます。まもなくあなたに会えることを楽しみにしています。ガンバッテ、クダサイ。追伸 ディナー会にも参加したいけど、これは難しいです」

 フォート・ローダーデイル市はマイアミに近い街で、サンノゼまでは相当に遠いです。
 ありがとうございます。うれしいです。


▼できれば、あなたの参加も、強く期待しています。

 講演の公式HPはここです。
 申し込みの専用ページはここです。

悪夢をみた

2014年04月28日 | Weblog
小説新作の仕上げで、夜昼のない生活をしているなかで、これまで見なかった中身の悪夢をみた。
「水曜アンカー」の生放送に参加しようとして、妨害やらなんやらで、報道スタジオにたどり着けず、ようやくスタジオに入ろうとするときには、もう夕刻5時15分近くになっていて、「青山のニュースDEずばり」のコーナーが始まっているはずの時間だ。
岡安、村西、堀田の各キャスターをはじめ、みんながどれほど困っているかと震撼しつつ、スタジオに入ろうとするときに目が覚めた。
目が覚めて、視聴者に迷惑をかけずによかったと、こころから安堵した。

ふひ。

みんなの連帯が命です。そして今、助けが急ぎ、必要です。

2014年04月28日 | Weblog
▼中国と韓国の嘘による反日工作の主戦場のひとつが、アメリカであることは少なくない日本国民がご存じだと思います。
 これにフェアに立ち向かうために、ほんとうにごく普通の主婦をはじめアメリカで暮らし、働き、学ぶ日本国民のかたがたが、たとえば「日本を思う在米日本人の会」をつくって、日本政府からもどこからも何の支援も無く、懸命に活動されています。

 その活動のひとつとして、5月18日にカリフォルニア州の美しい街サンノゼで「その時が来る 祖国は甦る」と題した、ぼくの講演会を開きます。
 正式な名称は以下の通りです。

 青山繁晴 講演会 2014 in San Jose
「その時が来る 祖国は甦る」


▼これは、ありのままに申せば、独研(独立総合研究所)としてはいつもに増して大きな赤字を負担する講演会です。
 また、初めて開催した昨年で言えば、ぼくも、同行した独研の青山千春自然科学部長や研究員にとって、実質的に日帰りのアメリカ出張、アメリカ滞在は数時間というウルトラ強行軍でした。
 ことしは、いくぶんマシですが、強行軍であることに変わりはありません。ぼくの日程の詰まり具合は昨年よりさらに厳しさを増しているので、講演と、太平洋を往復する日程を作り出すのは正直、困難を極めました。

 しかし、ごく普通の主婦のかたがたの志、「海外で暮らすようになって初めて祖国が胸のなかに姿を現してくれた。その発見をみんなで共有したい」という右でもない、左でもないまっすぐど真ん中の志に応えるために、ことしも開催します。
 講演だけではなく、直接にぼくとお話しできるディナー会や、サイン会もセットされています。
 眼をみて話しませんか。握手しましょう、ハグもしましょう。


▼初めて開催した昨年は、文字通り全米から日本国民が集まってくださいました。
 おたがいに連帯の感激を感じました。
 主宰者のひとりの主婦のかたによると、それはアメリカの連休である「メモリアルデー」に合わせた日程であったおかげもあるということです。
 ことしは連休ではなく、通常の週末の日程で、行きたくても行けないかたも少なくないようです。

 このままだと、この試みは今年で最後になってしまう怖れがあります。
 ぼくは「中韓の攻勢の激しさのために、こうした講演会に行きにくい雰囲気もアメリカ社会のなかに生まれている怖れはないだろうか」とも考えています。
 ここで、わたしたちが膝を屈してしまえば、アンフェアな嘘による反日工作が真実かのように定まってしまうきっかけの一つになりかねません。


