尾道の宿で
RE-Auto TOPCOR58mm f1.4は、古いレンズの中でも好きな描写をしてくれるレンズだが、オーバーホールの半年後に後玉のバルサム剥がれが見つかった。例のところで修理しようと思って約1年が経過してしまい、今は東京に置きっぱなし状態。この画像はGFX50Sとエキザクタ-Mマウント経由でGFXに取り付けているのだが、GFXではケラレが発生するので44x33はカバーしない。最近の優秀過ぎるデジタル用レンズでは、こんな描写はしてくれないので残して置きたいレンズの一本。このレンズの欠点は、逆光が相当苦手。上の画像のような状態でも、しっかり左下にゴーストが出ている。
日本では、オールドレンズをデジカメに取り付けて撮影する事をレンズ遊びというらしいが、私の場合は別に遊んでいる訳ではない。また、オールドレンズは5000万画素のカメラでは解像しないと思っている人も多いようだが、そういうレンズもあれば十分解像するレンズもたくさんある。自分の目で判断するというより、理屈とデータ至上主義の日本ではありがちな話。これは、音も同じで昔のカセットテープやレコードの方が自分の耳に心地よいと思う人も結構多いし、私もその一人。
次回の帰国時に、RE-Auto TOPCOR58mm f1.4のバルサム修理を決行予定。
⭐️今日の北海道の大気汚染指数PM2.5は、上海とほとんど同じ指数 PM2.5対応マスク着用をお勧めします
GFX50S+RE-Auto TOPCOR58mm f1.4
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