Our World Time

父とぼく

2012年04月29日 | Weblog


▼いまは4月29日日曜の午前4時28分。
 きのうの書き込みから、丸一日ほどが経ちました。
 そして今日は、昭和天皇のお生まれになった日です。

 きのうの第5回独立講演会(神戸)は、たくさんのかたが詰めかけてくださり、なかにはフランスのリヨンから、あるいは東京から、横浜から、広島からと、神戸・大阪以外にも遠くからわざわざ来てくださいました。

 ぼくは、思いがけず4月28日土曜の午前から、急激に体調が悪くなりました。
 去年2月のガン手術の直後とか、ガンの後の腸閉塞で死に直面したときとか、講演会のまえに極端に体調が悪かったことはありましたが、このように、何気ない日常のなかで体調不良を起こして、そのまま講演に臨むのは初めてでした。

 なんとか立て直そうとシャワーを浴びて、髪もまだ乾かないうちに独立講演会の会場に入りましたが、多くのかたが、ぼくの顔色の悪さをありのままに感じておられたようで、みなさん、なんというか、さすがですね。

 講演を始めてから、突然、女性のかたから「腰は大丈夫ですか」と聞かれました。
 そのときは、腰はまったく問題がなく、はてな?という感じだったのです。
 ぼくはスキーのジャンプで墜落して、左腰の骨(腰椎横突起)を5本全部、引きちぎるように骨折してから、まだそう何年も経っていません。しかし後遺症はないのです。ぼくの身体をケアしてくれる鍼灸(しんきゅう)師は「分厚い筋肉がトレーニングで腰に付いてるから、後遺症が起きていない」という診断です。
 だから、この女性のかたから腰の心配を聞かれたときも、不思議に思いつつ「大丈夫ですよ」と応えたのですが、それからしばらくして実際に腰が痛み出したのです。

 体調が悪いと、身体を支える腰や足に、微妙な変化が出るのでしょうね、これまで経験しなかったタイプの腰の痛みでした。
 いつものように、5時間強(午後1時すぎから午後6時15分ぐらい?)を立ったまま講演し、ご質問に答えていったのですが、後半には、珍しく立っているのが苦痛になっていました。
 心残りは、そのために、最後にみなさんにしっかりと頭を下げてお礼できなかったことです。腰が深くは曲がってくれませんでした。
 あの女性のかたの直感は凄いですね。
 そして5時間強を、ただひとりも居眠りなさらず、どんどん手を挙げて質問してくださった参加者のみなさん、みなさんは凄いです。

 講演が終わり、みなさんひとりひとりとの握手、たまにはハグ、それも終わり、さぁホテルに帰ろうとなったとき、どっと疲労が噴き出し、ホテルに着くと、ぶっ倒れて眠りました。それが午後7時前後だったでしょうか。高熱で汗びっしょりでした。
 そして午後9時過ぎに目が覚めたときには、もう7割方、回復していました。
 熱もかなり下がり、うどんを食べることができて、ホテルからもらった薬を飲みました。

 そのあと再び、眠り、今はもうほとんど問題ありません。独研(独立総合研究所)から会員制で配信している東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)の執筆に戻っています。
 講演中から、両足の土踏まずが痛み出したのも驚きでした。にんげんの身体って、面白いですね。全体のバランスがわずかに崩れていたのでしょう。
 その両足も、すっかり回復しています。
 身体の回復力は健在のようです。


▼今回の独立講演会のなかでは、拉致被害者の奪還に、長年取り組んできた良心派の情報当局者が、非常に厳しい、辛い見方をしていることを、あえて初めて紹介しました。
 しかし講演でお話ししたように、ぼくの見方は違います。
 長年、フェアに意見を戦わせて、その良心を信頼する相手であっても、意見の違いはあります。

 独立講演会にいらっしゃるかたがたは、みずから目を覚ましているかたがたです。
 意識の高いみんなだからこそ、楽観論や理想論に逃げることなく、厳しい現実と真正面から向かいあって、拉致被害者をひとり残らず取り返すということを、いちばん、伝えたかった。

 みなさん、ありがとうございました、こころの底から、ありがとうございました。
 みなさんがどれほど拉致被害者とそのご家族の苦しみを、我が事として捉えているか、それがぼくに深く伝わりました。
 それが日本国民にある限り、希望は途切れません。


▼さぁ、夜が明けてきました。
 写真は、ゆうべの夜景の神戸港の、きょうは夜明けです。

 このあと兵庫県加西市に向かって、講演です。
 ぼくには、ふるさとが3つあります。
 ひとつは、生まれた神戸ですね。

 ぼくの父は、繊維会社の経営者の8番目の子、末っ子でした。
 その繊維会社の神戸支店にいたとき、ぼくが生まれました。父のお兄さんがたが、落馬で亡くなったり、当時はまだ珍しかったオートバイに乗っていて川に転落して亡くなったり、次から次へと亡くなって、末弟の父に突然、社長に就任するという重い責任が回ってきたそうです。
 そこで父は、繊維会社のある兵庫県加西郡(現・加西市)に戻り、ぼくたち家族も神戸から引っ越しました。
 この加西市が、ふたつ目のふるさとです。

 ぼくはその加西市から、姫路市の淳心学院中・高等学校にバスで通いました。だから姫路市が、みっつ目のふるさとです。

 今日は、ふたつ目のふるさとで講演するわけです。
 講演のまえには久しぶりに、父のお墓参りにも行ってきます。

 父には申し訳ないけど、父の遺髪をぼくは仕事部屋に置き、水を捧げています。
 硫黄島の英霊のかたがたや白梅の少女たちに水を捧げるとき、最初に父とご先祖さまに捧げているのです。
 そのために父は、ふるさとならざる地にとどまっているのではないかと心配していたのですが、去年、この加西市で講演したとき、舞台で話しているぼくの傍らに父が来ているのをありありと感じました。

 あぁ、ちゃんと青山家のお墓にいるんだなと、安心したのでした。
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奇跡の17年

2012年04月28日 | Weblog


▼みなさん、いま4月28日土曜日の午前3時20分です。
 ヨノナカとしては、ゴールデン・ウィークという素晴らしいものに入ったのですね。
 ぼくは、独研(独立総合研究所)から会員制で配信している東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)の取材と執筆を、夜を徹して続けています。
 そして、神戸にいます。
 ぼくの生まれた街です。
 海がみえるホテルの一室です。きょうは第5回の独立講演会を神戸の三宮で開くので、前日入りしています。