▼始まりは、何気ないことでした。
 サンフランシスコとその近在に暮らしている日本人の主婦のかたがたがいます。
 そのサンフランシスコでは毎年12月に、資源エネルギーを含む地球科学の世界最大級の学会「AGU」が開かれます。
 ぼくと、メタンハイドレートをめぐって国際社会では知られている青山千春博士(独研・自然科学部長)は毎年、必ず参加しています。
 あるとき、その主婦のかたがたが集まって、ぼくと日本の現在と未来について話す、ちいさな機会がありました。
 この講演会は、そこから始まったまさしく手作りです。
 昨年の第1回は、まったく未経験の主婦のかたがたが自ら工夫し、戦い、そして現地で働く優れた日本の技術者らも手伝ってくださって、ぼくらも自費で太平洋を往復するというお手伝いをして、ようやくに開催できたのでした。







 写真は、そのときに撮ってくださったものです。
 ぼくは腕組みなんかしていて、ごめんなさいね。

 ごめんなさいと言えば、もうひとつ、ロングセラー(18刷)になっている「ぼくらの祖国」(扶桑社)の続編ないし正編を、このサンノゼ講演に持って行くつもりが、ついに、それには間に合いませんでした。この頃の極端な過密日程にどうしても勝てず、まだ原稿が仕上がっていません。
 そのために「日本を思う在米日本人の会」としては、この新刊に関しては今回の販売はキャンセル扱いにして、すでにご購入頂いた方々には返金の方向で考えておられるそうです。
 すべて、ぼくの遅筆の責任です。伏してお詫びします。

 新刊そのものは、ことし前半に無事に出版はされます。原稿は遠からず、脱稿します。
 今回、予約されたかたには、ぼくから何かをさせていただきます。出版社(扶桑社)とも話し合っています。


▼さぁ、5月18日に、どうにかしてサンノゼにお出でになりませんか。
 ハイテク技術の集積地で知られたこの街は、世界の街を見てきたぼくも感嘆する、美しいたたずまいです。
 ぼくらの祖国が、世界のどこでも、ありのままの美しさを理解されるように、そうして子々孫々に手渡せる国になりますように、いまの苦境を逆に日本を世界に発信できる機会として活かせるように、あなたの助けがたった今、必要です。

 講演の公式HPはここです。
 申し込みの専用ページはここです。

ちょっとしたお知らせです

2014年04月23日 | Weblog
▼ぼくがたまに顔を出しているテレビ朝日の「ワイド・スクランブル」という番組は、この春から放送時間が変わり、午前の番組になっています。
 明日4月24日木曜に、そうなってからは初めて、ナマで参加します。
 時間は、午前10時台から11時40分ぐらい(未確定)です。
 テーマは、韓国の旅客船事故やオバマさん来日になりそうです。


▼それから以前に一度だけ参加した朝日放送(大阪)の朝の番組に、4月26日土曜にふたたび参加します。
「おはよう朝日 土曜日です」という番組です。
 ぼくが参加するのは、早朝6時55分ぐらいから7時10分頃のわずかな時間になりそうです。
 この15分(あるいはそれ未満)のために前夜から大阪に入り、すぐトンボ帰りで東京に戻って在京の仕事をせねばならず、かつ独研(独立総合研究所)としては交通費も赤字ですから、参加するかどうか少し考えましたが、テーマが「日米首脳会談の真の目的・意義は何か。また、いったいそこで何が話し合われたのか」ということですから、志を感じて、参加することにしました。


▼こうしたテーマについても、時間に制約されず、踏み込んで、ほぼすべてをお話しできるのが、自主開催の独立講演会です。4時間半から5時間という異例の講演会です。
 今ちょうど、東京開催の5月分の申し込みを受け付けています。ここです。
 それから、クローズドの完全会員制の東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)でも、ぼくの把握した事実をすべて赤裸々に明らかにしています。関心のあるかたは、ここへどうぞ。

