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至急です(★メールアドレスを追記しました)  第3回の独立講演会について

2011年08月18日 | Weblog
★下の書き込みのなかで、メールアドレスが空欄になっていました!(独研公式HPには、記載がもともとあります)
 大急ぎで追加します。先着順の申し込み受付開始の直前です。



▼この地味ブログに次のようなコメントがありました。

「私の携帯から独立総合研究所にアクセスできないので、講演会の申込みができません。前はこのコラムから手続きを知ることができたのに。残念です」

 そりゃ残念です、というか、そんなもん、もっと早く遠慮なく、おっしゃってください。
 独研(独立総合研究所)の公式HPから、書き写します。以下の通りです。


▼…と、ここまで書いて、そして独研公式HPの「第3回独立講演会」募集要項をコピー&ペーストしようとして、疑問を感じました。
 それはEメールでの受付がないということです。ファクシミリと郵便のみの受付となっていました。
 電話での受付がないことは、やむを得ません。大混乱になるからです。しかしEメールまで使えないのは、なぜなのか。

 独研は人員がまったく足りないので、自主講演会について参加者の募集や会場の設定などの運営事務を外部に委託せざるを得ません。(株式会社アイスに委託しています)

 しかし委託しているとはいえ、Eメールでの受付がなくファクシミリと郵便だけというのでは、参加希望者のかたがたに不便をかけすぎです。
 そこで独研の担当者に、聞いてみました。
 回答は、こうでした。
「第1回独立講演会は、Eメールでの受付も行いましたが、おひとりで大量のEメールを送られるかたや、意見を述べられているのか申し込みをされているのか不明のかたが複数いらっしゃり、また、Eメールを送ったとおっしゃっているけれども、Eメールは届いていないというかたも少なくなく、たいへんに困難な状況になったと委託先から報告がありました。そこで、委託先の要望を受け容れて、ファクシミリと郵便だけにしました」ということでした。
 ぼくは納得できず、独研の担当者を通じて、委託先に再考を求めました。

 その結果、この第3回独立講演会は追加募集を行うので、その追加募集からEメールで応募できることになりました。
 これまで、みなさんに大きな不便をおかけしたことを、ぼくから深くお詫びします。
 その追加募集へのおお申し込み方法について、独研公式HPから以下に書き写します。


第3回 独立講演会(追加募集)

講演日 2011年9月11日(日)
開場:13時30分
開演:14時00分
講演内容 「希望の夏」その2
場所 OBP円形ホール(大阪ビジネスパーク)
〒540-0001 大阪府大阪市中央区城見 2-1-61

有料(5000円)
申込方法
お申込み受付期間内に、下記「申込書」をダウンロードし、
項目全てを明記の上、メールにてお申込み下さい。

メールアドレス:kouen@dokken.co.jp

申込書:第3回独立講演会申込書(Wordファイル)…【★青山註 これをお使いの場合は、独研公式HPをご覧くださいね。】

※Wordファイルが使用できない場合、下記項目全てを
メール本文中に明記の上、お申込み下さい。

<申込 記載要項>
フリガナ・代表者氏名・参加人数・郵便番号・住所・
電話番号・FAX番号・メールアドレス

定員 100名
※先着順となりますのでご了承ください。
お申込み受付期間
2011年8月20日(土)昼12時 ~ 2011年8月25日(木)昼12時まで

※先着順です。
※参加者には、受講票ハガキを9月5日頃にお届け致します。

費用お支払方法 講演日当日、会場にて、現金でお支払い下さい。
※受講ハガキは必ずご持参下さい。

注意事項

応募に関して、受付確認の返信は致しません。
参加者には、受講票ハガキを9月5日頃にお届け致します。

<問い合わせ先>

講演会運営事務局(株式会社アイス内)
FAX:06-6443-2452
電話 :050-3602-8948(月-金、10:00-16:00)

※独立講演会については、弊社総務部では対応しておりませんので、ご了承ください。


 …書き写しは以上です。
 9月11日に大阪でお会いしましょう。
 9.11同時多発テロ10周年と重なるのは、まったくの偶然です。他意はありません。日程の調整はふだんからすべて、独研の秘書室で行っていて、ぼくは結果を聞くだけです。
 ただ、当日、犠牲者のかたがたに、あらためて弔意を表明したいと思います。


▼別件。
 一昨日から、ひとつ、大切な書き込みを書き始めています。
 8月17日水曜に放送した関西テレビの報道番組「アンカー」をめぐっての書き込みです。
 いずれアップします。


行くぜ

2011年08月11日 | Weblog



▼短い書き言葉は、いつも、なにかの誤解を生みます。
 書き手が紡ぎ出した言葉は、それが読み手の目に触れた瞬間から、書き手だけの物でなくなります。
 すなわち、誤解もまた、言葉の生み出す作品です。
 だから、この地味ブログにぼくが書きとめた言葉によって誤解が生まれたことが分かる書き込みがあっても、ふだんはあまり、こだわりません。

 そのうえで…このひとつ前のエントリー「夜明けへ」で、ぼくの講演について誤解が生まれたことが分かりました。
 といっても、少なくはない書き込みのうち、おふたりだけです。
 しかし、これは、今後の講演に関わることですから、すこしだけお話ししておきたく思います。