 きのうの金曜は、神戸市内のJR灘駅近くにある阪神・淡路大震災のメモリアル、「人と防災未来センター」を訪ねました。
 ここは清冽な外観の建物ですが、頭を叩かれるように凄絶なメモリアルです。

 たとえば、1995年1月17日の早朝5時46分の地震発生と、その直後を再現した映像は、ぼくが旧ユーゴ戦争で戦地に入り、サラエボの美しい街並みが爆撃で徹底破壊されているなかを戦(おのの)きながら歩いた記憶と重なりました。
 とても地震で起きたこととは思えません。
 巨大な破壊の意志を持って何者かが、神戸の街を絨毯(じゅうたん)爆撃しているかのような光景です。

 そのあと、神戸市役所を訪ね、高層階の応接室から神戸の市街と港を眺めると、17年間の復興の歩みがどれほど偉大な奇跡かを実感しました。
 応接室で、神戸市長の矢田さんと、これからの神戸の希望についてフランクで自由な議論を交わしました。


▼独立講演会は、独研が自主開催する講演会です。
 ふだんの講演会が、どうしても時間の制約に縛られることを考え、いわば時間無制限の講演会として、スタートしました。
 この神戸は、記念すべき第1回の独立講演会を開いた場所です。
 そのときは、東日本大震災のチャリティとして行い、ぼくはひとりで6時間を立ってお話ししました。
 聴くかたがたは、倒れる人が出てはたいへんですから、3時間づつ半分に分けました。
 それでも3時間は、ふつうの映画をみるより長いですね。

 今日の第5回講演会でも、5時間ほど話す予定で、ぼくはいつもの通り休みはありませんが、お聴きになるかたは途中で自由に休めるように、隣に休息のための部屋も確保しました。ふひ。


▼きのう神戸に入ったとき、独研の総務から「第6回の独立講演会も、もう参加募集の〆切が近づいているのですが、社長のブログにアップされていないから、まだ空きがあります」という話がありました。
 え? 何で早く言ってくれないの?
 きっと、ぼくのウルトラ多忙を間近に見ていて、総務は遠慮したのでしょう。

 …というわけで、次回の独立講演会のお知らせを下に掲げておきます。
 これは、独研の公式ホームページ(←クリックすれば飛べます)にアップしてある情報から一部を抜粋しました。
 なお、テーマはあくまで仮決めです。実際には、独立講演会のたびに「聴きたいテーマ」のアンケートをとって最終決定しています。
 そして、この長時間講演ですから、テーマはもちろん、ひとつじゃありません。


【第6回 独立講演会】

講演日 2012年5月26日(土)
開場:13時30分
開演:14時00分 ~ 18時30分
講演内容 「消費増税をどう考えるか」ほか
(仮テーマです。実際には参加者全員にアンケートをとって決めます)

場所 タイム24ビル 研修室 3F 西1~4
  135-8073 東京都江東区青海2-4-32
  TEL:03-5531-0024
  ゆりかもめ「テレコムセンター」駅下車徒歩約2分

受講料一般 5000円 / IDC(インディペンデント・クラブ)会員 4000円

参加者特典*書籍特別販売
希望者のみ、下記の書籍を販売します。
書籍代は、受講料と併せてお振込みください。

▽ぼくらの祖国(扶桑社)1,600円
▽救国 超経済外交のススメ(PHP研究所)1,500円

特典1:上記方法で購入いただいた書籍には、青山繁晴が事前に
直筆でサインし、講演会当日に会場でお渡し致します。

特典2:各書籍は、消費税サービスで販売致します。

定員 210名
※定員を超えた場合、抽選とさせていただきますのでご了承ください。
申込期間 2012年4月24日(火)~2012年5月2日(水)正午(予定)

※申込は、独研の公式ホームページ(←クリックすれば飛べます)にある「注意事項」をお読みのうえ、「申込フォーム」ボタンをクリックし、リンク先のページよりお申込みください。
※これ以外の申込みは、受け付けておりませんのでご了承ください。





 写真は、夜明けを待つ神戸港です。
 画面の左下は、震災で破壊された岸壁を保存したメモリアルなのです。
 阪神・淡路大震災で突然、二度と還らない命を落とされたかたがた6434人のみたまに、あらためて、深い祈りを捧げます。

(2012年4月28日土曜日の午前4時08分、携帯電話で撮影)

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怒ってはいませんが…

2012年04月24日 | Weblog


…これまで、何度も何度も繰り返し、「ほかのサイトに誘導する書き込みは原則、公開しません」とお話ししています。
 ところが、相変わらず、そうした書き込みがおこなわれます。

 きょう、「青山さんのブログが生きる糧だと言う人がいるのを知りコメントを打ちます。」として、いくつものサイトに誘導する書き込みをされた方がいます。

 あなたにどのような志があっても、それはあなたの自助努力によって実現を図ってください。
 これも、つねづね申しているように、ここはぼくの庭です。社会に開かれていると同時に、あくまでも個人の庭です。

 あなたはほんとうはこのブログをろくに読んでいないことが分かりますし、ぼくがこのひとつ前のエントリーであえて紹介した、いつもブログを読んでくれているお人の気持ちにも、そぐわないと考えます。
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真夜中の書斎にて

2012年04月24日 | Weblog


*この地味ブログのエントリー(書き込み)は、途中まで書いてそのまま完成させず、したがってアップしていないという文章が、かなりあります。
 それは独研(独立総合研究所)が配信している会員制レポートの東京コンフィデンシャル・レポート(TCR)でも、実は同じです。

 そして、TCRは有料レポートですから、その会員は、個人会員であれば身銭を切られていて、法人会員であれば責任ある支出をなさっています。TCRの完成と配信が、あくまで優先されねばなりません。
 しかしTCRの完成を急ぎつつ、このブログについても、途中まで書いたものはそのまま眠らせず、時間はかかっても、仕上げてアップしていきたいと思います。

 先日の京都のサイン会でお会いした、あるご夫婦の奥さまが「ブログをやめないでください。わたしにとっては生きる支えなんです」とおっしゃいました。
 正直、こんな何でもない地味ブログに、そんな値打ちがあるとは思えません。謙遜ではありません。
 しかし、ひとりでも、そう思うひとがいて、そして、はっとするほど真摯な表情でした。
 だから、未完成のまま眠らせていた書き込みを、すこしづつ完成させてアップしていくことにしました。