 いずれも、独立講演会については毎回、東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)については毎号、力の限りを尽くしています。
 独立講演会は、毎月1回、必ず開催していて、上記の5月分で第29回を数えます。
 東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)は最新号で677号となりました。2000年3月に第1号を配信してから14年1か月のあいだ、たゆまず配信しています。
 共にぼくにとって、物書きであること、独立系シンクタンクの社長・兼・首席研究員であることと並んで、いまの仕事の根幹の一環をなすものです。 


嫌がらせ、中傷誹謗などなどの書き込みについて

2014年04月21日 | Weblog
無駄です。
ハンドルネームを変えても、あるいは自己顕示欲などで変えなくても、IPアドレスで漏れなく分かっていますから、タイトルも本文もまったく一字も読まれないまますべて削除されています。
そして、こうしたすべての書き込みについて捜査当局の内偵が行われています。こうした範疇に入ると判断された書き込みはすべてです。例外はありません。

こうした範疇ではない書き込みについては、いつも愉しみに拝読しています。
尊い参考になっています。

ほんらいの志に応えるために

2014年04月21日 | Weblog
▼通称「水曜アンカー」(関西テレビの報道番組・スーパーニュースアンカーの水曜版)の最新分は、4月16日に放送しました。
 その生放送のあと、いつもに増して沢山のEメールや、この地味ブログへの書き込みを頂きました。今も続いています。
 テーマは拉致事件でした。
(日本のマスメディアは多くの場合、「拉致問題」と呼んでいます。しかし、わたしたちの同胞を誘拐・拉致した北朝鮮の犯人たち、そして何よりも日本における協力者たちを逮捕し、裁かねばなりません。協力者のなかには、実名も、日本国内の現住所も分かっている犯人たちが複数、いまも居るのに、日本政府は放置してきました。ですから、まず事件として取り組まねばなりません)

 あらためて驚くぐらい沢山のEメール、書き込みを頂くのは、日本国民が拉致被害者と家族にいかに強く、確かな関心や共感を抱き続けているかの証左です。
 魂から、こころ強く感じます。

 そして、そのEメールや書き込みの、実に99%が、つまりわずかな例外を除いてすべてが「録画しておいて、仕事(あるいは学校)から帰ったあとに視ました」というかたがたです。
 ところが…このみなさんは、番組を視なかったことになっているのです。
 テレビ局がカウントするのは、生で視た人だけです。
 夕方の報道番組であるアンカー(の第1部)は、午後5時前から始まり6時前には終わります。
 働いているかたで視られるのは、夜勤シフトなどの一部のかただけですね。
 学校に通っているひとも、夜学でない限り視られません。そして夜学に通うひとのうち少なくないかたが、昼間は働いていらっしゃるでしょう。
 どうして生で視られるでしょうか。


▼4月16日の「水曜アンカー」の「青山のニュースDEズバリ」コーナーで取りあげたのは、拉致事件をめぐって、たったいま日朝がどんな秘密交渉をしているかという事実です。
 日本国の主人公である有権者が、いま必ず知らねばならない交渉になっていますから、ぼくなりに最大限のさまざまなリスク、たとえば当然ながら抹殺されるリスクも冒して、明かすべきを明かし、語るべきを語りました。
 その背景には、膨大な時間とエネルギーを費やした、政府高官たちとの烈しいやり取りがあります。
 ふつうに言えば、取材とか情報収集とかになりますが、そのようなもので交渉の中身など把握できませぬ。
 政府といえども知らない情報をこちらが掴み、それをただ確認するのではなく、信念と魂に根ざした議論を真正面からぶつけねばなりません。
「どうなりますか」と聞いて、答える当局者などいません。
「こういう情勢にあるから、こうすべきだ」と提起すると、「いや、こういう情勢も別にあるから、こうしている」という答えが返るのです。
 ぼくはこのようにして、20年近かった記者生活のあいだも、たった今も、情報をみずからの脳裏に刻みつけてきました。

