海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

寒気が去った穏やかな午後の上海

2017-02-15 | 写真日記

お子様な風景

 

寒気が去り穏やかな日の午後、私の自宅近くでアホらしい風景に遭遇。まぁ、普通この状態を見ればどちらが悪いか子供だってわかるのだが、こんなくだらない事故が日常茶飯事なのが上海。大陸の交通ルールはあって無いようなものなので、ドライバーのレベルはかなり幼稚な奴が多い。

まず、この国の交通ルールには優先順位というものが無いに等しい。交差点なんて先に飛び込んだ方が勝ちなのと歩行者に優しくないのが最大のクソ。車だけでなくバイクなんて当たり前のように逆走しているしね。これらを一言で言うと、自己中の塊ドライバーが街中を走っていると思って間違いない。そして気をつけなければならないのは、高級車に乗っている奴ほど極度の自己中が多いという事。ただ、中国全土の交通マナーが悪いという事では無く、ちゃんと秩序のある街もある。

最近上海の街が静かになったのは、不必要なクラクション禁止例が出て意味のないクラクションは罰金対象になったから。罰金という制度があるから無意味なクラクション音が聞こえなくなったのであって、これはドライバー自身の自主性でないところが大陸らしい。

☆X-Pro2+XF35mm f1.4

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

常時持ち歩いているLEDライト

2017-02-14 | 使える中国製カメラ機材

スマホ用LEDライトを二つ

 

私は常時デジカメを持ち歩いているのだが、もう一つバックの中にいつも入っている物にLEDライトがある。様々な超小形LEDライトを持っているが、これらを室内でメイン光源にしようとはまったく思ってなく、あくまでも室内の照明を生かしながら補助光として使っているので光量が少ないほうが良い。つまり、足りない部分を補う程度なので、暗い場所に直接当てるのではなく、光源の芯をあえてずらして光を当てている。仕上がった画像を見ても、LEDライトを使ったと誰も思わせないのがコツ。

また、このライトにティッシュなどでディフューズしキャッチライトの為だけに使う事もある。その目に映るキャッチライト位置により顔の表情がまったく違うから面白い。これは普段見る漫画の中に出てくる目のキャッチ部分と、その時のストーリーを関連付けてみれば納得できる。目は口ほどに物を言うからね。

こんな時は、軽く小さくコンパクトな小光量のLEDがお勧め。上の画像のLEDは、スマホ用なのでクリップが付いていて、それを二つクリップで挟んでいる。二種類の色温度のLEDが中に入っていて、その組み合わせで色温度も3種類に変えられ光量調整も出来る。重さは一個約50gなので常時バックの中に入れていても苦にならず、充電式バッテリー内蔵。日本だと宮崎の「よしみカメラ」がアカリーナという名前で販売しているはずなんだけど。

☆室内の光の雰囲気をぶち壊さず、さりげなく小光量の補助光を使うライティングは、高感度特性が良くなった最近のデジカメだからこそ出来るテクニックかもね。

☆X-Pro2+XF35mm f1.4

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消逝的老街1996-2000 Panorama 34 小学校の前

2017-02-13 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1996年撮影 豫園近くの学校前

 

学校の下校時期に遭遇し、彼らにカメラを向けると大騒ぎになり笑い声が響きわたった。全員首には赤いスカーフを巻き、同じデザインのジャージ姿が多かったので、もしかしたらこれが制服だったのかも知れない。 今から20年以上前の画像なので、みんな今は社会人になっているはず。私の写真集の中に写っている人がいれば写真をプレゼントしますと公言しているのだが、今まで一人だけ名乗りでた。でも、それは写っている人の遺族だった。

Noblex135U

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消逝的老街1996-2000 Panorama 33 四牌楼路

2017-02-12 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1999年撮影 四牌楼路の飯屋

 

豫園からほど近い四牌楼路は、安い飯屋や屋台が並んでいて見るだけでも楽しめる。ここで飯を食っている彼らはおそらく地方からの出稼組で、山盛りの飯と山盛りの焼きそばがテーブルの上に並んでいた。1999年頃からフジから出たTX-1を使い始めたのだが、このカメラのおかげて手持ち撮影が可能になりフットワークが軽くなった。メインレンズは45mmなのだが、これレンズが優れものでほとんどの撮影はこれ一本で済む。

☆Fuji TX-1 45mm

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消逝的老街1996-2000 Panorama 32 場所不明

2017-02-11 | 消逝的老街1996-2000 panorama

1996年撮影 路上肉饅屋

 

前世紀の旧城内では店舗を持たず路上で商売をやっている店も多かった。路地を歩いていて人が群がっていると、野次馬心理が働き私もつい早足になる。こんな時は許可も取らず目で挨拶し三脚を構えてすかさず一枚撮影し、相手が何も言わなければじっと石のようになり次のチャンスを待つ。ただ、長居は無用で、撮れたと思ったら挨拶して立ち去るのが撮影流儀というもの。

Noblex135U

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする