Our World Time

沖縄で海軍壕、白梅の塔、そして東へ転じて、鎌倉へ

2014年07月20日 | Weblog
▽ゆうべ(7月19日土曜)は、岡山からせっかく、ぼくにしては素晴らしく早い時間の夜7時過ぎに帰宅したのに、小説新作の仕上げが進まず、いや全体が進まないのじゃなくてタイトルを変えようとしていて新タイトルが定まらず、夜中の3時までベッドに近づけなかった。
 あぁ、けっこう寝やすい、お気に入りのベッドなのにナァ。

 午前3時過ぎから、きょう20日日曜の朝6時過ぎまで、それでも3時間はぐっすり眠ったし、もちろん予定通りに、いま羽田空港にいて、これから沖縄に飛ぶ。
 明日は沖縄から鎌倉へ。
 沖縄の海軍壕で自決された大田實海軍少将のご子息に、鎌倉で、インタビューする。
 アンカーでの放送予定は、敗戦の日が近づいてからになりそうだ。


▽きのう岡山空港で起きたことを、もう少しだけ正確に記しておくと、大きなスイッチが降りて主電源が切れるように、体のすべてが機能停止に近づいて、はっきり死を意識した。
 俺はこれほど疲れているのか、と分かったことに加えて、これほどに「死ぬ理由、生きる理由 英霊の渇く島」(ワニブックス、たとえばここ)を敗戦の日までに世に出すことに力を尽くしきったのか、ということ、それと岡山では「市民文化大学」で講演したけど、実は一回ごとの講演で(下手な講演のわりに)死力を尽くしきっているということも、おのれで、よおく分かった。

 だから、死に神さんの登場は、良い経験だったと思う。
 ちょっと珍しい、面白い感覚だったし。
 あのまま斃(たお)れるのなら、それはそれでよし。

 ちなみに、市民大学のように、成人してから何かを学ぼうとする姿勢は大好きだ。


▼と、ここまでは、個人の庭の個人の呟き。おのれへの記録。

 みなさんへのお知らせを早めに、ひとつ。
「死ぬ理由、生きる理由 英霊の渇く島に問う」(ワニブックス、たとえばここ)のサイン会は、とりあえず8月24日の日曜に、東京の八重洲ブックセンターで予定されています。
 募集は、まだです。
 八重洲ブックセンターへの問い合わせは、やめましょうね。書店がパンクしますから。
 募集の時は、ここで確実にお知らせします。