 こうしたやり取りを整理して、枝葉を落とし、やり直しも編集も不可能な生放送でいつも明らかにしています。
 今回は、北朝鮮が拉致被害者のうち、どなたを勝手に選んで返そうとしているかや、遺骨返還の名のもとに巨額のキャッシュを労せずして、わたしたちの血税から手にしようとしている動きなどを証言しました。

 しかしテレビ局のカウントでは、4月16日の放送について申せば、その放送を視るより「履き心地抜群の米ぬか靴下を紹介」する番組や、「秘湯めぐり」という温泉話をご覧になっている人が多かったことになっています。
 これもテレビ局の分析では、その時間帯にテレビを(生で)ご覧になっていたかたは、ご高齢のかたが多いことになっています。


▼ぼくはタレントじゃないので、ほんらい、視聴率は関係ありません。
 具体的に言うと、芸能プロダクションと一切、関係を持たないので、タレントのようなギャラ(番組参加料)は全くもらいません。学者や評論家や芸術家や大新聞の論説委員と言いながら実際は芸能プロダクションに属して視聴率に比例するギャラをもらう、こういうことも一切しません。

 しかし視聴率が、危険をも踏み越えるコーナーよりも、リスクのまったく無い「靴下選び」や「温泉めぐり」のほうが高いとなると、そのコーナーが存続できる可能性はどんどん失われていきます。
 特定の局がどうのこうのでは無く、テレビ界全体の問題です。
 関西テレビだけに無理を強いても、どうにもなりません。


▼ぼくは関西テレビに長年、「水曜アンカーの中身を広く配信してくれという要望が、ぼくにも局にも沢山、たくさん来ていますね。実行しましょう」と提案して、時には烈しい怒鳴りあいにもなりましたが、今のところは、まったく実行されていません。
「録画しての視聴も、視ている人にきちんとカウントしましょう」とも提案してきましたが、先日、「テレビ局からは何も言えません。リサーチ会社のすることですから」という返答がありました。
 そんなことはあり得ません。視聴率をめぐるリサーチ会社の最大の顧客が、テレビ局なのですから、テレビ局がきちんと意見を言えば黙殺はできるはずもありません。


▼アンカーという報道番組は、当時、関西テレビの報道局にいた、ひとりの日本男児の発案から始まりました。
 夕方のニュースという勝負の時間帯で、キー局の番組を買わずに、全国ニュースも自前でやろうという凄い志です。(それが現在のアンカー第1部です)
 これを報道局、報道部の記者、ディレクター、プロデューサー、若手から中堅どころが支えて、水曜アンカーも始まったのです。
 ぼくなど、番組のいち参加者に過ぎません。
 この初期の志に応えるためにも、見直すべきではないでしょうか。
 わざわざ毎週、録画をセットして、仕事場や学校から疲れて帰ってきたかたがたが楽しみにして視てくださる、それをカウントから外してどうしますか。

 あらゆるテレビ局は「録画視聴だと、CMを飛ばして視るのじゃないか」と考え、スポンサーの意向を気にしているのです。
 しかしCMを視ない人は、生でも録画でも、視ないでしょう。
 生活情報として視る人は、生でも録画でも、視るでしょう。たとえば、ぼくはあまりテレビを視ませんが、視るときは、CMをむしろ愉しんで視ます。生も録画も関係ありません。
 スポンサーも、偽の視聴率ではなく、本物の視聴率を知りたいはずです。
 独研(独立総合研究所)は宣伝をしませんが、もしも仮にやるのなら、録画視聴もちゃんとカウントした本物の視聴率でないと知りたくもありません。(実際の独研はテレビCMも含めて、今後も宣伝は致しませぬ。なにか書くと必ず、トンデモ誤解の書き込みもあるのですが、誤解なきよう…)


▼きのうの4月20日日曜日、神戸で第28回の「独立講演会」を開きました。
 ぼくは小説新作の改稿〆切と、ノンフィクションの新刊「その時が来る 祖国は甦る」(ロングセラーになっている「ぼくらの祖国」:扶桑社の続編ないし正編)の〆切がダブルで来ていて、10日以上、ほとんど寝ていないという最悪の心身でしたが、それでも、この自主開催の有料講演会に今回も400人を超える沢山のかたがたがお出でくださっていて、こころから勇気づけられました。

