2008年の終わり頃は、私が使いたいフィルムが手に入りにくくなってきた時期だった。その頃はピンホールカメラで上海の街を撮影していた頃で、ブロニーフィルムと4x5フィルムがメインだった。しかし、この国では売れない物は仕入れないという商売中心の国柄なので、フィルムに頼るよりデジタルで古いレンズを使うという方向に向かおうとした時期でもあった。
色々な古いレンズを買ってはテストし、数多くの古いレンズが私の手元を去って行った。古いレンズの場合、良い悪いは個人の主観で決めている場合が多いのと、個体差がかなりあるので他人が言っている事はあまり参考にならない場合が多い。なので買うか借りてテストするしかない。このレンズも去っていった1本だ。この話の続きは、また後日。
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