Our World Time

それから…

2014年09月22日 | Weblog
▼チャンネル桜の電子・論壇誌「言志」(げんし)が、9月20日から書店でも発売されていて、ぼくも初めて寄稿しています。
 よろしければ、読んでみてください。サイトは、ここです。

お知らせしておきたい楽しみ (※一点、訂正しました)

2014年09月22日 | Weblog
▼最新刊の「死ぬ理由、生きる理由  英霊の渇く島に問う」(ワニプラス/例えばここです)のサイン会は、10月の京都で終了かと思っていたら、ワニブックス(ワニプラス)に要望が多いので、続けるかもという見通しが出てきました。

 ワニ社長こと、佐藤寿彦ワニブックス社長によると、東京でもう一度やることに加えて、ご希望が寄せられている候補地(札幌、仙台、岐阜、和歌山、徳島、姫路、広島、福岡)のなかから、新たにやれるところがあるかどうかを検討しているそうです。
 人柄の良いワニ社長に、みなさんの要望、希望を伝えてください。
 まえにも記したとおり、ワニブックスの公式サイト(ここ)のいちばん末尾に、「お問い合わせ」というところがありメールを送ったり電話したりできます。


▼10月12日の日曜に京都のアバンティブックセンターでサイン会をおこなう翌日、13日の祝日(体育の日)に独立講演会(もう第34回です)を初めて、京都で開きます。
 日本の文化首都、京都は、そのころベストシーズンに入っています。
 そして会場は、名建築家の大谷幸夫さん(※丹下健三さんと記していたのは誤りです。お詫びして訂正します。ご指摘いただいた方、ありがとうございました)の傑作、国立京都国際会館です。池をめぐる環境も素晴らしいところです。

 できれば、その会場で目をみて、一緒に考えましょう。

 申し込み〆切が、もう間近、9月24日の正午に迫ってきました。
 関心のあるかたは、ここを見てください。
 









最後かな?

2014年09月14日 | Weblog
▼最新刊の「死ぬ理由、生きる理由  英霊の渇く島に問う」(ワニプラス/たとえばここです)のサイン会で、いま名古屋の新幹線駅の近く、近鉄パッセにいます。
 午後1時から、ここの8階で名古屋では初めてのサイン会をやります。


▼この本のサイン会はこれまで、東京、大阪、西宮、そして今日の名古屋と続けてきましたが、10月の京都が最後になる?かもしれません。
 その京都はまだ、かろうじて空きがあるそうです。
 良ければ問い合わせてみてください。

京都アバンティブックセンター(たとえばここです)
10月 12日 (日), 14:00 ~ 16:00


▼ほかにも徳島、和歌山、姫路、あるいは再び東京など「やってください」というご希望は届いています。
 ワニブックスに希望が多く集まれば、京都が最後ではないかもしれません。
 ワニブックスの公式サイト(ここ)のいちばん末尾に、「お問い合わせ」というところがありメールを送ったり電話したりできます。

関テレ報道部の間違いふたつ

2014年09月10日 | Weblog
▼いま9月10日の夕方6時過ぎ、「水曜アンカー」(関西テレビ)の生放送が終わったばかりです。
 きょうは石破さんとの生議論でしたが、議論のあいだ、画面には関テレ報道部がその場で作ったテロップ(字幕)が入っていたそうです。
 ぼくには、そのテロップは見えません。たぶん石破さんも見えなかったと思います。

 そのテロップに、2つも間違いがありました。
 ひとつは、来秋の自民党総裁選について「出馬について考えていない」というテロップ、つまり「出馬せず」というニュアンスのテロップが流れたそうです。
 石破さんは、「出ない」とは言っていません。「出る」とも言っていませんが、この場合、どうしてもテロップを流したいのなら「出馬に含みを残した」とするべきで、「出馬せず」は明らかに間違いです。

 もうひとつは、朝日新聞問題について「国会で証人喚問も」というテロップが流れたそうです。
 石破さんはそうは言っていません。
 ぼくは、そんなテロップが流れているとは知らず、「証人喚問ではなく参考人招致などを国会が(その国会だけの権限に基づいて)決めた場合は、朝日はモラルとして応じるべきだという考えですね」という趣旨で石破さんの言葉を噛み砕いて話ました。