▼まず、ぼくの講演は「次に続く」というのは、ありませぬ。
 お出でなるかたとは、一度切りのことも多いのですから、次にお出でになることを強いるようなことはしません。
 第2回の「独立講演会」について、話の中身が基礎固めで時間切れとなったと先のエントリーで記したのは、次を聴かないとその「基礎」が分からないというのではもちろん、なく、基礎固めは基礎固めとして完結しています。


▼では、第3回以降の「独立講演会」は、逆に第2回の「基礎固め」を聴いていないと分からないのか。
 そのようなことも、決して、いたしませぬ。
 第2回には参加できなくて、あるいは参加しなくて、第3回には参加なさるひとが沢山いらっしゃるでしょう。
 ぼくが、そうした、お聴きになる側の当然の事情を、考えないということも、ゆめ、ありませぬ。


▼だから、いつでもお出でください。
 また逆に、いつでも他のご予定を優先なさってください。
 ぼくのほうで、お聴きなるかたがたを分けていくことに繋がるような僭越な振る舞いは、命ある限り、いたしませぬ。
 それは、ぼくなりのささやかな生き方です。


▼ぼくが今、講演会に臨んで、いつも苦しむのは、みっつです。
 ひとつ、講演会はふつう長くて1時間半まで、です。これだけ日本国とアジアと世界に至急の課題が重なると、常に時間が足りません。
 ふたつ、時間を延長して話すなどして、講演会が長くなったとき、トイレのことや疲労で、聴衆のかたがたに負担を強いることにもなります。

 そして、みっつ。聴衆のみなさんそれぞれで希望や要請、事情が、当然ながら、見事にばらばらです。
「開始時間をもっと早く」というかた、「もっと遅く」というかた、「今の開始時刻がちょうどいいから必ず固定してください」というかた。

「テレビで話していないことだけ話してくれ」というかた、「テレビで話したことも、もう一度、ナマで聴きたいから、そんなこと関係なく話してくれ」というかた、「テレビで短く話したことこそ、もっと噛み砕いて、より分かるように話してほしい」というかた。

「硫黄島と白梅の塔のことはもう何度も聴いたことがあるから、新しいことだけ話してください」というかた、「硫黄島と白梅の塔のことだけは毎回、必ず聴きたい」というかた。

 もうこれ以上、書きませんが、それぞれに相反する要望が、ときには要求と言うほかない強い調子も含めて、ぼくに届きます。
 全員の要望それぞれに合わせることは、もちろんできません。
 しかし辛いですね。
 こうしたことは、ふだんの講演会でも充分にありますが、独立講演会では、かなり強い形で出てくることが分かりました。

 そして現実の問題は、どこに焦点を合わせるかです。ほんとうは、焦点は合わせられません。国民ひとりひとりを、日本国の唯一の主人公、そして唯一の最終責任者と考えるのが、ぼくと独研(独立総合研究所)の根っこの理念です。
 だから、むしろ焦点をどうやって合理的に拡げるかにあります。
 焦点を暈(ぼ)かす、曖昧にするのでは、絶対にない。
 どれぐらい多くのかたの切望を汲み取れるか、講演のたびに、そこに全霊を注いでいます。


▼みっつの苦しみのうち、ひとつ目と、ふたつ目は、まさしくそれだからこそ独立講演会を始めた理由の一部です。
 講演時間は、ふつうの講演では考えられないぐらい長くしているし、今後の企画としては「朝まで講演」あるいは「昼食を挟んで日中通しの講演」などを企画中です。

 そうなると、お聴きになるかたがたのトイレや疲労がさらに課題になりますが、独立講演会では自在に休憩を入れることができます。ふだんは、主催者の運びに干渉しません。


▼みっつめのことは、先ほど申したように、独立講演会ではより強烈な課題になります。
 しかし、だからこそ、ぼくと独研のやる気、さらに意欲は高まっています。

 いくぜ、独立講演会!
 みなさん、ばんらばらのまま一緒に地の果てまで、地獄の向こうまで行きましょう。
 われらが祖国と、アジアと、世界のために。





 写真は、セーヌに架かる橋の上です。
 ちょっと場違いな格好をしていますが、シャンゼリゼのルノー・ショップで、ルノー(フランス)とロータス(英国)が連携したレースのブルゾンを見つけて、買って、夏のパリが驚くほど肌寒かったので、思わずそれを着込んだところです。
 エントリーの話題と関係ない写真です。ごめん。
 しかしね、これとほぼ同じデザインの、ブルゾンじゃなくTシャツを、第2回独立講演会で、ジャケットの下に着込んでいたのです。
 本音は…あぁ、もっとレースに出たいなぁ。
 第2回独立講演会のあと「レースとか服の話を、いちばん聴きたい」というひともいたのです!

