エルマー50mmf2.8とGF35-70mm f4.5-5.6
ライカの初代レンズは、エルマーの沈胴式。使わない時はレンズ部分が沈胴しコンパクトに持ち歩ける事が出来る。その後、沈胴式は一時期に消えてしまったが、時々復活。最新のデジカメで手動式沈胴レンズを採用したのは、富士フィルムのGF35-70mm f4.5-5.6が最初だ。このレンズを昨年の暮れから使い始めたのだが、これが使い勝手が良くとても気に入っている。大きさは、GF63mm f2.8とほぼ同じサイズなのと、常用焦点距離ズームなので普段使いにはとても優れもの。f値が暗いから敬遠する人もいるようだが、私はこのf値は常用f値だと思っているので、むしろ歓迎している。さらに明るいレンズを使いたい時は、前世紀の古い35mmカメラ用レンズを使っていて不満はない。
ミラーレスカメラが主流になって、レンズも少しコンパクトになっているようだが、さらにコンパクトにするには、この古くて新しい沈胴式を見直すのも一つの方法かも知れない。昔、リコーペンタックスに、センサー一体型レンズを搭載したGXRという機種があり私も使っていたが、あれをセンサー固定式にして、交換レンズを沈胴式にすれば、もしかしたら短命に終わらず今も生き残っていたかも知れないと今でも思っている。
このフジフィルムの沈胴式レンズの第二弾が、75-150mmだと嬉しいのだがなぁ。
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