 いずれも、アンカーの最後に岡安キャスターが、これも報道部の作った原稿を元に「補足します」と述べましたが、これは補足ではなく訂正すべきことです。


▼放送後、ぼくは関テレ報道部の諸君に、厳しく苦言を呈しました。
 志を持って、奮闘している諸君ですが、勉強熱心で新聞などを熟読しているがためにむしろ、一つ目の間違いが生まれたのでしょう。新聞によっては「石破大臣が、来秋の総裁選には出ないと言った」と書いてあるからです。
 新聞を読んだ程度の思い込みで、勝手なテロップを流してはいけません。

 二つ目の間違いは、もっと情けない間違いです。
 基本的に、石破さんとぼくが何を話しているのか、聞き取れていません。

 放送の最後に、実質的に訂正はされたわけですが、ぼくの責任としても、ここにアップしておきます。

今日のアンカーと、そして明日のザ・ボイス

2014年09月10日 | Weblog
▼きょうの「水曜アンカー」(関西テレビ)は、地方創生担当相の石破さんが参加されます。
 それは昨日、この地味ブログでお伝えしたとおりですが、明日9月11日木曜の「ザ・ボイス」(ニッポン放送)には、安倍総理が参加されます。

 もちろん、いずれも生です。
 今日のアンカーの石破さんは、午後5時から5時半まで、そしてそのあとに「青山のニュースでズバリ」コーナーの短い第2部として、ぼくの”即時解説”も生で放送します。
 安倍さんは、明日の午後4時から4時半の放送です。
 今まで石破さんにしろ安倍さんにしろ、それから例えば橋下徹さんにしろ、ぼくと事前の打ち合わせ、話のすり合わせの類いは一切やらずに、ほんとうの意味の生でやって来ました。
 今回も、まったく同じです。
 これからも同じです。


▼石破さんの番組参加をブログに記すと、胸を打たれるような書き込み、すなわち、どうにか日本に希望を見いだそうとする主権者の願いがぼくにも伝わってくる書き込みをたくさん頂きました。
 みなさん、ありがとう。
「参加される」という敬語を使っているのは、日本国民が民主主義に基づいて、意見や立場の違いを踏まえつつ選んだ議員だからです。ぼくの敬意の根っこは、みなさんにあります。

 一方、石破さんが参加することをアップすると、嫌がらせ、中傷誹謗の書き込みも、数は非常に少ないですが、執拗に来ています。
 そうした書き込みはすべて、ぼく自身が読むことなく削除され、IPアドレスの遡及が行われているので、嫌がらせの目的を達していません。


▼9月7日の日曜日、クリスチャンだった母の埋骨式(プロテスタントのキリスト教では納骨をこう呼ぶそうです)を神戸で終えて、そのまま名古屋へ向かい、「月詠みの森」の名で知られる神社の境内で車座になった地元のひとと一緒に考える時間を過ごしました。
 キリスト教の埋骨は、ぼくにとっても初めての体験でした。
「死者は世界の最後の日に蘇る」という宗教思想に基づいて、骨をそのまま素手で掴んで、他の信者のお骨の眠る地下にお骨が混ざる形で一緒に収めるのですね。
 小さなカケラは風に舞い、母の全身をつくっていた骨の手触りが胸に深々と刻まれました。

 その直後の、前述の神社境内の講演会でも、非力なりに死力を尽くして、新幹線最終のギリギリまで時間を延長して語りましたが、おのれでも思いがけないほど心身を消耗したようでした。
 翌日の月曜のチャンネル桜「青山繁晴の答えて、答えて、答える」の収録では、3本分の収録とも、これまでにないほど噛んで噛んで、内容も含めて、取り直しをしたいほどでした。
 チャンネル桜の井上ディレクターが、いつものように公平な様子で「いや、これはこれで、良いと思います」と言われたので、そのままにしては居るけど、今日まで深い疲れ、これまでに一度も無かった疲れのなかにありました。

 今日と明日の生討論に備えて、心身がゆっくり立ち上がってくるのを、いま感じています。
 ぼくもいずれ骨になるときが来ます。
 そのときまで、この世に生きる場を与えてくださった祖国に、ほんのささやかに献身したいと思います。
 ぼくの精神の背骨を造る、峻厳な家庭教育をさずけてくれたわが母は、ぼくを産み落としたその日というだけではなく、時刻までぴたりと合わせて、7月25日午後3時59分にこの世を去りました。

 その遺志を考えないわけには、いきません。
 そして本人の意志だけでは、こんな死に方はできないでしょうから、天のご意思も考えたく思います。

明日のアンカー!