 今日(4月24日火曜)未明2時半ごろのエントリーは、そのうちのひとつです。





▼ぼくは、「テレビやめたい病」患者です。

 まぁ、こう書くと、ほんとうに「病気だ」、「何の病気か」と思い込まれるひともいらっしゃるので、やむを得ず蛇足で申すと、おのれがテレビ番組に参加(出演)するのをやめたいと、日常的に感じている、ということです。

 もっと正確に言うと、「実際の放送時間より多く収録して、それを短く編集して放送するテレビ番組」には、出たくない、出たくないと、考えがちです。

 いまは4月14日土曜の夕刻、先ほどまでテレビ朝日にいて、「TVタックル」の収録に参加していました。
 テレビ界では長い歴史をもつこの番組は、長めに収録して、それをテレビ局が編集してから放送します。


▼この「TVタックル」の収録に参加して、それが放送されると毎回、やって来る反応があります。

【その1】「なぜ、もっと発言しないのか」、「発言が少なかったのは残念です」

【その2】「青山さんは大阪の番組ではあんなに元気に発言しているのに、東京では静かにしているのはなぜか」、「大阪では言えるけど、東京では言えないのか」

【その3】「あそこで、○○のように発言して欲しかったのに、無かったのは残念だ」、「なぜ、あのような意見に反論しないで黙っていたのか」

 …この3種類の反応は、必ず、来ます。
 放送のあと、これが来なかったことは一度もないと思います。
 こうしたEメールや書き込みに、これを機会に、すこしだけですが答えておきましょうね。

【その1について】…いつも嫌がられるほど発言はしています。編集でカットされるだけです。
 きょうも、スタジオで同じテーブルに一緒に並んでいる方々のうち、何人かには、はっきりと嫌がられながら発言はしました。
 嫌がられていることに充分に気づきながら、内心でおのれの尻を無理にでも叩いて発言をしました。
 参加(出演)を引き受けた以上は、それが、視聴者への責任だからです。テレビ局への責任ではなく視聴者への責任です。
 そして、編集には一切、関与できませんし、仮にできたとしても、関与しません。編集権は、フェアに申してテレビ局にあります。

【その2について】…ぼくは、大阪であれ東京であれ、海外であれ、とにかく場所によって発言を変えることは、決してしません。
 視聴者が誤解していると言うより、実際にテレビ出演者のなかに「大阪だから言える」とか「大阪は言いやすい」とか「これは東京では言えない」と発言なさる方がいるから、こういう話になると思いますが、それはその人のことであり、言わばその人の生き方です。
 ぼくは一切、何も、変えません。
 これも編集ぶりで、そのように見えるひとには見えてしまうのでしょう。

【その3】…こういう風に指摘された○○は、ほとんどの場合、これは驚くほどほとんどの場合、実際にはスタジオで発言しているのです。
 それを、ぼくの与(あずか)り知らないところでカットされているだけです。


▼TVタックルでは、ぼくはかつて、発言の95%をカットされたことがあります。
 思い込みではなく、当時の秘書さんが、その真面目な人柄のままにストップウオッチで計った結果です。ぼくはその放送を視ていないのですが、さすがに、いくらか驚きました。
 その後の放送を視てみると、確かに、その回もほとんど発言しなかったような編集になっていました。そのわりに、笑っている顔は何度も大写しになるんですね。
 まぁ、テレビのせいで「いつも怒っている怖い人」と思われているから、そのほうがいいのかも知れません。(冗談です)

 そして、それとは直接、関係はありませんが、2年ほどまったく参加しなかった時期があります。
(テレビ局の側からもオファーが無かった気もしますが、独立総合研究所の秘書室によると、「無かったわけじゃありません。日程が合いませんでした」ということです)


▼それがこの頃、また少し参加するようになっているのは、なぜか。
 実は、理由は、現在ではたった一つです。

 沖縄の知友のかたがたが「TVタックルに出てくれないと、青山さんの顔を見る機会も、話を聴く機会もない」とおっしゃるからです。

 関西テレビ(大阪)の報道番組「スーパーニュース・アンカー」はもちろん沖縄では放送していません。というか近畿圏しか放送していません。
 テレビ大阪の「たかじんnoマネー」は、北海道から鹿児島まで、放送日はバラバラですが、かなりの数の地域で放送しています。だけども東京と沖縄では、まったく放送していません。
 沖縄の知友は「タックルは、沖縄でもみんなが視ている。そして、青山さんの出る番組は、沖縄ではタックルしかないんだから、嫌でも何でも出てください」と言います。


▼TVタックルは実は、画面に出ることのないスタッフたちが、ずいぶんと努力している番組です。
 客観的に考えて、つくづくそう思います。だから長続きしているのでしょう。

 まず、ひとつのニュースをめぐって、その背景の歴史や、マイナーな意見まで、実によく勉強しているスタッフが何人もいます。
 ほかのテレビ番組では、ディレクター陣などに、あまりに不勉強な人がいて、あらためて驚くということがそう珍しくないけど、タックルではまったく一度もありません。
 そして前述の編集の問題についても、かつては収録時間がとても長くて、ぼくの発言が95%カットされたのも、その頃です。
 しかし最近はずいぶん、収録時間が短縮され、その意味では変わりました。
 もちろん、生放送と違って、発言が恣意的に編集され発言の意図が、ぼくに限らずどなたもなかなか伝わらないという根本は同じです。
 しかし、努力はなされているのです。

 それでも、進んで出たいという気持ちはありません。
 それはTVタックルだけではなく、「アンカー」でも「たかじんnoマネー」でも変わらないのです。
 ぼくは、目立つのがかなり嫌いなので、それが理由の第一です。
 そして、日本のテレビ番組では専門家同士、実務家同士が議論する機会はとても少ないことが理由の第二です。

 ラジオは好きなのです。
 目立つ感じが少ないし、テレビよりはしっかり話せる機会があります。
 しかし、あまりオファーがありませんでした。ぼくと独研(独立総合研究所)は芸能プロダクションとは一切、関係を持たないので、たまたまオファーが一方的にテレビ局やラジオ局から来ない限りは、テレビともラジオとも無縁です。

 最近やっと、ニッポン放送から「ザ・ボイス」という生の報道番組から突然、オファーがあり、今、木曜日の午後4時から5時半まで、レギュラーで参加しています。
 しばらくは、先に決まっていた講演が多くて、参加できないことも多かったのですが、この頃はまともにレギュラーとして参加しています。
 ホントは、もっと、まったり話せる深夜のオールナイト・ニッポンにも参加したいのですが、さぁ、プロダクションのプッシュがあったりしませんからね。
 その機会があるかどうか。