 最前列のど真ん中に、若い女性が居て「もしも未婚でいらしたら、海上自衛官の奥さまになることも考えてくださいね」と講演中に話したら、なんとほんとは16歳の高校生でした。
 その右隣にいらっしゃた女性、何人か挟んで左にいらっしゃる男性、いずれも皆勤賞か、それに近い熱心な参加者なのですが、なんと、この少女のご両親でした。
 とても可愛い、素敵な女子高生なのですが(ぼくはお世辞は申しませぬ)、水曜アンカーを毎週、まさしく録画して視てくれていて、しかも同じく録画視聴を続けている同級生と毎週、ぼくの伝えた内容をめぐって議論するのだそうです。
 もう内心で、感激と感謝でした。
 そもそも4時間半から5時間に迫る長尺の講演会に、16歳が最後まで参加してくれること自体が、感動です。
 そして、もっともっと年下の参加者もいらっしゃいます。
 みんな、連帯すべきを連帯しましょうね。
 年齢も性別も収入格差も何も、関係ない!


▼その独立講演会の次回の申し込み受け付けが、きょうの正午からすでに始まっています。
 今回は東京開催の番です。
 この頃は、東京の方が関西よりさらに参加者が多くなっていて、新しい会場です。
 かつては、祖国がペリー艦隊を迎え撃とうとしたお台場の会場を使っていたのですが、とっくに収容可能人数をどこも超えてしまい、大手町のサンケイホールにしたのですが、ここも超えてしまいました。
 夏には、早稲田大学の大隈講堂も使ってみるつもりです。収容人数、実に1000人以上です。
 それは夏以降の話なので、今回は収容可能人数を超えてしまって抽選になる可能性があります。

 独研(独立総合研究所)の公式HPにある申し込み要領(ここです)から抜粋して、下に掲げておきます。


第29回 独立講演会@東京 (2014年 5月24日 : お申込みの受付を開始しました)

【講演日】
2014年5月24日(土)
【講演時間】
開場:13時00分
開演:14時00分 ~ 18時30分 予定
【講演内容】
「祖国、アジア、世界を、あなたと一緒にどうするか その2」
【会場】
ベルサール神田 イベントホール(2階)
〒101-0053 東京都千代田区神田美土代町7 住友不動産神田ビル
Tel.03-5281-3053
「小川町駅」B6出口徒歩2分(新宿線)
「新御茶ノ水駅」B6出口徒歩2分(千代田線)
「淡路町駅」A6出口徒歩3分(丸ノ内線)
「神田駅」北口徒歩7分(JR線)
「神田駅」4番出口徒歩7分(銀座線)
「大手町駅」C1出口徒歩8分(半蔵門線,丸ノ内線,東西線,三田線,千代田線)
詳細は、こちらへ。
【受講料】
一般 5,000円 / IDC(インディペンデント・クラブ)会員 4,000円
【申込期間】
2014年4月21日(月)正午~ 2014年5月7日(水)正午
※申込期間内のみ、申し込みを受付致します。
【申込方法】
「申込フォーム」ボタンをクリックし、リンク先のページよりお申込みください。ここです。
【抽選結果通知】
当選・落選発表は、5月7日(水)申込締切り以降、メールにてご連絡致します。
※会場の規模によって抽選になる場合がございます。
【禁止事項】
※参加資格の譲渡
※講演の撮影・録音・録画
※講演中のパソコンの使用
※事前にお申込をされていない方の入場
【問い合わせ先】
独立講演会 運営事務局
※電話でのお問い合わせは対応しておりませんので、ご了承下さい。
※独立講演会については、独研の総務部では対応しておりません。
※独立講演会とは別途、青山繁晴や青山千春博士の講演会を開きたいかたは、こちらまで。