2014年09月09日 | Weblog
▼幹事長から地方創生担当大臣に転じた石破茂さんに関テレの東京支社に来ていただき、大阪のスタジオのぼくと繋いで、生で議論します。


▼「アオヤマのニュースでズバリ」のコーナーは、いわば第1部として、上記の生討論をやります。
 このために、いつもよりコーナーが早く始まって、午後5時頃からです。

 時間がうまく余れば、石破さんとの議論が終わったあと、いわば第2部として、その議論を踏まえたぼくのお話を致そうと考えています。


▼「水曜アンカー」はこれまで、同じ方式(東京・大阪ホットライン)で石破さんや安倍晋三総理が参加されています。
 これまでの、そうした参加のあと、みなさんからほんとうに勇気づけられる書き込みやEメールを頂きました。
 今回も、そうあるためにガチンコ討論です。

さすがに驚きましたが、気を取り直して… ✶その2 (追記あり。★を見てください)

2014年09月07日 | Weblog
▼世におのれを晒して生きていると、いくらか驚くことは、実はたくさん起きます。
 かつて、中国の独裁者を評して「毛沢東じゃなくて、もうたくさん、だ」と言った人がいて学生だったぼくは吹き出した記憶があるのですが、関係ないけどそれを思い出してしまう。
 ぼくが、ひとりの個人としてやりたいのは、するスポーツ(アルペン・スキー、モーターレーシング、乗馬、スキューバダイビング、テニスそしてサーフィン)と小説を書くことです。
 やりたいこと、好きなことはいちばん後回しにして、やらねばならないと考えることを、徹底的に優先してやって来ました。

 それは、ぼくの受けた家庭教育のもたらした生き方です。
 その家庭教育をほどこしてくれた父は、現役社長のまま医療ミスで急逝し、そして母もいま骨となって、ぼくの隣にいます。
 去る7月25日午後4時前、ぼくを産んだ日というだけではなく時刻までぴたり合わせて亡くなった母は、日本キリスト改革派教会のクリスチャンとして十字架を掲げた骨壺に入って、しばらくぼくの仕事部屋で、末っ子のぼくの仕事生活を見ながら過ごしていました。
 そして今日、神戸のプロテスタントの共同墓地に納骨するために、海の見えるその墓地へ向かっている途上なのです。
 青山千春博士と、息子たちふたりが同行しています。
 その礼拝などを終えると、名古屋へ移動して、今日も仕事です。

 母を葬れば、こうした仕事生活を見直していくかもしれません。
 母は、魂魄となってぼくの部屋で仕事生活の実情を見ながら、やはり呆れたり心配したのじゃないかなと感じています。
 もう、そこまでにしたら? という声が聞こえるようでもあります。


▼いくらかは驚くこと…ごく最近の例では、ある著名な評論家が主宰なさっている勉強会から熱心なお招きがあるので、徹夜のまま出向いて、ささやかなりに力を尽くして話していると、初老の男性が話を中断させるように割って入り「拉致被害者や家族の言っていることなど、でたらめだ」と叫びます。叫び続けます。
 つまり拉致事件について話をするなというわけです。
 この勉強会の事務局によると、日本のメーカーを定年退職なさった「ふつうの元サラリーマン」とのこと。
 もちろん、こんな妨害に負けるわけもありません。そのあと、予定を大きく超えて2時間半以上、みなさんの眼を見て話し続けました。
 勉強会の参加者の輝く眼に支えられました。

 この地味ブログへの最近の書き込みでは、誠実に語りながら実際はみずからその書き込みの末尾に「…かなりの想像を交えて書き込んでいるので、全く的外れな部分があるかと思います」と記されているとおり、空想に基づいたまるまる的外れのことを延々と記されたものが届いたりします。
 悪意だけによる、箸にも棒にもかからない中傷誹謗、あるいは人間として救いようのない嫌がらせの書き込みは、常にあります。
 こうしたものはむしろ一切、読まないので、ぼくにいかなる影響を与えることもできません。
 ただ「誠意ある的外れ」というのは、読みますから、その直後は意欲の減退がわずかながら起きます。
 その人を責めるつもりはゆめ、ないし、そもそもタイトルもハンドルネームも何も無い書き込みですから、どうしようもないのですが、徒労感をちらり覚えます。

 この二つの例、ひとつ目は、いつも申しているように「ぼくらは少数派であることを積極的に自覚しましょう」ということには繋がります。
 恐るべきことですが、みんなが拉致被害者の奪還、帰国を願っているわけではないのです。
 敗戦後の教育が徹底的に染みわたっているひとが、朝日新聞のいまの社長から、真面目に働いて定年退職なさったサラリーマンまで、まさしく驚くほどたくさん、いらっしゃるのが敗戦後の社会です。
 ぼくが今後、どういう仕事をするにしても、この現実はしっかり踏まえたいと考えています。
 ふたつ目は、書き込みをされた方ご自身がお考えになることです。


