何年前か忘れたが、上海美術館の最上階のレストラン入口(5階だったと思う)にすばらしいガラス作品が窓に埋め込まれていた。今の上海美術館は、今年の秋に移転するらしいので、もう一度撮影したくなって行ったらすでに無かった。
話は変わるが、本日も機材屋と新しい商品開発の打ち合わせをしたが、まったく話にならなかった。理由は、商品をコピーする事に頭を使ってきた人達がほとんどなので、新しく商品を開発するという頭の使い方が出来ないのだ。なので、何でその商品が必要なのか説明しても理解できないのだ。つまり写真機材は販売しているが、写真やカメラが好きな訳でもない人がほとんどなのだ。仮に少しカメラの知識があったとしても、前世紀までの知識しか無く、デジタルに対しての知識はほとんど無いと思ってよい。そのような人達が、これからは自分のブランドで勝負したいとよく言ってくるが、私に言われても土台無理な話。
今日はカメラと三脚を持ち込み動画まで撮って説明したが、カメラの水平が出ていなくて柱が傾いていて写っていても気にしない人達に話をしても無駄とわかり早々と店を出た。これらの人達に共通して言える事は、年齢が50歳を過ぎている事と商売さえ出来ていればそれで良いと思っている人達だ。こちらでビジネスも含め何か新しい事をやろうと思った時に組む相手は、30歳代で海外在住経験のある人と真似はしないという信念を持っている人に限る。最近私の頭に白髪が増えたのは私自身の年齢もあるが、話ができる人が極端に少ないのも理由かもしれない。
キャノンFD50mm f1.4