窓から黄金色の弦月が見えています

2014年04月11日 | Weblog
✴このエントリーは、4月11日金曜の夕方から夜にかけて、おおむね書きました。
 そして書きかけのままアップしないでおこうかと、いったん考えましたが、翌12日土曜の未明にアップします。
 実は書きかけの途中で置いているエントリーが山のようにあります。いつか時間を作って、これらもひとつづつ最後まで書き上げて、アップしたいですね。



▼いま名古屋で講演をして帰京する新幹線の中で、このエントリーを書いています。
 名古屋駅では、発車する新幹線のドアに挟まれたことが、二度あります。
 講演会で時間を延長して話し、聴衆のみなさんと一緒に考えようとして、発車時刻の間近になってしまい、走って走って、乗ろうとしたときに挟まれました。
 きょうは、エネルギーと環境の問題に先進的にチャレンジするひとたちが聴衆だったから、ついつい「あと5分」、「あと2分」と延長に延長を重ねてしまい、二度あることは三度あるで、きょうもドアに挟まれるかなと思っていましたが、どうにか、ふつーに乗れました。

 延長した話を最後まで熱心に聴いてくださったみなさん、ありがとうございました。
 みなさんと出逢う機会を与えてくださった主宰者、ありがとうございました。


▼ぼくは講演の直前は、強烈に集中します。
 実は、人と話すことも難しくなります。
 しんと鎮まって、全身が、講演だけに備えています。

 だから講演前のぼくは、人と話すのが好きなふだんのぼくとは別人で、びっくりなさる方も少なくありません。
 講演会場に入り、主催のかたがたとご挨拶がてら話すとき、「青山さんって、こんなに話さない人だったのか」と驚く表情をされることも珍しくありません。

 講演を始める前は、サーキットでレーシングカーを駆ってピットロードからコースに出て行くときよりも、アルペンスキーで急斜面に飛び込んでいくときよりも、はるかに集中しています。
 なぜか。
 ぼくは今、年に百回をはるかに超えて講演していますが、ぼくの話を直(じか)にお聴きになるかたにとっては、一生に一度かもしれないからです。

 そしていざ、聴衆の前に出るとと、おのれを開け放ち、持てるすべてを伝えたいと願いつつ、ただ一度逢うだけかもしれないみなさんの眼を見るために、舞台や演台から降りて、みなさんの中に入っていきます。
 ぼくが世界と日本の現場で直面したことどもを、ありのままに伝えてみなさんと共有し、祖国とアジアのために立場の違いを乗り越え、連帯すべきを連帯し、ひとりひとりに何ができるか、それだけを一緒に考える。
 そのためには、講演前には、ぐおーと集中し、そして聴衆のみなさんの前に出た瞬間に一気に解き放って、全霊を傾ける。
 短い命があるあいだは、細々ながら、続けたいと考えています。


▼ふだんの講演会は、1時間、最大でも1時間半です。
 それは当然のことです。人間の集中力の限界がふつうは、それですから。
 ぼくは近畿大学の経済学部で教えてもいますが、大学の授業も1時間半です。

 きょうの講演は、あらかじめ2時間を予定してくださっていました。
 そこからさらに延長を許してくださり、ほぼ3時間にも及びました。
 みなさん、ほんとうにお疲れさまでした…。

 ただ、こんな機会は例外です。
 そして、今日のように3時間を頂いてもなお、この祖国を甦らせるにはどうしたらいいかを考えるには…時間がまるで足りないのです。

 そこで自主開催の独立講演会(ここです)を開いています。
 まず「時間無制限」でスタートしました。
 そしてこれまで、実に小学生から90歳代のかたまで、独立講演会の最後まで、一緒に考えてくださっています。
 いまは聴衆の疲労を思って、原則4時間半、最大で5時間にしていますが、それでも、これだけの時間を一気に共にする講演会は、あまり無いかもしれませんね。
 ひょっとしたら、世界にひとつ。
 独立講演会が、と言うより、独立講演会に集まってくださるみなさんこそが、世界にただひとつ!


▼この独立講演会はこれからも続けますが、一方でぼくは、そろそろ物書き中心に仕事を収斂させていきたい。
「ぼくらの祖国」(扶桑社、たとえばここです)はついに18刷となりました。
 ぼくや独研(独立総合研究所)の意見は依然、少数派です。
 そのなかで、このようにロングセラーとなり、それが出版から2年4か月を経て、なお衰えることなく続いている…読者のみなさんに、祈りと感謝を捧げます。

世界のひとつひとつの光景が胸に沁みいる

2014年04月05日 | Weblog
(*海外出張中に、モバイル・パソコンが壊れることは、大きなリスクのひとつです。
 下掲のエントリーは、その恐るべき事態が起きて、1日がかりで緊急対策をおこない、いったん消えていた内容を恢復してアップした書き込みです。
 そもそも、ぼくの使うモバイル・パソコンは、あまりに過酷な、休みなしの使用によって通常よりずっと早く壊れます。
 いわば、ぼくのかわりに壊れているようなもので、パソコンに本気で同情しつつそれなりの備えもしているのです。
 けれども、いざ突然に海外で壊れて、独研(独立総合研究所)の「情報システム管理部員」を兼ねる研究員が同行していないときは、かなりの重大事態になります。
 今回も、どうにか緊急対策が奏功して、まぁ地獄には墜ちずに済んだというところかなぁ。



▼4月4日の金曜からフィンランド出張に出ています。
 北欧には、スウェーデン、デンマークには、原発テロリズムという深刻な脅威への抑止や、新エネルギーの調査・研究で繰り返し出張していますが、フィンランドはこれが初めてです。
 フィンランドは、世界でもっともロシアと向き合ってきた、ないしは戦ってきた国です。
 そういう意味では、いわば「隠れた注目国」のひとつだと、ぼくは考えています。

 訪れてみると、スウェーデン、デンマークにはない、ロシアの気配がありありと感じられ、思った以上に、ほかの北欧諸国と違います。
 やはり現場を踏んで踏んで踏み抜く、というのがぼくの仕事のいちばん大切な基本であり、ささやかな生き方だなぁと、あらためて今、ヘルシンキの未明3時過ぎに考えているのです。


▼ヘルシンキに到着してまもない、現地時刻4月4日金曜の午後に、ちょっと街に出てみると「あっ、あ~」と若い女性から声を掛けられました。
 雰囲気からして観光客じゃないので「こちらにお住まいですか」と聞くと、「そうです。青山さんに会いたかったんです。まさか、この角で会えるなんて」ということでした。

 がんばれ、日本女性。
 世界でも、祖国でも、日本女性の役割はほんとうに大きい、尊いといつも考えています。
 そして、われら日本男児も、大和撫子と一緒に、踏ん張りましょう。


▼常夏のハワイ州オアフ島真珠湾のアメリカ太平洋軍司令部への出張から、一転、北極圏に近い地への出張ですが、それはまったく心身ともにOK。
 このまま宇宙へ出ても、海中へ潜っても、いいんだけどなぁ…。




*おおいなるシベリアの上空をひたすら越えていく。
 機中では、まさしくずっと仕事。フライトではなく、時差でもなく、この仕事オンリーに疲れるけど、機中では邪魔もされないというか、さまざまに押し寄せてくる連絡が入らないから、仕事は進む。
 ただし原稿は1字も書く時間はなかった。
 たまりにたまったメールへの対応だけでフィンランドに到着してしまった。それも講演の参加者らから頂いたメールなどには一つも対応できず、仕事のメールに次々に返信を書き、送信待ちにしておいて、フィンランドに着いてから送る。
 ああ、早く思い切り、原稿だけを書きたい。
 小説新作の仕上げと、「ぼくらの祖国」(扶桑社、例えばここです)の続編、いや正編の「その時が来る 祖国は甦る」(扶桑社)の原稿を、心おきなく書きたい。