▼さて、この「気を取り直して… その2」は京都のサイン会です。
 ことしの敗戦の日に合わせて刊行した「死ぬ理由、生きる理由  英霊の渇く島に問う」(ワニプラス、たとえばここです)のサイン会は、東京、大阪ですでに、会場に入りきれないほど多く来てくださった方々とお目にかかり、サインし、握手し、希望されるひとにはハグをしました。
 そして、すでに西宮(9月13日土曜、ブックファースト西宮ガーデンズ店)、それに名古屋(9月14日日曜、名古屋駅近くの星野書店近鉄パッセ店)が決まっていて、きょうは京都の告知です。★みなさん、ただし書店の受け付け開始は9月8日月曜からです。

▽まずは初開催の名古屋ですが、予想以上に多くの応募があったので、枠を急ぎ拡大したそうです。
 そのためにわずかながら、まだ受入可能ということです。
 ここにアクセスしてみてください。

▽京都は、以下に書店さんが作成されたポスターを現物のままアップしておきます。


さすがに驚きましたが、気を取り直して… ✶その1

2014年09月07日 | Weblog
▼9月4日の木曜深夜に放送された番組を視てみると、放送開始から何分経っても、ぼくの発言はひとことも放送されません。
「これは、ひょっとして悪意を持って全発言を全カットして、映っているだけにするつもりかなぁ」と冗談でなく思い始めて、番組が終わりに差しかかる頃、「ここで青山さんが口を開いた」というナレーションがありました。
 思わず苦笑して「とっくに最初から口を開いてるよ」と、ひとりごとを言ってしまいました。
 そして、そのあとも発言は、ほとんど放送されませんでした。
 かつてTVタックル(放送時間が移動した現在のタックルではなく以前のタックル)で発言を95%カットされたことがありました。ぼくの発言時間を、収録の際と、実際に放送された時とをストップウォッチで、ぼくの知らないうちに計っていた関係者(当時)がいらして、それによると「青山さん、5%しか放送されていませんせんよ。実に95%、カットされています」ということでした。
 しかし今回はそれを上回る、新記録(?)じゃないかな。客観的にみて99.5%ぐらいカットされている感じでした。


▼この地味ブログで放送時間をアップしていたので、深夜なのに待っていてご覧になった方もいらっしゃると思います。
 がっかりさせて、ごめんなさい。
 頂いた書き込みを、無作為に、すべて原文のままアップしておきます。
 順番は来た順そのままです。
 テレビ番組の編集権はテレビ局にあります。こうしたことがあっても、その考えは変わりません。ただ当事者のぼくではなく、視聴者・国民がどのようにご覧になったかを、ありのままに公開しておきます。

▽(無題) 2014-09-05 00:47:54 Y(※註 実際は実名と思われる姓が記載されています)

 東京の講演会(※註 独研が主催する独立講演会)は昨年末から参加させていただいていますが初めてコメントします。
 番組出演の告知があったので観ましたが、いくらなんでも酷い編集でびっくりしました。 青山さんの発言は正味10秒もなかったのではないでしょうか?
 どういう話をされたのか楽しみにしていただけに残念で仕方ありません。
 次回の東京の講演会(※註 独立講演会)で少したけでもお話しいただけたらと思います。


▽(無題) 2014-09-05 10:12:45 dan

「DEEPナイト」見ました。青山さんがおっしゃってた通りご発言のほとんどは切られていてがっかりですが、バラエティー番組なので仕方ないのかもしれませんが、青山さんの働く事、お金の事への考え方をもっと聞きたかったです。
 下衆の勘繰りという言葉があるように世の中には自分が卑しいから人も卑しいものと考える輩がいるものですね。
 たちが悪いのは、自分だけ思っている分にはまだましですが、それを事実として他人に言いふらす人間です。
「朝日新聞問題」のように真っ赤な嘘が、それを信じたい人々によって世界中にばらまかれてしまっている現状を思うと暗い気持ちになります。青山さんのような方が日本にいらっしゃる事がわたしにとって救いになっています。