▼…ここまで書いたところで、仕事に戻り、独研(独立総合研究所)から配信している会員制レポートの「東京コンフィデンシャル・レポート」(TCR)のための情報収集と執筆に入りました。
 そして日付が4月15日の日曜に変わりました。
 この日曜は、和歌山に飛び、「ぼくらの祖国」(扶桑社)のためのサイン会&講演会があるので、朝8時には自宅を出ねばなりません。

 そのまま夜を徹して仕事を続け、夜が明けると、青山繁子(ポメラニアン)を散歩に連れて行き、散歩から戻ると、喜んだ繁子に、感謝のシルシなのか顔をハゲシクなめられてから、パソコンに戻ると、この地味ブログに書き込まれたコメントのなかに、次のような一節がある印象深いものがありました。

~以下、引用~

2012-04-15 06:16:49

青山さんこんにちは。
(以下、書き込んだ方のプライバシーに直接、つながりすぎるところが沢山あったので、大幅に中略…)

 辛い記憶というのは時間と共に薄れていくものですね。
 私もそうでしたが、結婚して子供2人に恵まれ、さて子育てという時に、(子供の頃に両親から理由なき虐待を受け続けたという)昔の記憶が次々に蘇り、つまりフラッシュバックを起こし、酷い鬱とパニック障害でぶっ倒れ、15年以上薬漬けになりました。
 虐待によるPTSD(心的外傷後ストレス障害)との事でした。
 良い心療内科医に出会えなかったのも不幸だったかも知れません。
 配偶者にも子供にも多大な迷惑をかけてしまいました。今、家族4人仲良く過ごせているのが不思議です。これは、自分が辛いだけでなく、見守る方も更に辛いでしょう。家事も育児も手抜きするしかなかったので。

 このままでは廃人同様になってしまう、何とか薬の副作用や依存症、離脱症状から抜け出して、断薬に成功し、自分なりに精神的にも何とか開き直り、どん底より立ち直ったのがほんの3~4年前です。
 私は(拉致被害者の)横田(めぐみ)さんと同じ64年生まれなので、もう40代半ばに差し掛かっていた頃です。
 人生を最初からやり直せる訳がありません。半世紀近くいわゆる空白期間を生きてきて、これから一体何を目標に、生きがいに、何を頼りに生きていけば良いのか模索していた時、たまたま目に入ったのが関テレのぶったま!あるいは水曜アンカーの青山さんだった、という訳です。
 それまで何も世のため人のために生きて来なかった、正直に言えば一日を生きるだけで精一杯であったのが、わずかでも人の役に立つことができればと、そういう経緯です。

(このあとも、このかたのプライバシーをまもるために大幅に省略します。引用した部分には、ぼくが注釈を入れた部分があります)

~引用、ここまで~


…このような書き込みをいただいたのですから、ぼくは「テレビ出たくない病」を治さねばならないのかも知れませんね。

 ゆっくり考えます。

 写真は、ぼくを見る繁子です。
(大きな写真ですが、携帯電話で撮った写真ですから、そう重くないと思います。写真をアップするときはいつも、この地味ブログを読まれるひとが重くて困ったりしないようにと考えますが、繁子は体重も重くないですし…ん? 違うか)


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深夜の新幹線車中にて

2012年04月18日 | Weblog


▼いま京都のアバンティ・ブックセンターでのサイン会を終えて、帰京する途上です。時刻は、4月18日水曜の夜11時を回りました。
 窓の外には、眠りに就きはじめた日本の街や村が飛び去っていきます。
 隣の席には、独研(独立総合研究所)の総務部秘書室第二課の所属、つまり同行担当秘書で、独研社員でいちばん若いYO秘書がいて、さっきから、ぼくのクダラナイ冗談で笑い転げています。


▼サイン会では、ほんとうに幅広い世代のさまざまなかたが、祖国をぼくと一緒に甦らせたいという意欲を、ぼくに感じさせてくださいました。
 こころから、みなさん、ありがとう。
 家族連れが多かったのも嬉しかった。
 めっちゃ可愛い、ちいちゃなこどもたち、凛々(りり)しい女の子、すかっとした男の子、けっこう遅めの時間だったのに、たくさん触れあえました。一緒に来てくださったお父さん、お母さん、あらためて、ありがとうございました。


▼きょうは「救国 超経済外交のススメ」(PHP)のためのサイン会でした。
 けれども、「ぼくらの祖国」(扶桑社)にも、サインを希望される方も、かなり、いらっしゃいました。
 サイン会に立ち会っていたPHPの熱血編集者Sさんはもちろん、それで何かを言うひとじゃありません。
 気持ちよく、兄弟本にサインしました。

 その帰途の新幹線のなかで、地味ブログへの書き込みを読んでいたら、次のような嬉しい書き込みがありました。


~ここから引用~

5月4日参加します! 2012-04-18 19:12:59 もぎたかし

青山さん、こんにちは!
5月4日の講演会、参加します!
私の彼女があきらめきれず、先週ブックファーストさんへ再度電話し、宅急便コレクトにて、整理券が手に入りました。
彼女もすごく楽しみにしております。

宮城の復興はまだまだですが、当日はパワーをもらって、宮城に貢献していきたいと思います!
そして、お隣の福島へも!
私達の東北は甦る!!

~ここまで引用~


▼このひとつ前のエントリーに、ぼくは次のようにアップしています。


▽首都圏(東京)でのそれ(イベント)は、新しく決まったばかりの、ほやほやです。
 以下は、出版社から提供された情報をそのままアップします。

~ここから出版社からの情報~

『ぼくらの祖国』著者・青山繁晴さん講演会開催!