*ヘルシンキの港には、巨大な砕氷船の群れが停泊している。
 世界の寒いところも、あちこち訪ねてきたけど、こんな光景は初めて見た。
 手前の古い建物は、なんとカジノらしい。まだまだ凍えるような風の吹く早春のヘルシンキ、カジノも港も、ただ閑散としている。
 にぎやかな場所よりも、なぜかこんな場所こそがいつも、魂に刻み込まれる。



*ヘルシンキの街並みは、おなじ北欧のストックホルムやコペンハーゲンと似ているようで、違っている。
 第二次世界大戦では、連合国の一員のソ連と戦ったために、日本と同じく敗戦国となったフィンランド。その長く険しい道のりに積み重ねられたつよさも感じる。
 敗戦とは、頭を垂れることではない。より賢く、より逞しく生きることだと語るような、独特な気配のある街だ。

 

無事に続きます…しかし

2014年04月02日 | Weblog
▼いま4月2日水曜の朝8時29分です。
 1分前まで、RKB毎日放送(福岡)のラジオ番組の生放送に電話で参加していました。

 もう長年、この朝の番組にこうやって参加しています。学会などのために出張した海外から国際電話で参加することも何度かありました。
 その番組の人気キャスターだった中西さんというかたが、自らの意思で引退されました。
 先週の番組で、その中西さんとお別れすると、ぼくも居なくなるという思わぬ誤解が生まれ、たくさんのかたがたから悲しむメールやコメント書き込みを頂いて驚いたのでした。

 ぼくは変わりません。
 番組名は新しく「ニュース新発見 インサイト」という風になり、ぼくの参加するコーナーも「インサイド・ショック」という固有のタイトルが「インサイト・コラム」という通しタイトルに変更され、放送時間も「午前8時半過ぎから」だったのが「8時18分頃から」に変わりました。
 だけども、ぼくが参加することと、コーナーの内容はまったく変わりません。


▼今朝は、電話が繋がってまずスタッフに「8時何分まで話せますか」と聞いたのですが、まだ定まっていないので8時26分か27分ぐらいまでを目安に、という趣旨の答えでした。
 実際は8時28分台になりました。
 ラジオでもテレビでも、1分とか、10秒が大きな意味を持ちます。


▼続くと言えば、独研(独立総合研究所)が自主開催している「独立講演会」も、東日本大震災の直後2011年の5月から手探りで始めましたが、無事に毎月1回のペースを守って続き、先日3月30日の東京開催で第27回となりました。
 参加されるかたが想像を絶するぐらい増えて、もう使える会場が無くなり、いずれ早稲田大学の大隈講堂などの巨大会場の利用も考えているところです。
 この4月には、神戸で第28回を開きます。
 この4月分の申し込みはもう締め切っていますが、また、5月分の受け付け(今度は東京開催)もいずれ始まります。
 4時間半から5時間という、おそらく通常の講演会ではまったく考えられない時間を確保し、ありとあらゆる質問にその場でお答えして、みんなと対話する、たいせつな唯一の機会が独立講演会です。
 関心をお持ちなら、どうぞここを見ておいてください。


▼きょう水曜日は、関西テレビの報道番組「水曜アンカー」の生放送の日でもあります。
 これも、もっとも続けたい発信の場のひとつです。

 …しかし、続けるには、さらにぼくやスタッフの謙虚な努力が必要です。みんなの熱い支えも必要です。
 ずっと繰り返されてきた圧迫はあり、新たな圧迫の懸念もあり、つい先日もそれを実感しました。無事に続くとは、すくなくとも安直には言い切れません。

 むしろこの4月から毎回、「今回が最後かもしれない」と腹に据えつつ、RKBラジオのコーナーと同じく、発信の内容、その背骨をまったく変えずに続けていきたいと今朝、あらためて考えています。