▽やっぱりね 2014-09-05 11:30:53 Kayoko

 時間を割いて深夜放送の録画を見ましたが、全く時間の無駄でした。青山さんは、こんな番組に出るよりも、少しでも体を休め、本来の仕事に邁進していただきたいです。


▽木曜日深夜番組観ましたが… 2014-09-05 22:53:36 ちかいの魔球

 青山さんのコメント10秒か20秒しかなく残念です。しかし短いコメントの中にキラリと光る物があり流石です!サラリーマンはしがないと言う番組の進め方はちょっと違和感がありますね。青山さんは働く目的があればサラリーマンでも立派だと!同感です。


▼ほんのわずかな発言の中から、真意のカケラを拾い出してくれた方がいて、たいへんに勇気づけられました。
 ありがとうございます。
 そして、テレビの視聴時間が無駄になってしまった方々には、もう一度、ごめんなさい。


▼さて、このエントリーのタイトルは「気を取り直して その1」としました。
 それは「気を取り直して、またテレビ番組に参加しよう」という意味では全くありませんぬ。
 2時間近くスタジオで熱意も込めて議論したことが、ほぼ無駄でした。
 その時間、休めたのに…というのではなく、その時間をほかの手段で発信することに使っていれば、発信を受け止めてくださるみなさんにとっても、ぼくにとっても意味があったのは事実です。

 気を取り直して…というのは、独研(独立総合研究所)が主催する「独立講演会」の次の募集がもう、とっくに始まっていることです。
 今回は、初めて京都で開く会の募集です。
 それも京都国際会議場が会場です。共同通信・京都支局の記者時代、ここで開かれる大切な国際学会や会議を、何度も取材しました。
 そこで、みなさんとお会いできるのは、いささかの感慨があります。
 秋の京は、世界にないほど素晴らしいところです。
 どうぞ、京都散歩がてらにお出でください。

 いつものように、独研の公式HP(ここです)にアップされている募集要項の一部をアップしておきます。

第34回 独立講演会@京都 (お申込みの受付を開始しました。)

【講演日】
2014年10月13日(月・祝日)

【講演時間】
開場:13時00分
開演:14時00分 ~ 18時30分 予定

【講演内容】
「祖国、アジア、世界を、あなたと一緒にどうするか その7」

【会場】
国立京都国際会館 アネックスホール
〒606-0001 京都市左京区宝ヶ池
JR京都駅から市営地下鉄烏丸線で約20分「国際会館駅」下車徒歩5分
詳しい案内はこちらをご覧ください。

【受講料】
一般 5,000円 / IDC(インディペンデント・クラブ)会員 4,000円(税込)

【申込期間】
2014年9月5日(金)正午~ 2014年9月24日(水)正午 予定
※申込期間内のみ、申し込みを受付致します。

【申込方法】
「申込フォーム」ボタン(ここにあります)をクリックし、リンク先のページよりお申込みください。
※「申込フォーム」へ入力される前に、必ずページ下の【禁止事項】までお読みください。

【抽選結果通知】
当選・落選発表は、9月24日(水)申込締切り以降、メールにてご連絡致します。
※会場の規模によって抽選になる場合がございます。

【禁止事項】
※参加資格の譲渡
※講演の撮影・録音・録画
※講演中のパソコンの使用
※事前にお申込をされていない方の入場


▼テレビ数十秒、独立講演会4時間半!
 わはは。
 いつもお伝えているように、独立講演会は連続4時間半、実際には5時間、6時間になったこともある、おそらく世界でただひとつの定期講演会です。
 あらゆるご質問をその場でお受けしているのも、たいせつな特徴です。

 みなさん、秋の京都で会いましょう。

命はどこから来たか (✶明日、珍しく深夜放送テレビに参加します)(✶書き足しました)

2014年09月03日 | Weblog
▼ワシントンDC出張から帰ってもう半月が経ちますが、きょう発表の内閣改造や9月中に北朝鮮が「再調査結果」を伝えてくるはずの拉致事件などの影響もあって、正直、無茶だナァとも思う日程が続いています。
 そのなかで先日、テレビ東京の深夜番組の収録に参加してきました。

「深夜番組に参加しなくても…」という意見もきっと頂くでしょうね。
 番組の説明にやって来たディレクターが「テーマは、お金儲けです」と言うので、「ぼくは、お金を儲けなくてもいい、貯金しなくてもいいという話をしますよ。それでもいいんですか」と応えて、つまりは断ろうとしたら、このディレクターは「それだから来て欲しいんです」。

 へぇ、それなら参加したほうがいいかなと思って当日、自分で社有車を運転してスタジオに行きました。
 テレビ番組でタクシー代も出ないというのはふつう、考えにくいです。しかし深夜放送となると、こうやって交通費も出ないことがあります。
 ちなみに、ラジオはほとんど常に交通費も出ないです。
 もちろん、こうしたことは芸能プロダクションと一切、関係を持たないからであって、タレントやタレントに近い方々はまったく違うのでしょうが…別にいいのです。レーシングドライバーはたぶん、誰でもそうだと思いますが、何気ない街乗りでも運転は楽しいですから。


▼スタジオの中のセットに入って、ちょっとびっくり。
 トークをするデスクの周り、三方の壁に若い女性たちが箱に入れられたような状態でずらりと並べられています。
 正面奥のソファには、ガウンというのか寝間着風というのか、そういう姿の女性3人が長い足を見せる感じで横座りです。


▼トーク自体は、しっかりお話ししました。
 収録の最後に、お笑いタレントのひとが「今日は青山さんの番組になってしまったじゃないか。それも青山さんにずっと説教されてたじゃないか」と、もちろんプロの演技でしょうが口を尖らせるように発言していました。
 説教などするはずもないですが、「お金」を入り口に、人間の生き方については話しました。
 2時間たっぷり収録して、それを実質30~40分にしてしまうから、ぼくの発言は例によって編集でほとんど消されるでしょう。
 前述のディレクターの発言はあっても、そうなるだろうなと考えています。

 それでも視てみようというひとは、9月4日木曜の深夜23時58分から24時45分のテレビ東京「DEEPナイト」(ここ)という番組です。


▼さて、このエントリーで話したい本題は、実はここからなのです。
 三方の壁に並べられている女性たちは、自然に眼に入る、ぼくの正面の人たちだけでも、みんなきれいな人で、それだけではなく、ちゃんと個性もそれぞれあるのです。
 哀愁を感じる表情のひと、ぱぁと明るい感じのひと、おとなっぽいひと、やんちゃな感じがむしろいい感じのひと…年齢はたぶん10代の終わりから23,4歳ぐらいまででしょうが、みんなそれぞれに存在感がある。

 このなかから抜きんでて、女優になったり、引っ張りだこのタレントになったりするのは、ほんとうに大変だろうなぁ、その必死の気持ちを悪用する、この世界の住人もいるだろうなぁと、あらためて思いつつ、ふと思い出したのは、こないだこの地味ブログにアップした「たこ焼きエントリー」なのです。

 独研(独立総合研究所)総務部秘書室の第2課は、ぼくの同行を主任務とする秘書がいるセクションです。
 現在は25歳の女性正社員が務めています。
 そのM秘書は東京生まれ関東育ちで、まるで関西を知らないので、大阪出張に馴染んでもらうためにも関西テレビのすぐ近くで、たこ焼きをゴチしていると、隣の席の男性が「お楽しみのところ悪いのですが…青山さんですよね」
 この男性は誠実な、とても感じのいい人だったのですが、M秘書をみるとき、その仕事とか何かは頭になくて「若い女性」というものに置き換えられてる気配でした。
 テレビ局のスタジオのセットで壁に並べられていた女性たちも見事に、いかなる個性も消されて「若い女」に置き換えられているように感じました。

 正面のソファに座らされた、なかでも深夜っぽい格好の3人のうち向かって右端の女性は途中から、ぼくの発言に聴き入る感じで、なかなかいいタイミングで深く、演技ではなく頷いているのが、視界の端に見えていました。
 先ほど申したように、ぼくの発言の多くはカットされているでしょうが、この地味ブログを訪ねてくださる方なら、その女性の表情をちょっと注目してみてください。
 ぼくはトークに集中していたので、お顔もはっきり見ていませんが、「若い女」と置き換えられるだけではない、人間らしさをぼくは感じていました。


▼このエントリーを記しているわけが、もうひとつ、あるのです。
 それは、この地味ブログへの書き込みです。その後半部分を、下掲します。


~以下、引用~

お疲れ様でございます。 2014-08-20 13:54:28 KNJ

…ところで、一つ前の記事(※註 8月20日アップのエントリー)の「若い女性秘書といると冷やかされる」件ですが、私は日本人のそういう部分における子供っぽさが以前から気になっていました。
「若い女性=一人前の社会人ではない」と自動的に見なす風潮なんでしょうかねえ。
 そう言えば一昨年あたりにX(エックス)氏(※註 原文は実名が正確にフルネームで記されています)ととある飲み会で一緒になったんですが、その席で氏は「青山さん、浮気してるよ。空港(だったか駅だったか)で若い女と歩いているのを見かけた」と言っていました。おそらくそれも秘書さんのことなんでしょうねえ(^_^;)
 X氏は冗談で言ったのか、それとも本気でそう思っているのか。

