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初めての京都会場!

2014年07月16日 | Weblog
▼敗戦の日に問う新刊(ここです)のゲラ直しに必死の夜ですが、独研(独立総合研究所)の役員との打ち合わせも同時進行です。
 そのなかで、10月13日月曜・祝日に。独研(独立総合研究所)が自主開催している独立講演会の10月分(第34回)について、初めて京都で開くことが決まりました。

 会場は、あの京都国際会議場です。
 京都駅から、地下鉄で一本、宝ヶ池で降りればOKですから、便利です。分かりやすいです。


▼ぼくは、共同通信の京都支局と、大阪支社経済部の6年間、京都に棲んでいました。
 だから、京の都は、こころの古里のひとつです。
 10月半ばは、京の素晴らしい季節の始まりでもあります。
 できれば、独立講演会のついでに、京の見るところ、触るところ、食べるところ、聴くところを、たくさん愉しんでください。

 …すこし先のことですから、募集はまだです。
 まずは7月27日、これも初めて早稲田大学の大隈講堂で第31回を開き、8月には関西で第32回、9月には東京で第33回を開き、そしてそのあと、第34回が初めて京都です。

ここは社会に開かれていますが個人の庭です。ご自分の好きな草を植えようとしないでください。

2014年07月16日 | Weblog
▼おまえは何も知らないのだろうから発言を撤回しろという趣旨の書き込みがありましたが、「何も知らないのだろう」というのは、あなたさまの根拠のない勝手な思い込みです。
 公の記録にも基づく事実関係と、少なくない当事者との直接の議論と、信念に基づいて、発言していますから、もちろん撤回など致しませぬ。 ご自分に確固たる信念のある方のようですから、あなたさまの信念やお考えをどうぞ、今後も貫いてください。。

▼「アドバイスした」と繰り返し書き込んでいるひとがいますが、あなたさまにアドバイスを受けた事実は全くありません。
 あなたさまが、ご自分で、申し訳ないけど勝手に、言ってらっしゃるだけです。
 アドバイスを受けたり、求めたりする間柄では、全然ありません。
 ご自分が、ぼくの言動に影響を与えたかのように仰っていますが、そうしたことは、恐縮ながらカケラもありませぬ。
 たくさんのことを誠実にお考えになっているようですから、どうぞ、ご自分の道を進んでください。

アンカーの前に、これだけは申しておきたくて…。

2014年07月16日 | Weblog
▼ことしの敗戦の日( ぼくも学校で教わったのは「終戦記念日」 )に世に送り出す新刊は、ぼくが、この地味ブログで書名と内容を公開するまえに、ぼくの知らないところで出版社がネット書店に手配して予約受付が始まってしまいました。
 そのネット書店で、書名と、それから内容の一端がみなさんに伝わりましたね。 ふひ。


▼この「死ぬ理由、生きる理由  英霊の渇く島に問う」(ワニブックス、たとえばここです)、実は今、まだゲラにぼくが最後の手を入れている最中です。

 それも、今回はふつうのゲラ( 本として印刷し製本する前の、仮印刷 )を出してもらう時間が無くて、ぼくの書いた原稿をただ、出版社が行数と字数を本に合わせてプリントアウトしただけのものです。
 それに、最終的な赤ペン、つまり直しを1行1行、丁寧に読み返しつつ、たった今、入れています。
 今日は大阪で、まもなく「水曜アンカー」(関西テレビ)の生放送ですから、その準備と情報確認にいつもの通り追われつつ、この赤入れもやっていて、それがなんと、あと百数十ページあります。

 今回の本は、豊富な写真という特徴もあるのですが、その写真も、ぼくが大量の写真から選んだ「候補写真」が届いている段階です。
 ここから最終的にもう一度、厳選し、さらにキャプション(写真説明)をいつもよりたっぷり書くという仕事も、残っています。

 これらの作業を、すべて自分ひとりでやります。
 編集者らの手は一切、借りません。それがぼくなりの仕事の流儀です。

 そして、これらをすべて明日の木曜正午までに完成し、編集者に渡して初めて、予定通り、8月12日に書店に並びます。


▼このさなかに何と、「予約しました」という書き込みがどっと驚くほど来ていて、実際、ネット書店で表紙の絵も無いままベストセラーにランキング入りしてしまいました。
 そうでなくても重い責任を感じていますが、今夜もちろん徹夜をして、きっちり間に合わせるだけではなく、最高の仕上がりにしてみせます。

 なぜか。
 財布からお金を出して買って下さる読者への責任がまずあります。これは、物書きとして常に、背負っています。

 それと同時にこの本については、敗戦後の日本でずっと「悪者」とされてきた日本兵のかたがた、事実はぼくらと同じふつうの日本国民が、まだ見ぬ未来の国民、すなわちぼくらのためにも戦ってくださった、最も尊敬されるべき日本国民への、わたしたちの感謝になり、名誉回復になり、祈りになり、それが、ぼくらもまだ見ぬ将来の日本国と国民の名誉と、アジアでの役割をつくっていくことに、ごくごく、ささやかながら、繋がると信じるからです。

 表紙もみないまま予約して下さっているみなさん、すごく励まされます、ありがとうございます、敬礼です。

え!

2014年07月16日 | Weblog
「もうネット書店で予約できるので、さっそく予約しました」という書き込みがありました。
 ぼくは、こういうことを知らないので、かなり驚いて、たとえばここに行ってみると、ほんとだ、確かに、もう値段も決まって8月12日発売となってる!

…「画像はありません」とあるけど、そりゃそうだ、さっき、7月15日火曜夜9時ごろに電話で、表紙と裏表紙を最終的にどうするかを編集者にお願いしたばかりだから。

 書名は「死ぬ理由、生きる理由  英霊の渇く島に問う」です。
 版元は、「希望の現場 メタンハイドレート」(たとえば、ここ)、そして「海と女とメタンハイドレート」(たとえば、ここ)、「反逆の名医…」(たとえば、ここ)とおなじ、ワニブックス(あるいは、その一部門のワニプラス)です。

「ぼくらの祖国」(扶桑社、たとえばここ)の続編ないしは正編の「その時が来る 祖国は甦る」(通称・そこよみ。扶桑社)は原稿を書き直しています。
 年内には出したいと考えています。

 純文学の小説「平成」(文藝春秋社、絶版中、中古本は1万7千円を超えていたりもしますが、一応たとえば、ここ)の続編では全くないけれど、小説の新作として12年の長きにわたって書き続けた物語は、最後の段階に来て、上掲の「死ぬ理由 生きる理由」を敗戦の日に出すことを優先させたので、最終の仕上げがこれからです。
 順調にいけば、これも年内に、世に問います。

 なにせ、書き手が、当然ながらぼくひとりですから、ひとつの出版を急ぐと、ほかが確実に後へずれます。
 発売の延期などで読者にご迷惑をかけていますことを、お詫びします。
 ぺこり。