 ベストセラーとなっている『ぼくらの祖国』の著者、青山繁晴さんの講演会を開催いたします。
『ぼくらの祖国』の内容を中心に、日本の現在・未来についてお話いただきます。

日時:5月4日(金)
第一回 【講演時間】13:00~14:00
第二回 【講演時間】14:30~15:30

場所:ブックファースト新宿店・地下2階Fゾーンイベントスペース

参加ご希望のお客様は、ブックファースト新宿店・地下2階Eゾーンレジカウンターにて整理券(税込1,000円)を事前にお買い求めください。
各回先着40名様にイベント参加整理券をお渡しいたします。

※なお、当日はサイン本の販売も実施いたします
※お電話でのご予約、整理券のお取り置きは承れません。
※整理券はお一人様一枚限りとさせていただきます。
※当日は整理券を忘れずにお持ちください。
※当日のお席はご来場順の自由席です。
※整理券一枚につき一名様のみご参加いただけます。お子さまのご同伴はご遠慮願います。
※写真・動画の撮影および録音、Webでの配信はお断りさせていただきます。※質疑応答およびサイン会はございません。サイン本の販売のみとなります。
※サイン本には、為書き・添え書きはできません。
※サイン本のお求めも、お一人様一冊限りとさせていただきます。詳細はブックファーストHP、またはブックファースト新宿店まで
ブックファースト新宿店 TEL03-5339-7611(代)

~出版社からの情報ここまで~

 電話での予約ができないことをはじめ、いろいろ制約があって、そこは残念に思います。
 ただこれは、出版社が書店と調整した結果なので、ぼくは関与できないのです。


▼電話での予約ができないので、遠方の人にとっては、大きな負担を掛けるか、あるいは来られなくなるか…。
 だから心配していました。
 すると、この宮城県のカップルは、宅配便コレクトという方法を使って、障害を乗り越えてくれました。
 みなさんも参考になさってください。問い合わせは、上記のブックファースト新宿店 TEL03-5339-7611(代)で良いようです。

 教えてくれた宮城のカップルのかた、感謝します!


*(補足)

 ミクシィの、青山繁晴「深淡生」というコミュニティに、以下のような書き込みもありました。
 この地味ブログに転載して良いというOKをもらいましたので、追記しておきます。


~ここから引用~

今日はこれから、アバンティブックセンター京都店でのサイン会がありますね。
東京では、5月4日にブックファースト新宿店で講演会がありますが、事前に整理券を買いに行けない方は「宅急便コレクト」でも買うことができるそうです。整理券代1000円のほかに、手数料配送料で650円かかります。
問い合わせは
ブックファースト新宿店  TEL 03-5339-7611(代表)まで。

~ここまで引用~

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会うチャンス!

2012年04月12日 | Weblog



▼ぼくは、ひとりのプロの物書きとして、読者のかたとお目にかかる機会、それが一瞬のごく短い時間であっても眼を見て、書き手と読み手がきもちを通わせる機会はすこしでも増やしたいといつも考えています。
 なぜなら、読み手がいらっしゃって、初めて書く意味があるからです。

 もしもプロではなく、自分の愉しみのために書いているのなら、読み手がいなくても成り立ちます。それが趣味で書くことの良い点でもあります。
 しかし、プロのスポーツ選手が観客なくして成り立たないのと同じように、ぼくの書くものに、ささやかな意味が生まれるとしたら、それは読者のおかげです。
 ちょっと余談ですが、ぼくは楽天のマーくんこと田中将大投手の真正面から立ち向かう投げっぷりが好きだったのですが、彼が、サインを求める親子連れを避けて、振り切っている写真をたまたま見てから、その投球そのものに関心を失ってしまいました。
 ただし、田中投手にはきっと、そのときたまたま何か理由があってのことでしょうから批判はしません。

 …話を戻すと、だから、サイン会やトーク・イベントはなるべく積極的に開きたく思っています。
 ところが、今のぼくは、ほとんど隙間のない日程で週末、平日を問わず動いていますから現実にはなかなか機会を作れません。

 今後かろうじて、関西で2回、首都圏で1回、それぞれ予定を入れることができています。


▼首都圏(東京)でのそれは、新しく決まったばかりの、ほやほやです。
 以下は、出版社から提供された情報をそのままアップします。

~ここから出版社からの情報~

『ぼくらの祖国』著者・青山繁晴さん講演会開催!

 ベストセラーとなっている『ぼくらの祖国』の著者、青山繁晴さんの講演会を開催いたします。
『ぼくらの祖国』の内容を中心に、日本の現在・未来についてお話いただきます。

日時:5月4日(金)
第一回 【講演時間】13:00~14:00
第二回 【講演時間】14:30~15:30

場所:ブックファースト新宿店・地下2階Fゾーンイベントスペース


参加ご希望のお客様は、ブックファースト新宿店・地下2階Eゾーンレジカウンターにて整理券(税込1,000円)を事前にお買い求めください。
各回先着40名様にイベント参加整理券をお渡しいたします。

※なお、当日はサイン本の販売も実施いたします
※お電話でのご予約、整理券のお取り置きは承れません。
※整理券はお一人様一枚限りとさせていただきます。
※当日は整理券を忘れずにお持ちください。
※当日のお席はご来場順の自由席です。
※整理券一枚につき一名様のみご参加いただけます。お子さまのご同伴はご遠慮願います。
※写真・動画の撮影および録音、Webでの配信はお断りさせていただきます。※質疑応答およびサイン会はございません。サイン本の販売のみとなります。
※サイン本には、為書き・添え書きはできません。
※サイン本のお求めも、お一人様一冊限りとさせていただきます。詳細はブックファーストHP、またはブックファースト新宿店まで
ブックファースト新宿店 TEL03-5339-7611(代)

~出版社からの情報ここまで~

 電話での予約ができないことをはじめ、いろいろ制約があって、そこは残念に思います。
 ただこれは、出版社が書店と調整した結果なので、ぼくは関与できないのです。


▼関西の2回のうち1回は、こないだお知らせした京都の分です。
 ショート・ノーティス(直前のお知らせ)になってしまって、申し訳なく思います。
 ショート・ノーティスの影響なのか、まだ空きがありますから、再掲しておきます。

◆日時:4月18日(水)午後7時から
(関西テレビの報道番組)「アンカー」の生放送が終わって駆けつけます)

◆会場:アバンティブックセンター京都店
〒601-8003 京都市南区東九条西山王町31(京都駅の南側、すぐ目の前です)


◆参加方法:アバンティブックセンター京都店にて「救国 超経済外交のススメ」(PHP研究所、税込み1,575円)を買われたかた、もしくは予約されたかたの先着100名のみなさんにレジにて整理券を配布します。

◆電話での予約も大丈夫です。
075-671ー8987(京都アバンティブックセンター)

「サイン会参加希望」とおっしゃってください。書店が、「救国 超経済外交のススメ」を取り置いてくれます。そして、当日はサイン会の開始時間(上記)までに京都アバンティブックセンターのサービスカウンターにいらしてください。整理券とともに、本をお渡しします。