~ここまで引用。X氏の名前を伏せた以外は原文のまま~


 このXさんに、ご発言を確認したわけではないので、実名は伏せます。
 官僚出身で、TPPに真っ向から反対する鋭い論陣を張っておられることで良く知られた、著名人です。
 TPP反対の本はベストセラーにもなっていますし、ぼくは地上波のテレビをほとんど視ないので分かりませんがきっとテレビ出演も多いだろうと思います。
 ぼくとお付き合いは全くありません。その真摯な問題提起を、遠くから、尊重しています。
 その優れた人物のXさんにして、独研の同行秘書の志も、任務も、個性も一瞬で吹き飛んで「若い女」すなわち「男の浮気相手」に置き換えてしまうのでしょうか。


▼テレビ番組に出ている人のなかには、帽子を目深に被り、素通しの眼鏡かサングラスを掛け、マスクをしている人も沢山います。
 なかには、その濃いサングラスと大きなマスクで余計に目立ってしまっている人もいます。
 ぼくは何もしません。
 いつもありのままです。
 素顔で空港も新幹線の駅も常に、行き来していますから、そこで同行している人は、独研の社員か、あるいは社員でなくても仕事をアシストしている人です。女も男も、年齢も関係ありません。
 そのことぐらい、分かりそうにも思えます。

 だから、書き込みをされたかたがおっしゃっているように「冗談」かもしれませんし、ぼくが何を誤解されようと、他人の飲み会でどう言われようと、知ったこっちゃありませぬ。

 しかし気になる点がひとつあります。
 なぜ年齢の若い女性なら、彼女の帯びている祖国への任務、抱き続けてきた強い志、たったいま懸命に続けている努力、こうしたものがすべて、いわば自動的に消し去られて「若い女」、「男の浮気相手」という性的存在に置き換えられるのですか。


▼第二次安倍政権が「女性登用」を掲げる、はるか前から、独研と社長のぼくは女性の可能性と力を、祖国再生のために重視してきました。
 なぜか。
 マイノリティは強くて、清いからです。
 日本では残念ながら堕落、腐敗もしている仏教が、少数派、マイノリティでいる欧米社会ではどれほど清いか。
 欧米では残念ながら腐敗、堕落もしているキリスト教が、マイノリティでいる日本社会ではどれほど清いか。

 だから日本の労働社会でのマイノリティとして女性を重視してきました。
 もちろん「逆差別」も絶対にしませんから、男女の区別なく採用試験を重ねていって、気がついたら女性が多数派になっていたのです。
 ぼくの秘書は3人います。日程調整の担当ひとり、同行担当ひとり、庶務・英語業務担当がひとりです。すべて女性です。
 それを束ねているのは、総務部長代理(兼・自然科学部長)の青山千春博士です。

 日本社会の男性にはまことに遺憾ながら、既得権益に甘えた、へなちょこが居ます。
 もちろん素晴らしい人材の男性も確実に居ます。
 一方で、おのれが、へなちょこだと気づかない男性もいる。
 それより、ずっと逞しい人材が日本女性には多い。これが社長としてのぼくの、実務を通じた実感です。

 そもそも青山千春博士(独研・自然科学部長)その人も、ぼくが居なかったなら、とっくに存在を消されていたでしょう。
 彼女のメタンハイドレートをめぐる特許(日本、アメリカ、オーストラリア、ロシア、EU全加盟国、中国、韓国)も、まず間違いなく東大の男性教授のものにされ、それだからこそ、ほんとうに社会的な存在を抹消されていたでしょう。


▼ぼくは今、「水曜アンカー」(関西テレビ)の生放送に備えて大阪の定宿ホテルにいますが、ここでも珍事?がありました。
 当時の同行秘書はYでした。現任のM秘書と同い年です。Yは、4年半ほどを務めて司法書士になるために「卒業」していきましたが、若く見えるほうで見方によっては高校生に見えるときもありました。

 そのY秘書(当時)と、打ち合わせを兼ねて、この定宿ホテルの近所で一緒に食事をし、ホテルに戻ってくると廊下でちょうど、著名なエコノミスト・経済評論家に会いました。
 エコノミストは部屋に入ろうとするところで、すこしお酒が入っているようです。
 当時、この優秀な人も「アンカー」に出ておられましたから、関テレが用意する部屋はぼくらと同じフロアで、しかも近いのです。
 旧知の人ですから、秘書と一緒に挨拶をすると、エコノミストはY秘書を斜めに見て、なんとも言い難い眼で見て、ニヤニヤとされました。

