前回(→こちら)の続き。
後輩の「自炊ってどうやるんスか」との相談に、男のカンタン料理を教えることとなった私。
「料理ができる男子はモテる」などという妄言を一顧だにしない男の中の男である私は、ボンクラ自炊三原則を元に料理を語っていきたい。
非核三原則は「持たず」「作らず」「持ちこませず」だったが、ボンクラ自炊は
「安くて簡単」
「栄養たっぷり」
「味はともかく腹はふくれる」
この三つが原則だ。食材は近所のスーパーで買えるもの。一人暮らしの大敵である野菜不足を安価でおぎない、しかも5分でできる。
前回はどんぶりものを紹介したが、今回は軽くオツマミ。大味な男の料理のアクセントにどうぞ。
1.「ねばねば」
これまた、中島らもさんの本に載っていたもの。今はなくなった近鉄小劇場近くの「川六」という店のメニュー。
納豆、オクラ、山芋をまぜて梅肉を入れて食べる。サッパリして超ヘルシー。ハシが進む。
2.レンジでハマグリ。
東海林さだおさんの本に載っていた、究極に簡単なレシピ。
ハマグリを皿に並べて、電子レンジでチン。
口が開いたらハマグリの塩味だけでいただく。それだけ。
でも、案外ちゃんとした料理みたいに見えるのが不思議。
3.ドイツ風カレーソーセージ。
カレーソーセージといっても日本ではあまりなじみがないかもしれないが、実はドイツ人のひそかなソウルフード。
ベルリンなどでは、トレーラースタンドの屋台で売られている。こっちでいえばコンビニの肉まんみたいなものか。
レシピをネットで検索すると、隠し味にまずスープを作るとかレモンがどうとか書いてあるけど、ボンクラ男子にそのような手間のかかる子とは無縁だ。
ここは、まさにカレーソーセージのルーツをあつかった、ウーヴェ・テム『カレーソーセージをめぐるレーナの物語』を参照し、
「フライパンにカレー粉を少しふりかけ、ケチャップをぶちこみ、かきまぜ、黒コショウを少し加えて」
それを輪切りにしたソーセージに、豪快にぶっかけて食べる。お好みでパンをそえて。
ベルリンっ子みたいに、紙皿に乗せ、プラスチックの楊枝で食べると雰囲気が増す。
ブリュッカー夫人の言うように、冬の寒空にさらされて食べると、なおグッド。
とまあ、ここまで数回、ボンクラ独身貴族による「サルでもできる男の自炊教室」について語ってきたが、長年の経験からして、コスト的にも栄養的にも最強なのが、
「納豆卵かけゴハン」+「レバニラ炒め」
この組み合わせではなかろうか。
レバニラはフライパン洗うのめんどければ、レンジでチン作戦でもいいし(ただしレバに火が通ってるかはちゃんと確認しよう)。
朝はヨーグルトとフルーツで、夜は毎日これを食べておけば、栄養的にも財布的にも、相当に間違いがない。
あと、「一人暮らしは大量にカレーを作って、一週間くらいそれを食べ続ける」という技もあるけど、カレーは洗い物が大変だからなあ。
後輩の「自炊ってどうやるんスか」との相談に、男のカンタン料理を教えることとなった私。
「料理ができる男子はモテる」などという妄言を一顧だにしない男の中の男である私は、ボンクラ自炊三原則を元に料理を語っていきたい。
非核三原則は「持たず」「作らず」「持ちこませず」だったが、ボンクラ自炊は
「安くて簡単」
「栄養たっぷり」
「味はともかく腹はふくれる」
この三つが原則だ。食材は近所のスーパーで買えるもの。一人暮らしの大敵である野菜不足を安価でおぎない、しかも5分でできる。
前回はどんぶりものを紹介したが、今回は軽くオツマミ。大味な男の料理のアクセントにどうぞ。
1.「ねばねば」
これまた、中島らもさんの本に載っていたもの。今はなくなった近鉄小劇場近くの「川六」という店のメニュー。
納豆、オクラ、山芋をまぜて梅肉を入れて食べる。サッパリして超ヘルシー。ハシが進む。
2.レンジでハマグリ。
東海林さだおさんの本に載っていた、究極に簡単なレシピ。
ハマグリを皿に並べて、電子レンジでチン。
口が開いたらハマグリの塩味だけでいただく。それだけ。
でも、案外ちゃんとした料理みたいに見えるのが不思議。
3.ドイツ風カレーソーセージ。
カレーソーセージといっても日本ではあまりなじみがないかもしれないが、実はドイツ人のひそかなソウルフード。
ベルリンなどでは、トレーラースタンドの屋台で売られている。こっちでいえばコンビニの肉まんみたいなものか。
レシピをネットで検索すると、隠し味にまずスープを作るとかレモンがどうとか書いてあるけど、ボンクラ男子にそのような手間のかかる子とは無縁だ。
ここは、まさにカレーソーセージのルーツをあつかった、ウーヴェ・テム『カレーソーセージをめぐるレーナの物語』を参照し、
「フライパンにカレー粉を少しふりかけ、ケチャップをぶちこみ、かきまぜ、黒コショウを少し加えて」
それを輪切りにしたソーセージに、豪快にぶっかけて食べる。お好みでパンをそえて。
ベルリンっ子みたいに、紙皿に乗せ、プラスチックの楊枝で食べると雰囲気が増す。
ブリュッカー夫人の言うように、冬の寒空にさらされて食べると、なおグッド。
とまあ、ここまで数回、ボンクラ独身貴族による「サルでもできる男の自炊教室」について語ってきたが、長年の経験からして、コスト的にも栄養的にも最強なのが、
「納豆卵かけゴハン」+「レバニラ炒め」
この組み合わせではなかろうか。
レバニラはフライパン洗うのめんどければ、レンジでチン作戦でもいいし(ただしレバに火が通ってるかはちゃんと確認しよう)。
朝はヨーグルトとフルーツで、夜は毎日これを食べておけば、栄養的にも財布的にも、相当に間違いがない。
あと、「一人暮らしは大量にカレーを作って、一週間くらいそれを食べ続ける」という技もあるけど、カレーは洗い物が大変だからなあ。