詳細はこちら


▼関西でのもう1回は、今週の日曜日に開催が迫った和歌山でのイベントです。
 次のような書き込みがあって、大袈裟に言えば…ほんのちょっとショックでした。

~書き込みを引用~

いつもアンカーを楽しみにしています。
4月15日の和歌山での某書店でのサイン会はなくなってしまったのでしょうか?一時フライング掲載された記事を読んで楽しみにしていたのですが。3月11日以降にお知らせ出来るとたしか、青山さんがおっしゃっていたと思いますが、僕が見落としてしまったのでしょうか?3月11日以降の記事を読み返してみてもなかなか見つからなくて。
何か都合により変更か中止になったのでしょうか?
何よりお身体を大切にしてください。

~書き込みはここまで~

 もちろん、とっくにこのブログで告知してあります。ていねいに時間をかけて書き込みました。
 まぁ、それでもいつも、ちょっと不思議な質問は受けますから、書き込んだかたにまったく問題はありません。

 この和歌山のイベントは、お申し込みが定員を大きく(およそ20%)オーバーしたところで、もうどうやっても会場に入らないという書店側の判断で、その後に申し込まれた方には、無念ながらお断りしているそうです。

 関西で申し込み可能なイベントは、前述の京都でのイベントだけです。
 京都以外のかたには電車賃も時間もかかって、こころから申し訳なく思いますが、できれば京都へお出でください。


▼もうひとつ、残念無念のこととして、「救国 超経済外交のススメ」(PHP)に今ひとつ、誤植が見つかりました。
 104ページの5行目に、「アメリが」とあるのは「アメリカが」の間違いです。

 版元(PHP)の担当編集者Sさんから「自分の頭をたたきながら、胸が痛み、穴が開きそうです。誤植、一体何を見ていたのか、とても校正と呼べない(中略)…言葉が出ません」と、良心派のSさんらしいEメールが来ました。

 この「救国 超経済外交のススメ」も、極端に執筆時間が限られるなかで完成させねばならなかったので、Sさんから「校正は、PHPのチームで完璧にやりますから、こちらに一任してください。とにかく書き進めて、そのまま送ってください」という提案があり、ぼくはそれを受け容れて、約束が成立していました。
 だからSさんは、上記のようなメールを送ってきたわけです。

 しかし、この事実関係のうえで、ぼくは著者として、重い責任があると考えます。
 読者のみなさんに、あらためて深くお詫びします。

 以前もお知らせしたとおり、サイン会においでのみなさんには、PHPから正誤表もお渡しします。

p34  4行目(誤)内蔵  → (正)内臓
p39  6行目(誤)胡錦涛 → (正)胡錦濤
p104 5行目(誤)アメリが→ (正)アメリカが
p106 6行目(誤)胡錦涛 → (正)胡錦濤
p326 13行目(終わりから4行目)
    (誤)官政権 → (正)菅政権
p335 1行目(誤)2012年3月11日→(正)2011年3月11日





*きょう(4月11日水曜)の関西テレビの報道番組「スーパーニュース・アンカー」でも申しましたが、ぼくは沖縄を訪れていました。
 写真は、そのとき、「白梅学徒看護隊」の自決の地である白梅の塔を、いつものように訪れ、碑に刻まれた少女たちと教職員のかたがたの名を、ひとりひとり清水で洗いつつ、感謝の祈りを捧げていった、静謐(せいひつ)な時間です。
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ホントは大急ぎ

2012年04月07日 | Weblog



▼このごろ日々、以前に増して、心残りが尽きないのです。
 たとえば、講演会のあとは、「時間の制約で、あれを、これを、聴衆のみなさんと一緒に考える機会をつくれなかった」と胸のうちで苦しみます。

 ぼくがつたない講演を始めたのは、もう14年ほども前です。
 報道機関である共同通信社を辞して、シンクタンクの三菱総合研究所に入って間もないころ、外部から講演依頼があり、当時の秘書役アシスタントのHTさんと「へぇ、講演依頼なんて来るんだ」と、ちょっと驚いて、顔を見合わせたのをよく覚えています。
 どこでぼくのことを聞かれたのか、実際、不思議に思ったのでした。ラジオ・テレビにまだ参加していませでしたから。

 そのときから現在まで、何も変わっていません。
 講演は、自然にやって来る依頼を、日程が合うかどうかを中心に検討するだけです。

【*ついでに申せば、商売の邪魔をするつもりはありませんが、講演仲介業者などに委託したりすることも一切ありません。
 だから、講演に来てくれないかというご希望があれば、独研(独立総合研究所)の総務部へ直接、EメールをくださればOKです。独研の定型フォームがありますから、それに記入され、Eメールに添付くだされば、それがどなたでも検討します。
「講師一覧」などとして、ぼくの写真や名前を挙げている、ぼくらの知らない講演仲介業者が複数いらっしゃいますが、無断掲載です。ぼくや独研とは無関係です】

 14年のあいだに、日本でも世界でも、どうしても話さねばならないことが年々歳々、増えていき、なかでも福島原子力災害が始まってから、どう工夫しても時間が足りません。
 特に、硫黄島の英霊についてほとんどお話しできなくなっているのが、このごろ何よりいつも、心残りです。
 だからこそ、去年の年末に世に問うた「ぼくらの祖国」(扶桑社)のなかで、硫黄島をめぐることどもをすべて、記しました。
 しかし、ほんとうは、講演に足を運んでくださったみなさんと眼を合わせながら話すことで、より深く「ぼくらの祖国」のなかに記された事実についても、共に考えられると思うのです。

 独研が主催する自主講演会の「独立講演会」を始めた理由は、まさしく、これです。
 これは実質、時間無制限です。
 とは言っても、ぼくよりも、聴衆のかたがたに時間的な限界はあります。
 心身ともに健康で元気なひとから、心身いずれかの病、あるいは両方と戦っているひともいますし、中高生から90歳に近いかたまでいらっしゃいます。
 だから5時間から6時間の講演で終了しますが、講演時間というのは、ふつう90分(1時間半)ですから、それに比べると、ほとんど無制限と言っておかしくありません。

 だから講演については、この独立講演会に来てくだされば、話し手、聴き手、おたがいの心残りが、すこしは解消できるのです。
 ところが、最近のもうひとつの大きな心残りは、「サイン」です。