 ぼくは「勘違いしているな」と思いましたが、弁解するのも馬鹿馬鹿しくて、そのまま知らん顔で挨拶を終え、部屋に向かいました。
 さてY秘書は、「同行秘書の任務のひとつ」として独研・総務部のマニュアルに定められたとおり、ぼくの部屋を仕事がしやすいようにセットアップします。
 ぼくが出張でホテルに泊まるとき、プライバシーはありません。部屋の鍵は同行秘書に渡してしまいます。ぼくの部屋は、独研の社長室が移動しているようなもので、しょっちゅう秘書らが出入りせねばなりません。
 いちいちベルを鳴らされて、ぼくがドアを開けに行くのでは、ぼくの仕事が中断されてしまうから、もう最初から鍵を同行秘書に渡してしまうのです。これは大阪に限らず、国内、世界、どこの出張でも同じです。
 出張中のぼくの部屋は、ここ大阪でもどこでも、私室ではなく公室です。

 そして地球には時差というものがあり、こちらが寝る時間に向こうは起きるから、ぼくの仕事は常に24時間態勢です。そこで鍵も24時間、同行秘書に預けっぱなし。
 実際、必要なときに同行秘書はいつだって自由に、予告なしに部屋に入ってきます。

 このときも、Y秘書は小1時間、ぼくの「移動社長室」のセットアップをして、それから自分の泊まる別の部屋に戻っていきました。
 Y秘書がぼくと一緒に「移動社長室」に入るのを、有名エコノミストはじっと、ちょっと粘着っぽい感じで見ておられました。
「女高生と一緒に部屋に入りやがった、ぐらいに思っているかも」とぼくは思いましたが、アホらしくて、ふだん通り、ぼくもY秘書も仕事の準備をしました。
 そしてY秘書の部屋は、このエコノミストの部屋に近いですから、ひょっとしたらY秘書が自分の部屋に入ったときも分かったかも知れませんね。
 そのあいだ、エコノミストは、一体どんな想像をなさっていたのでしょうか。
 わはは。


▼がんばれ、女性。
 戦え、働く女性。

 ぼく自身を含めた男性諸君、おのれをよく見よう。
 ぼくたちはみな、女性から生まれたのだ。


▼男子も女子も、できれば読んでください。
 敗戦の日に合わせて世に問うた新刊「死ぬ理由、生きる理由  英霊の渇く島に問う」(ワニプラス/例えばここです)をー。
 東京、大阪で開いたサイン会は、女子も男子もたくさん来てくださいました。
 それに続くサイン会は…

▽9月13日土曜
 ブックファースト西宮ガーデンズ店(ここです)

▽9月14日日曜
 星野書店(名古屋)近鉄パッセ店(ここです)

▽10月12日日曜
 京都アバンティブックセンター(ここです。ただし詳細は未定です。まだそういう段階ですから、お問い合わせはお手柔らかに…)

 ここで会いましょう、握手しましょう、ご希望のかたにはハグしましょう。


▼最後に日本男児の話をひとつ。
 きのうの9月2日火曜は、夕方近くに羽田空港へ向けて出発するまでずっと、独研から配信している完全会員制の「東京コンフィデンシャル・レポート」(TCR/ここです)の執筆と配信に専念して、番外編を含めると3本を一気に仕上げて、配信しました。
 テーマは、ひとつは当然、内閣改造の真実。
 もうひとつは、プーチンさんはなぜバレバレでロシア正規軍をウクライナに侵入させたか、です。

 その間、ケーブルテレビでテニスのUSオープンをやっていました。生中継です。
 レポート執筆のために音声は消していたんだけど、錦織選手のあまりの奮闘に、音声を出して、レポート完成を急ぎながら同時進行で観戦しちゃいました。
 大人と子供以上に体格の違う相手に、いささかもひるまず焦らずエキサイトしすぎず戦って、「3階席からサーブを打ち下ろしてきて、それで勝つ」という感じの相手の既得権益をみごと打ち破りました。
 試合が終わったのは、ニューヨークの午前2時をとっくに回っていました!
 けれど、NYっ子を含め観衆が時を忘れて高揚しているのが、よく分かりました。
 万歳、日本男児。、