海上撮影家が見た上海2

上海で撮影活動をしている海原修平のBlog。「海上」とは上海の逆で、新しい上海という意味。更新は不定期。

3年前に上海で買ったROBOT STAR50

2011-02-15 | 写真日記
'
引越荷物を整理していて、ペリカンのケースからロボットスター50が出てきた。買った当時カメラ屋に聞くと、イラン人が上海に持って来て売って行ったそうだ。
元々、ロボットというカメラはドイツの軍や警察がお得意客だったメーカーで歴史も浅い。先の大戦では、軍用機の翼や高射砲の先に取付け敵機を撮影していたという写真を見た。
'
'
Discovery ChannelのDVDを見るとミノックスが最初に出てくるが、ロボットは残念ながらチラッとしか出てこない。
このカメラはゼンマイドライブなので、煙突のようなゼンマイを一杯に巻くと50枚連続してシャッターが切れる。アタッシュケースなどに仕込み隠し撮りにも使われた。スパイの歴史は、カメラの歴史でもある事がよくわかる。
フォーマットは、24x24mmで35mmフィルムの36枚撮りを使用すると50枚撮影が可能。レンズは交換できるが、私の持っているレンズは、シュナイダー製Xenar38mm f2.8 ロイヤルではないので、当然ピントは目測。
こんなデザインのデジカメが出たら即買いなんだけどな。

コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上海ネット環境 2 | トップ | 上海 天山茶城から見た月 »

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
自動巻きカメラ (ムック)
2011-02-18 17:31:33
コンパクトなカメラなんでしょうねー
以前、持っていた(たぶん探せばどこからか出てくるんだろうけど)「リコー・オート・ハーフ」ってカメラに良く似た機構ですね・・・36枚のフィルムを入れると75枚撮れましたがレンズの交換は出来ませんでした、専用の四角いフィルターは、ありました・・別売でフラッシュも存在していました
返信する
オートハーフ (かいはら)
2011-02-19 14:08:42
ムックさん
リコーオートハーフより少し大きいカメラです。リコーは、このゼンマイドライブを真似たのかもしれませんね。
私が小学生だった頃、オリンパスペンとオートハーフが全盛期でした。1960年代の話です。
返信する
自動巻きカメラじゃないけど (ムック)
2011-02-22 16:52:48
小さいって言えば・・・200万画素だけど
2センチ×3センチってデジカメ・・・・キーホルダーになってロフトで売っていましたよ
返信する
小さい (かいはら)
2011-02-24 09:46:49
そうですか、これからもっと遊びのカメラが出てくるかもしれませんね。
よい事です。
どんな画像になるのでしょうね。
返信する

コメントを投稿