▼この地味ブログを、わざわざ訪ねてくださるひとなら、ご承知のかたもいらっしゃると思いますが、ぼくはひとりの物書きとして、「ぼくらの祖国」(扶桑社)と「救国 超経済外交のススメ」(PHP)という「兄弟本」を世に問うたばかりです。

「ぼくらの祖国」、通称「ぼくそこ」(命名者は青山千春博士)は、ぼくにとって永遠の書ですし、「救国 超経済外交のススメ」は、その「ぼくそこ」が、ささやかなりに提示している祖国の理念と哲学を、具体的にどう実践するかを積み重ねている書ですから、この兄弟本を読んでくださるかたは、ぼくには特別なひとです。まったく特別な存在です。

 だから、講演会場でこの2冊の販売があるときは、講演開始時間が切迫していても、たとえ10冊でも15冊でもサインしますし、講演が終わったあとに飛行機や新幹線に乗るために出発するまでに5分でも10分でもあれば、サインします。
 しかし、当然ながら、時間がまったく足りません。
 たくさんのひとが長い列を作ってくださるのに、その大半を残したまま、講演を始めねばなりません。
 そして、再び大半を残したまま、駅や空港に向かうタクシーに、同行の秘書さん(独研・総務部秘書室第二課のY0秘書)と、あるいは青山千春博士と、必死の形相もの凄く乗り込みます。

 実際、ちょーギリギリで、こないだついに、名古屋駅で新幹線のドアに挟まれました。
 手にしていたモバイル・パソコンごと挟まれたので、パソコンを守ろうとドアの閉まる力を跳ね返そうとしたせいもあって、普通なら手の甲を骨折したのじゃないかと思うほど、恐ろしいほどの力で目いっぱい挟まれました。
 もちろん、駆け込み乗車になってしまったぼくがすべて悪いので、日本の誇りである新幹線に一切、問題はありませぬ。
 ちなみに、YO秘書は半歩先に車内に入っていたので、無事でした。警視庁のSPより足の速いぼくの先を行くとは、大したものじゃ。


▼さて、このサインをめぐる心残りをすこしでも補うために、ふたつの、お知らせがあります。

 ひとつは、「救国 超経済外交のススメ」のファイトマン編集者、Sさんが、京都でのサイン会を企画してくれました。
 ところが、実は開催まで、もう時間がないのです。(だから、このエントリーのタイトルは「ホントは大急ぎ」です)

 凄絶と言うほかないぐらい詰まりに詰まった、現在の日程に押されて、この地味ブログにお知らせをアップできずにいました。
 これまで、版元(PHP)のホームページだけで告知してきたために、開催が危ぶまれるぐらい?まだ申し込みが少ないそうです。

 以下は、その詳細です。

◆日時:4月18日(水)午後7時から
(関西テレビの報道番組)「アンカー」の生放送が終わって駆けつけます)

◆会場:アバンティブックセンター京都店
〒601-8003 京都市南区東九条西山王町31(京都駅の南側、すぐ目の前です)

◆参加方法:アバンティブックセンター京都店にて「救国 超経済外交のススメ」(PHP研究所、税込み1,575円)を買われたかた、もしくは予約されたかたの先着100名のみなさんにレジにて整理券を配布します。

◆電話での予約も大丈夫です。
075-671ー8987(京都アバンティブックセンター)

「サイン会参加希望」とおっしゃってください。書店が、「救国 超経済外交のススメ」を取り置いてくれます。そして、当日はサイン会の開始時間(上記)までに京都アバンティブックセンターのサービスカウンターにいらしてください。整理券とともに、本をお渡しします。
詳細はこちら



*それから、断腸の思いながら、「救国 超経済外交のススメ」に以下の誤植が見つかりました。
 サイン会においでのみなさんには、PHPから正誤表もお渡しします。

p34  4行目(誤)内蔵  → (正)内臓
p39  6行目(誤)胡錦涛 → (正)胡錦濤
p106 6行目(誤)胡錦涛 → (正)胡錦濤
p326 13行目(終わりから4行目)
    (誤)官政権 → (正)菅政権
p335 1行目(誤)2012年3月11日→(正)2011年3月11日

「救国 超経済外交のススメ」は現在、3刷です。この3刷から、すべて修正されています。
 こころからお詫びします。



▼サインをめぐる心残りをすこしでも補うための、もうひとつのお知らせは、大阪の伊丹空港にある書店「スカイブック」でまた、何冊かサインしました。

 この「スカイブック」大阪空港店、つまり空港1階にある書店でサインすることは、たまにあります。
 すこし前のエントリーで、写真付きで書いている通りですね。
 その後にも立ち寄って、「ぼくらの祖国」と「救国 超経済外交のススメ」の両方にすこしサインしてきました。
 まだあると思います。
 ご関心のかたは、よければ電話して聞いてみてください。
 この書店は、飛行機に乗らないひとでも、どなたでも利用できます。

*営業時間:6:30~20:30
 定休日:年中無休
 電話 :06-6856-6647

 それから、新しいお知らせとしては、ANAの搭乗ロビー内にあるブックコーナーの「スカイブック南店」でもサインしてあります。
 ここは、飛行機に乗る人か、飛行機を降りた人が利用できます。伊丹空港のANA搭乗口10番と9番の間にあります。

 先日、飛行機に乗る直前に、「ぼくらの祖国」と「救国 超経済外交のススメ」それぞれ1冊づつだけサインしました。
 きょう4月7日土曜日も、テレビ大阪の「たかじんNOマネー」の収録のあと、飛行機の出発直前に寄ってみると、その2冊が、レジの背後の棚に高く掲げられたままです。
 若い男性の店員さんに「あぁ、売れてないんですね」と言いました。
 いま、「ぼくらの祖国」も「救国 超経済外交のススメ」も、最初の勢いはどこへやら、大きな姿なき壁に阻まれるように苦戦していますから、『ここでもそうなのか。サインした、たった2冊すら売れないのだから、さらにサインしようなんて、なんて僭越なんだろう、俺は』と考えたのです。

 すると青年は「えっ? 売ってもいいんですか」と言うのです。
 なんと彼は、お店のたいせつなディスプレイで飾っておくべきだと考えてくれていたのです。
 その純粋さに、胸のうちで驚きながら、「いや、売ってください。ご希望のかたにはどうぞ、売ってください」と応えました。

 彼は「え、ほんとに、いいんですか」と目を丸くしています。
「そうです。これからも、飛行機に乗るときに立ち寄って、すこしづつサインしますから、よろしくね」と言うと、彼は、ほんとうに嬉しそうな顔になって「はい!」と応えてくれました。