 

夜明けへ  (9月11日の日曜に、大阪でもう一度、逢いませんか)

2011年08月10日 | Weblog



▼みなさん、この地味ブログでは、ずいぶんとご無沙汰してしまいました。ごめんなさい。
 もうとっくに、イギリスとフランスへの海外出張から帰国しています。

 日本時間の7月25日朝6時に羽田に着く便で、帰国しました。
 パリ時間の7月24日午前に発ち、シベリア上空で地平の果てに、日本の7月25日の朝陽が昇るところを見ることができました。

 その日は、ぼくの誕生日でした。みなさん、ほんとうに沢山のかたから誕生日を祝うメッセージをいただきました。
 ありがとうございます、こころから。
 かつて、誕生日になると良くないことが起きるということがずっと続いた時期もありました。
 今も、良いことが起きるわけではありませんが、何があろうとも、こんなに広く沢山のかたから、真心のお祝いをいただくようになっただけで、もう何も言うことはありませぬ。
 カンゲキ!


▼さて、帰国後ずっと、ブログの更新ができなかった最大の理由は、海外出張のために日程を空けた影響もあって、極度のうえにも極度の多忙に直面しているからです。
 帰国後の当日、つまり誕生日も、朝6時に羽田に着き、自宅に取りあえず荷物を置いたらすぐに、霞ヶ関に行き、午前と午後、それぞれ原子力発電所の防護(テロ災害からの防護)のための政府の実務者との会議に出席し、議論しました。
 ぼくの公職4つのうち3つは、自民党政権時代に引き受けたものですが、政権が民主党に代わっても、そのまま変わりません。
 民主党政権になってから新たに引き受けたものも、ひとつあります。

 それは政党色とは関係のない、中立的な任務、実務上の任務だからであり、ぼくの立場も「祖国をまっすぐ真ん中から見つめ直す」ということを貫いているからです。

 日本のインフラストラクチャ(社会の基盤的施設)はいずれも、北朝鮮の朝鮮人民軍と工作機関の脅威をはじめ、テロリズムから防護する必然性があります。
 そのなかでも「原発の脅威は最大である」というリアルな現実を、13年前(平成10年、1998年)から指摘し、ひとりの民間人として、ぼくなりに、ささやかに戦い、努めてきました。
 福島原子力災害は、懸念した事態を、テロリストの代わりに津波が実現してしまったのです。
 そしてテロリストの側に、さらに重大な動機を与えてしまいました。
 なんとしても未然に、彼らを抑止せねばなりません。
 だから帰国直後だろうが何だろうが、それは一切関係なく、全身で会議に臨みましたが、うーむ、道は険しいです。

 こないだ、食後に飲む薬の、その顆粒を口に入れたまま、バナナを剥いて口に入れて、自分に驚きました。
 大腸癌の手術をしたことを受けて、念のために飲んでいる薬、といってもただの消化剤(手術した病院で処方されたベリチーム)なんですが、その薄茶色のつぶつぶを口に入れて、飲み下さないまま、食べ物を口に入れるのですから、「食後の薬」ではなくなってしまいます。
 ふひ。

 ははぁ、ここまで疲れているのかと、実感しました。


▼それでも、かろうじて、やるべきはやろうと努めてはいます。
 自分自身では、おのれの仕事ぶりにたいへんに、たいへんに不満ですが…。

 先日、8月6日の原爆投下日(同胞があのように無残にアメリカに大量殺害された日を記念日とは言いたくありません)に広島で、田母神俊雄・元航空幕僚長とご一緒に講演しました。
 フェアな武人である田母神さんは一昨年に、みごとな勇気で広島の地で「核武装すべき」を初めて提唱され、今年ももちろん、その立場を貫かれて講演されました。
 ぼくは「日本こそ核武装の権利があることを国際社会に、明示せよ。そのうえで、わたしは、ひとりの日本国民として核武装を選ばない。反対です。その賛成、反対の議論も、国会に専門の委員会ないし調査会を設置して、開始し、抑止力のためにも国際社会にその議論を開示せよ」という立場で講演しました。
 ただし、田母神さんもぼくも、核武装論議だけに終始したのでは、全くありませぬ。
 田母神さんは、たとえば福島原子力災害の克服にも多くの時間を割かれ、ぼくは、日本国の根本的なあり方に時間を割きました。


▼その翌日8月7日の日曜には大阪で、独研(独立総合研究所)が自主的に開く「独立講演会」の第2回を開き、4時間あまり連続で、話しました。(参加されたかたがたのトイレ休憩はあります。ご心配なく)
 参加されたみなさんの眼の輝きに、魂から、励まされました。

 しかし、話の中身は、いわば基礎を固めた段階で、時間切れとなりましたから、独研の総務部と協議して、なるべく早くに第3回を開くことに決しました。

 9月11日の日曜に、もう一度大阪で独立講演会を開きます。
(手違いで、独研の公式HPには、9月17日土曜となっていますが、正しくは9月11日の日曜です。きょうは公式HPの担当者が2人ともお休みで、訂正が明日8月11日になることを、深くお詫びします)
 申し込みの〆切は、、8月19日です。
 申し込まれるときの方法は、独研公式HPの該当ページ(クリックしてください。そのまま飛べます)をご覧ください。


 写真は、広島で講演した翌朝、8月7日の広島の夜明けです。
 深い感慨をもって、祈りました。