 スカイブックの店員さんたちはみな明るくて、積極的で、しかもさらりとしています。
苦戦のなか、その笑顔が胸に響きます。

 さぁ、できれば京都で会いましょう。
 そして、できればサイン本を通じて、ともに祖国に生きる歓びを考えませんか。


 写真は、小型ジェットの機内から、ぼくの撮影した硫黄島です。
 もっともっと工夫を尽くして、講演会で再び、硫黄島の英霊たちのことを語りたいと思います。


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時間が変わります

2012年04月03日 | Weblog


▼RKB毎日放送(福岡)のラジオ番組「スタミナラジオ」で、人気のメインキャスター・中西一清さんとぼくが語るコーナーは、これまで毎週水曜朝の7時18分ぐらいから生放送でしたが、あす4月4日水曜から朝8時35分ぐらいの開始に変わります。
 ぼくとスタジオを電話で繋いでの生放送であることは、変わりません。

 この時間変更は、ラジオ局のご希望です。

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いただいたコメントについて その2

2012年04月03日 | Weblog

▼このひとつ前のエントリー「いただいたコメントについて」をアップしてから、「わたしの書き込みがきっと青山さんの迷惑だった」という趣旨の書き込みを、4月3日火曜午後4時すぎ現在で、4通いただいています。
 その全員が、ちっとも迷惑じゃないかたがたです。


▼まず、「この書き込みについてはアップしないでください」と記されたうえで、書き込みをくださったかた、おふたりへ。

 女性のTW(名/姓)さん。(ひよっとして姓の読み方が違っているかも。素敵な名前のかたです)
 謝る必要はありません。あなたのコメントを楽しく拝読していますよ。


 それから、男性のYA(名/姓)さん。
 あなたのコメントで怒ったりしていません。そもそも、ぼくはそう簡単には怒りません。
 テレビのおかげで、すっかり「いつも怒ってるひと」というイメージが定着していると思いますが、ふだんは下手なジョークを垂れ流しつつ、日々、仕事しています。
 もちろん、いざ怒ったときは、相手の真正面で大噴火しますが。

 あなたのコメントには、「青山は政治家になれ」という趣旨が確かに明記されていますが、それはあなたの大切な意見であり、強制でも何でもないことがよく伝わりますから、怒る理由がありません。
(ただし、もちろん、ぼくが政治家になるという意味ではありません。ふひ。…自己宣伝が大嫌いなので、選挙に向いていません)


▼次に、新聞配達員の白鳥卓也さん。人生に真っ直ぐ取り組む姿勢が素晴らしいです。
 それから、ころんさん、あなたのコメントも楽しいです。


▼ぼくがほんとうに首を傾げるかたがたからは、このような謙虚な書き込みは来たことがありませぬ。
 ふはは。
 人の世は、こういうものなのでしょう。

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いただいたコメントについて

2012年04月03日 | Weblog
▼つたない新著の「ぼくらの祖国」がなかなか印刷されず、置いてある書店がぼく自身にも見つけられない情況があったために、「ここなら置いてありますよ」というコメントを公開するようになりました。
 そのとき、自分の本の話だけを公開するのは、おのれに納得がいかないので、そのほかのコメントでも公開するようになりました。


▼ただ、きわめてアンフェアな中傷誹謗のコメントなどは、公開しません。また、そのコメントだけでは誤解を招く怖れのあるコメントや、コメントされたかた自身が非公開を望んでおられると判断すべきものも当然、公開しません。
 こうした判断は、ていねいに行っています。コメントを書かれたかたは、そのかたなりに真摯に何かを伝えようとされているのだと考えるからです。
 だから、時間を要します。
 したがって、この選択作業をいつまで続けられるかどうか分かりません。
 作業がどうにも無理となったときは、ふたたび、すべて非公開に戻します。

 また、ていねいに選択していても、ご本人が公開を望まれていないのに誤って公開してしまうことも、あり得ます。いつもそのミスをこころのなかで深く、心配しています。
 ですから、絶対に余人に読まれたくないコメントは、できれば控えていただければと思います。ここは誰でも訪問できる地味ブログですから。


▼つねづね申してきたように、ここはぼくの庭です。
 道を行き交うひとの目に入りますから、(一定の)社会性があります。同時に、あくまでも個人の庭ですから、どんな花を咲かせるかは、ぼくの選択です。

 中傷誹謗であることが明らかであるコメント以外にも、公開しないコメントはあります。
 たとえば、ぼく以外のどなたかに対して批判が向けられていて、その批判の根拠があまり確かではないコメント、他のサイトに誘導するURLが多く含まれているコメント、そのコメントを書かれたかたと(ぼく以外の)他者のやりとりが、他者の諒解を経ないでそのまま記されているコメントなどです。

 いいご意見だなぁ、参考になるなぁと考えても、他のサイトに誘導するURLが多く含まれてれば、公開しません。
 他のサイトのURLが記されていても公開したことはありますが、それはURLが最小限度になっている場合などです。そして、たとえひとつで記されていれば公開したくないのが、ほんとうはぼくの気持ちです。
 
 それから、コメントをされるかた同士で論争、議論されるのも、できれば最小限度にしてください。
 自宅の庭で、よそのひと同士が論争されている光景というのも、あまり自然ではありませんからね。

 そして、「これを沢山のひとに読んで欲しい」、「自分の意見を多くのひとに理解して欲しい」というコメントは、この地味ブログには向きません。すなわち、公開されることそのものが目的となっているコメントは、ご自分のブログでアップされることをはじめ、他の手段をお考えください。
 この地味ブログにひっそりと設けているコメント欄は、そのかたとぼくのささやかな対話のためです。庭を道からご覧になったかたが、庭の手入れをしているぼくと、生け垣越しにわずかひとこと、ふたことを交わす、それだけです。


▼こうした注意書きのたぐいは、できるだけ書きたくないので、どうかこれ一回で、済みますように。
 この地味ブログは、とりえあず当面は継続しているだけの状態です。
 コメント欄のことであれ何であれ、ほんらいの仕事に影響が大きくなり過ぎれば、永遠に休止します。
 ぼくは45歳で記者を辞めるとき、「以下、余生なり」と決めました。その通り、それからずっと、余生を生きているだけです。その余生においては祖国を甦らせるためにささやかに寄与しようと決めて生きてきましたから、その本分に影響が強くなりすぎれば、ブログであれ何であれ、断念します。


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